【サワヒヨドリ】

9月8日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



秋の入り口に入って
自然生態園の北の谷を桃色に染め上げる花があります。

その花の名前はサワヒヨドリ

どんな花でも咲き誇ると、とぉ~ってもキレイですが
この時期の自然生態園では まさに見ごたえのある風景が広がります(・`ω´・)
















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【サワヒヨドリ】沢鵯
 日本各地に分布が確認されている多年草。
 山野間の湿地帯を好む。
 茎は基本的に直立し、茎に生える毛のビロードの肌触りが良い。
 花は主に淡い桃色をする事が多いが白い種もある。

 ヒヨドリバナとの交雑種も多く、変種も多い。
 葉が3裂する種をミツバヒヨドリ、
 葉が細長くなり、葉が3裂する種をホソバノミツバヒヨドリ、
 茎が無毛で葉の裏に斑紋の無い種をフジバカマと別ける。

 サワフジバカマは茎が赤味を帯び、葉は有柄で3裂、薄紅の花色。
 フジバカマは茎が主に緑色、葉は有柄で上部を除き3裂、淡紫から白の花色。
 ヒヨドリバナは茎が緑色をし、葉は有柄で概ね3裂せず、白の花色。
 本種は茎が赤味を帯び、葉は無柄で細く3裂し、淡紅から白の花色。

 似た種にサワフジバカマがあるが、
 サワフジバカマは葉の切り口をしばらく置くと
 桜餅のような香りがすることで識別する事が出来るという。

 名前の由来は花が開花する時期から。
 ヒヨドリが鳴く季節に花を咲かせるためヒヨドリバナと呼ばれ、
 本種は湿地を好むためサワヒヨドリと呼ばれる。

 キク科
 学名:Eupatorium lindleyanum
 花期:夏~秋



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本物の秋の七草ではありませんが、
自然生態園を代表する秋の七草といったところでしょうか
小さな花がとっても美しく、可愛らしく、咲き誇り圧倒されます(≧▽≦)