【タチカモメヅル】

7月25日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



夏の自然生態園となると、
湿地の谷でこの植物を見なければ・・・と思ってしまいます。

湿地の谷を歩いていると、青々としたヨシに絡まるように点々と、
小豆色をした肉厚の花びらを付ける花、タチカモメヅルが姿を現します♪

















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【タチカモメヅル】立鴎蔓
 本州から九州にまで生息が確認されている ガガイモ科のつる性の多年草。
 山地の湿地帯や休耕田の畦などを好む。
 茎は直立するが、先がつる状になり、別の植物に絡みつく。
 夏には小豆色の小さな花を咲かせる。

 名前の由来には諸説があるが、
 一般的に言われている説は、その葉の形状から。
 対になる2枚の葉が空を羽ばたくカモメの羽に見えることから鴎蔓とされ、
 本種は茎の基部が直立するためタチカモメヅルと呼ばれる。

 ガガイモ科
 学名:Cynanchum nipponicum Matsum
 別名:黒花立鴎鶴
 花期:夏



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名前の由来は対生の葉がカモメの羽ばたきに見えるから・・・だそうです。
2枚目の写真を見ると、小豆色の花が咲いているところに対生の葉が見られます。
確かに対生といっても少し後になびいたように見えて、
カモメが風に乗っているようにも見えますね(≧▽≦)

"タチ"カモメヅルとあるように、茎ははじめ立ち上がります。
なので、茎に近いところの花は非常に強く見えますが、
やはり、先にいくほどに"ツル"状に変わり、流線的に花を付けていくので、
柔らかな味わいのある雰囲気に変わりますね(*´▽`*)