【ニセアカシア】

5月12日はれ


にゃんぱち はゆです♪




ふと、高いところに白く、ウネウネと咲く花を発見。
どうやら樹木の花のようで、妙に大降りで、気になって撮影(*゜―)■*

後から、木の幹を見て、すぐに何か解かりました(≧▽≦)
















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 【ニセアカシア】針槐
  日本全土に生息が確認されている北米原産外来種のマメ科の落葉高木。
  明るい場所で過湿な土地を好む。
  高木で20mほどになり、初夏の頃に白い花を総状花序状に下げる。
  別名に代表されるように茎にはトゲが見られる。

  日本へは明治の頃に持ち込まれたと言われ、
  成長が早く、痩せた土壌にも適応し、大型の花を付けることから、
  街路樹や砂防の緑化などに植栽されたのが野生化したといわれる。
  ただし、横風などで折れ易く、茎には針が見られる事から嫌われる事もあり、
  強い生命力から他の在来種を圧倒し、
  外来生物法にある要注意外来生物リストにも記される。
  完全な駆除は難しいとされる。

  また、樹皮には毒があると言われ、
  樹皮を食べた馬などが中毒症状を出す事もあると言う。

  名前の由来はその花の形状から。
  アカシアに良く似たマメ科の花を付けるが、
  アカシアには茎にトゲが無いのに本種には茎にトゲがあることから
  偽者のアカシアという意味のニセアカシアと呼ばれる。
  また、ハリエンジュの名前の由来も同様に
  エンジュに良く似た形状をするが、茎にトゲが見られる事から、
  トゲのあるエンジュということでハリエンジュと呼ばれる。
  漢字で針槐と書くが、これは中国の漢名より当てられた。

  マメ科
  学名:Robinia pseudo-acacia
  別名:針槐(はりえんじゅ)、禿山縛(はげやましばり)、禿縛(はげしばり)
  花期:夏



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最初見たときは、花の大きさにビックリしましたが、
調べてみるとやっぱりマメ科。
マメ科の特徴的な花を付けていますね。





そんなニセアカシアですが、どうにも繁殖力が強いようです。

まず、マメ科の特徴である窒素を地中に溜め込む性質を持っています。
田んぼの肥えにするためにゲンゲの種を撒いたりするのも同じ理由ですが、
その空中の窒素を閉じ込める事で、痩せた土地でも優先的に成長するようです。

しかも、成長が早く、芽生えから1年で2mほどまで成長し、
あたりの木々が大きくなるより早く大きくなり、
すぐに日陰を作り、他の植物を圧倒して追いやってしまうようです・・・

しかも、折れ易い性質がある所為か、萌芽更新に強い植物のようで、
駆除するのも非常に難しいと言われています(`・ω・´)





ここでもまた外来種問題。
自然生態園でも結構な数のニセアカシアを見ますので、
かなりの注意が必要な子かも知れません・・・