【アレチヌスビトハギ】

9月1日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



さて、
以前に紹介しましたヌスビトハギは在来種のものでしたが、
今回紹介するアレチヌスビトハギは外来種のもの。
最近あちこちで多く数を増やしているように思います。

 参照
  →
自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヌスビトハギ】の種
















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 【アレチヌスビトハギ】荒地盗人萩
  荒地などを好む北アメリカ原産帰化植物の1年草。
  花は大きく、桃色をする。
  熟した実はマジックテープの原理のヒントともなる構造をしており、
  近くを通りかかった動物などにくっ付いて運ばれる。

  似た種にヌスビトハギがあるが、
  ヌスビトハギに比べ花は大型で種も沢山つけるので見分けが付く。

  名前の由来にはその実の形状から。
  実の形が"忍足"の足跡に似ていることから、
  盗人がはく足袋の足跡に似た実を付けるハギと言う意味でヌスビトハギとされ、
  本種は荒地などに良く見られる為、アレチヌスビトハギと呼ばれる。

  マメ科
  学名:Desmodium paniculatum
  花期:夏~秋

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外来帰化植物で、全国的に広がりを見せている種。
つまり、在来種を守る上ではあまりありがたくない種類の花です。

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葉っぱは3枚のシャープなもの。
これが丸みを帯びていると、マルバヌスビトハギの可能性も。





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外来種で繁殖能力も高く、全国的に広がりを見せている・・・
ありがたくない種類ですが、花は大きく鮮やかで、とっても綺麗なんですよね♪
個人的には好きな種だったりも・・・( ̄▽ ̄;)ヾ
花が萎み始めると、淡い紫色の先がちょっと面白い感じで残ります。





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種は在来種のヌスビトハギより多いです。
これは広がる理由が解りますね(・`ω´・)

でも、名前の由来となったヌスビトハギの種の数を考えると・・・
アレチヌスビトハギはちっとも盗人ではありませんよね( ̄▽ ̄;)ヾ