【モグラ】

10月18日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



突然ですが、自然生態園で見られる3竜と呼ばれるものがあります。
国営讃岐まんのう公園はあの竜神伝説も残る満濃池に隣接していますので、
3竜を見ることが出来ちゃうのです(≧▽≦)

今回はその中でも、
なかなかその姿を見る事が出来ない1竜のご紹介です(・`ω´・)
















【モグラ】_a0059328_20502467.jpg



 【モグラ】土竜
  本州から九州にまで分布が確認されているモグラ科の仲間。
  日本のモグラは7種ほど確認されており、大きくは
  土の中で生活するモグラと、夜間は地上に出てくるヒミズに分けられる。
  地面を掘り進めるうち、たまった土を地上に書き出す。
  この時、地面に盛り上がった土をモグラ塚と呼ぶ。

  香川県に置いては
  ヒメヒミズ、ヒミズ、アズマモグラ、コウベモグラの
  四種が確認されていると言う。

  名前の由来には諸説あるのだが、一般的に言われているのは
  地面を高く盛り上げると言う意味の"うごろもつ"と言う言葉に
  漢字を当てて"宇古呂毛知(うごろもち)"とし、
  ここから"もち"が短縮されて、更に呼び名が訛り、モグラとなったと言われる。

  モグラ科
  学名:Mogera
  活期:1年中



【モグラ】_a0059328_2112321.jpg

















土の竜と書いてモグラと呼びます。
土の中を縦横無人に動き回る姿を土竜に例えたのかも知れません。
また、中国ではミミズのことを土竜と書く事から、
"土の中で活動する生き物"の名前が誤って伝わった可能性もありますね(・`ω´・)

香川県で見られるモグラの内、
尻尾の長さから見て、コウベモグラかアズマモグラのどちらか。
アズマモグラが山地を好むそうですが、
絶滅危惧されていることを考えても、この写真のモグラはコウベモグラだと思われます。
(正しく見分けるには歯の並びを見るそうですが、私には判別できません)

実は・・・この子は死んでしまっていました・・・
モグラをこうやって観察できる機会は少ないですから、
そっと触らせてもらうと、毛はジュウタンのようにふかふか(・`ω´・)
一緒に居たしじゅうからさんのお話では
毛が皮膚から垂直に立ち、前進後進が容易に出来やすい構造になっているんだとか。

なるほど・・・
目の退化も含めて、
環境が体の作りを変えていくんですね(´・ω・`)
by mikenekohanten | 2006-10-18 20:10 | 昆虫・生き物他