【サワヒヨドリ】

7月29日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園で秋の頃になると見ごろになる花。
ヒヨドリバナに似て薄紅色の花を付ける・・・
その花の名前をサワヒヨドリと言います(*´▽`*)




秋にキレイな花を咲かせますが、固体自体は夏の頃から確認でき、
秋の頃に美しい花を大量に咲かせます(*´▽`*)
















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【サワヒヨドリ】沢鵯
 日本各地に分布が確認されている多年草。
 山野間の湿地帯を好む。
 茎は基本的に直立し、茎に生える毛のビロードの肌触りが良い。
 花は主に淡い桃色をする事が多いが白い種もある。

 ヒヨドリバナとの交雑種も多く、変種も多い。
 葉が3裂する種をミツバヒヨドリ、
 葉が細長くなり、葉が3裂する種をホソバノミツバヒヨドリ、
 茎が無毛で葉の裏に斑紋の無い種をフジバカマと別ける。

 サワフジバカマは茎が赤味を帯び、葉は有柄で3裂、薄紅の花色。
 フジバカマは茎が主に緑色、葉は有柄で上部を除き3裂、淡紫から白の花色。
 ヒヨドリバナは茎が緑色をし、葉は有柄で概ね3裂せず、白の花色。
 本種は茎が赤味を帯び、葉は無柄で細く3裂し、淡紅から白の花色。

 似た種にサワフジバカマがあるが、
 サワフジバカマは葉の切り口をしばらく置くと
 桜餅のような香りがすることで識別する事が出来るという。

 名前の由来は花が開花する時期から。
 ヒヨドリが鳴く季節に花を咲かせるためヒヨドリバナと呼ばれ、
 本種は湿地を好むためサワヒヨドリと呼ばれる。

 キク科
 学名:Eupatorium lindleyanum
 花期:夏~秋



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基本的にやや薄紅色に花を付ける子ですが、
固体によっては白に近い花を付ける子も居ます(*´▽`*)

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時期は花期からみると、やや早いので、やはりつぼみの形状が多いように思います♪
花が開くと髭上の花びらが開き、近づいてみると中々美しい姿を見る事が出来ます♪

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さて・・・
このサワヒヨドリに似た種でサワフジバカマと呼ばれる種があるそうです。
これがどうやらサワヒヨドリサワフジバカマの交雑種らしく、
一般的に「フジバカマ」と園芸品店で販売されているそうです。

そして何よりヤヤッコシイのは
秋の七草のフヂバカマと園芸品種のフジバカマ(サワフジバカマ)は別種であるが、
現在混同されて園芸品種のフジバカマ(サワフジバカマ)
秋の七草とされているのだとか・・・

斯く言う私も、フジバカマ(サワフジバカマ)が秋の七草だと思って疑いませんでした・・・
秋の七草のフヂバカマは基本的に茎の色が白なのだとか・・・

基本的にサワヒヨドリとは関係の無い話でしたが、
フジバカマ(サワフジバカマ)の知名度の低さなども考え、
ここに記載させていただきました(`・ω・´)