【ヘビイチゴ】

5月11日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





5月から6月の頃、
道端に赤い実が何だか楽しい気持ちなっちゃいますよね。
美味しいものにちょこちょこ見られるわけですが、
人間の味覚からして、"裏切り"に出会う子も中にはいます。

それが今回ご紹介のヘビイチゴさんです(`・ω・´)
















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 【ヘビイチゴ】蛇苺
  本州から九州にまで分布が確認されているバラ科の多年草。
  半日陰の湿った土地を好む。
  茎は地表を匍匐して伸び、
  春の初めに黄色いバラ科の花を付け、梅雨の頃に赤い実をつける。
  果実は食用しても毒は無いが、美味しくは無い。

  似た種にヤブヘビイチゴがいるが、
  花の裏には萼片の他に副萼片が見られるのだが、
  ヤブヘビイチゴが萼片を超えるほど大きいのに対し、
  本種の副萼片は萼片と同じぐらいの大きさである。
  また、ヤブヘビイチゴの種子の表面にはシワが無いのに対し、
  本種の種子の表面にはシワがあるために識別できる。

  名前の由来はその実から。
  苺に似ているが無味で美味しくなく、
  「何でも丸呑みしてしまう蛇ぐらいしか食べないのではないか?」
  と言う意味からヘビイチゴと呼ばれるようになった説がある。
  
  バラ科
  学名:Duchesnea chrysantha
  別名:毒苺
  花期:春~夏



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これだけ赤い実がなっていると、
「おっクサイチゴだっ ラッキー」なんて思って近づいて
ヘビイチゴだと気づいてがっかり・・・゚(゚つ△`゚)゚。・・・なんてことも。
まったくもって騙されます。

別名で毒苺なんて呼ばれますが、毒は特にありません
何故、毒苺と呼ばれていたのか解かりませんが、
食べても美味しくないから~と言う程度の認識で付けられたのでしょうか(`・ω・´)

そんな真っ赤な実ですが、
何でも、この赤い実に見える部分を偽果と呼ぶそうです・・・
苺の表面がブツブツしていますが、このブツブツが実であり種。
実には"肉"が付いていないので痩果(そうか)と呼ばれるそうです。





食べても毒はありませんので、
道で出会ったら、どんな風に不味いのか、
一口食べてみるのも一興かもしれません。

ちなみに、私は一口頂いた事がありますが、
味のしないスカスカのリンゴのような口ざわりでした( ̄△ ̄;)ゞ
まぁ、「不味い」とは思いませんが、好んで食べたいとも思わない感じです♪