【ミズオオバコ】

8月24日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



水田草の代表格・・・ミズオオバコ
去年も自然生態園の田んぼの中で確認できた子です♪
今年は去年に比べて開花が少し遅かったので心配していたのですが、
ちゃんと葉っぱも見られて、ようやく開花♪
キレイな花を見せてくれました(≧▽≦)
















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【ミズオオバコ】水大葉子
 本州から九州にまで分布が確認されているトチカガミ科の一年草。
 水深の浅い止水の環境を好む。
 葉には透明感があり、水の中に広げ、葉の縁がやや波かかる。
 その葉は水深により大きさを変えて、深いほど葉が大きくなる。
 花茎を伸ばし、水面で薄紅色から白色の花を咲かせる。
 また、花は1日で枯れる一日花。

 似た種にオオミズオオバコと呼ばれる種があるが、
 これは生息環境による変動であり
 別段区別する必要は無いと言うのが一般的のようである。

 名前の由来は、葉の形状から。
 大きな葉を広げる草という意味のオオバコと言う植物があるが、
 それに似た葉を水の中で広げると言う意味からミズオオバコと呼ばれる。

 トチカガミ科
 学名:Ottelia alismoides
 花期:夏



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さて、今回は自然生態園を少し離れて、私の家のご近所のお話。

私は透明感のあるキレイな葉が大好きです。
田んぼに葉を広げているのを見ると、
ついつい葉の下に手を入れて、手のひらを透かして見てしまいます。

私の近所の下水溝に物凄く大きな
オオミズオオバコと言える固体が沢山ありました。
(注)ここでは大きさからあえてオオミズオオバコと記載しています)

しかし、悲しい事に片道1車線の道を片道2車線にすることになり、
その下水溝は上からフタをされ、きれいに土を入れられてしまいました。
後数ヶ月もしたら、恐らくアスファルトで固められるのでしょう。
光は入らなくなりますから、きっとその固体は死んぢゃうんでしょう・・・(´・ω・`)

種は残っているでしょうが、その種が光を浴びる瞬間は来るのか・・・

ちなみにその道路とは438号線です。
飯山周辺に住んでいる方なら、
あぁ、あの道幅を広げいてるところか」と解かるはずですよね?
守りたい個体、でもそれは環境の変化で簡単に姿を消してしまいます。
それが人的であろうが、そうでなかろうが・・・です。