【サビキコリ】

5月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





5月に入って暑い日が続く天候ですが、
のんびりと自然生態園を歩いていつものように自然観察。

ふと、園内の手すりに
小さなコメツキムシが止まったので写真に撮影する事に。(*´▽`*)

写真を手がかりに名前を調べてみると、
その名前がサビキコリと言うらしい。
すっごくヘンテコな名前ですよね( ̄△ ̄;)ゞ

















【サビキコリ】_a0059328_0114411.jpg



 【サビキコリ】錆木樵
  日本全土に分布が確認されているコメツキムシの仲間。
  平地から低山の林の中で見られる。  
  幼虫は肉食で土の中で獲物を待ち、捕食する。
  成虫の食性は雑食と言われ、
  樹液や朽木や葉に留まらず、昆虫の死骸なども食す。

  類似種がいくつかあるが、
  本種の前胸背板には1対の小突起があり、見分けることが出来る。
  また、コメツキムシの仲間にしては胴部が短く幅が広い。

  名前の由来ははっきりとは残っていないが一般的に言われるのが、
  コメツキムシの仲間は比較的光沢を持つ種類が多いのに対し、
  本種には光沢が見られないことから木樵の錆びと言う意味で呼ばれる。

  コメツキムシ科
  学名:Agrypnus binodulus
  活期:春~秋


















光沢が無く、もし木にへばり付いていたら多分気づかないでしょうね( ̄△ ̄;)ゞ
そんな特徴的なスタイルから名前の由来が一ひねりされています。

サビキコリなんて、中々のセンスがないと付けることが出来そうにないですよね。
名前の由来はハッキリ解かりませんでしたが、
木に化けるのが得意そうなので、
木に化けたサビキコリに気づかず、木樵がノコを引いちゃって、
ノコのサビになってしまった・・・なんて由来を想像できます。



サビキコリは、もちろんコメツキムシの仲間ですから、
ひっくり返すとペコーンと飛ぶそうです。
でも、他のコメツキムシに比べて寸胴なので中々飛ばないそうです・・・

それどころか、死んだフリをする事が多いらしく・・・( ̄△ ̄;)ゞ
by mikenekohanten | 2007-05-17 00:01 | 昆虫・生き物他