【タイコウチ】

8月3日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



夏真っ盛りです。
太陽の日差しが厳しい日が続いています。
こんな日は昼過ぎの水辺の影に隠れて避暑避暑ですっ(≧▽≦)
水辺の植物たちの蒸散された空気が
通り抜ける風がとても涼しく気持ちよく感じます♪



さて、
一息ついて ふと池の中にそっと目をやると、
いろんな水中の生き物を見る事が出来きます♪

今回紹介するのはそんな水の中にいる昆虫・・・タイコウチです(・`ω´・)っ!!!
















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 【タイコウチ】太鼓打
  本州から九州の水の流れの緩やかな水田などに生息する水生昆虫。
  体長4cmほどになり、平たい体系をし、泥の表面に隠れる。
  お尻から伸びる管を水面に出し呼吸を行なう。
  その体の機能から、泥の多い水深の浅い場所を好むため、
  生活域を昔の水田などに依存していた。
  カメムシの仲間であり、肉食。
  捕まえた昆虫などに尖った口を刺して体液を吸う。

  近い種にヒメタイコウチと呼ばれるものがいるが、
  日本では非常に局地的な分布をしているという。
  また、ヒメタイコウチはお尻から伸びる管の長さが短く、
  水生より湿地を好むため、識別する事が出来る。

  名前の由来はその2本の前足(手?)の形状から。
  タイコウチを掴むと2本の前足を振るところから、
  太鼓のバチを持って振っている姿に見立てて、
  太鼓打ちという名前が付けられた。

  タイコウチ科
  学名:Laccotrephes japonensis
  別名:太鼓打(タイコブチ)
  活期:春~秋
  
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凄く特徴的な体をしているタイコウチ。
面白い形状をしていますよね。

あの尻尾みたいな鋭い管はシュノーケルだし、
平たい体はちょっと目を離すと泥と一体化して姿を隠してしまいます。
そして、目の前にくる敵を鋭い釜で捉えて首筋にザクッと口を差し込む。

まるで昆虫の中の忍者のようです(・`ω´・)
by mikenekohanten | 2006-08-03 20:52 | 昆虫・生き物他