【ハハコグサ】

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 【ハハコグサ】母子草
  春の七草の一種でゴギョウと呼ばれるもの。
  葉や茎に銀白色のうぶ毛が密生して、日当たりのよい場所に生える。
  同系種にチチコグサ(父子草)というのもあるが、
  チチコグサに比べ、丸みを帯びているのが特徴。

  若い葉は七草粥や天ぷらとして食する他、
  葉を天日干しして煎じたものをお茶として楽しむ事もできる。
  また、草もちと言えば、よもぎ餅が有名であるが、
  よもぎ餅が主流になったのは明治時代ごろで、
  それより以前はハハコグサを使うのが通常だったようだ。

  ハハコグサの名前の由来には諸説があるが、
  有名なものは、葉や茎が白い毛で覆われ母親に守られているように見えたことから。
  また別の説として、その昔草もちとして利用されていたことから、
  "葉っ子草(はっこくさ)"と呼ばれていたものが訛ったという説もある。

  キク科
  学名:Gnaphalium affine
  別名:オギョウ(御形),ゴギョウ(御形)
  花期:春


参照:同系種のウスベニチチコグサ
 →
自然生態園へ行こう の ブログ : 【ウスベニチチコグサ】