【オオアオイトトンボ】

6月28日 はれ


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にゃんぱち はゆです♪



自然生態園で見られるトンボたち。
その中でも観察が容易に出来るのがイトトンボの仲間

園路に近い茂みに潜んでいて、飛ぶのが少しヘタなので、
少々近寄っても逃げ出しません。

そんなイトトンボの仲間を当ブログでも何種類か紹介して来ましたが、
異彩を放って、美しい子が今日紹介するオオアオイトトンボです♪

















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【オオアオイトトンボ】大青糸蜻蛉
 本州から九州にまで分布が確認されているアオイトトンボの仲間。
 周囲が木で覆われたヤや薄暗い池を好む。
 イトトンボの仲間では大型種で、体長4cmほど。
 光沢のある金属緑色をし、成熟しても白い粉を吹かない。
 メスはオスに比べて色合がやや褪せている。
 梅雨の終わりごろに現れ、夏の中ごろまで観察が出来る。
 産卵は池の上に位置する細い木の枝などに行なわれ、
 卵から孵ったヤゴは水面に落ちるようになる。

 似た種にアオイトトンボ科の種があり、
 特にオオアオイトトンボとコバネアオイトトンボの同定が難しい。
  オオアオイトトンボ
   ・♂は腹部第10節に白い粉を噴く
   ・♂の下付属器の先は外に反る
   ・♀の産卵管は大きく発達している
   ・♂♀共に、翅胸側面の金属緑色の部が第2側縫線に十分に届く

  アオイトトンボ
   ・♂は腹部第9,10節に白い粉を噴く
   ・♂の下付属器の先は反らずに長い
   ・♀の産卵管はオオアオイトトンボに比べ未発達
   ・♂♀共に、翅胸側面の金属緑色の部が第2側縫線にやや届く

  コバネアオイトトンボ
   ・♂は腹部第9,10節に白い粉を噴く
   ・♂の下付属器の先は短い
   ・♀の産卵管はオオアオイトトンボに比べ未発達
   ・♂♀共に、翅胸側面の金属緑色の部が第2側縫線に届かない

 名前の由来は、その色合から。
 本体が糸のように細く、美しい緑色をして
 粉を吹く種がやや青色になることから、アオイトトンボと呼ばれ
 本種は粉を吹かないのだが、大型であるためオオアオイトトンボと呼ばれる。

 アオイトトンボ科
 学名:Lestes temporalis
 活期:夏



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それでも比較的簡単に観察する事が出来る子ですね(*´▽`*)
とても美しい、メタリックグリーンをしていているので
じっくりと園路際の茂みを見ながら歩いていると、目に付くように思えます。

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アオイトトンボの仲間は他のイトトンボと比べて明確な違いがあり、
羽根を広げて枝に止まる特徴があります。
イトトンボ事態があまり飛ぶ事が苦手で、飛んでも羽根をバタつかせ、
重たそうに飛ぶ子なのですが、
このオオアオイトトンボは特にその傾向が強いように見えます。
むしろ、自ら飛んでいる姿を殆ど見かけない気も・・・。


また、産卵も特徴的で、
多くのトンボが直接水面に卵を産みつけるのに対し、
オオアオイトトンボは水面の上の木の枝に産み付けます。
その生態上、やや薄暗く木が茂ったような少し放棄された山に
固体が多いようにも感じられますね(`・ω・´)

これもまた、一つの「住み分け」と呼ばれるものと言えます。

















ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。



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by mikenekohanten | 2007-06-28 02:37 | 昆虫・生き物他