【アキノウナギツカミ】

9月12日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





さて、自然生態園の湿地で秋を代表する花が咲いてきました(≧▽≦)
その名もアキノウアンギツカミですッ!!!

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これはツボミ。

物凄いインパクトの強い名前が付けられた植物です(≧▽≦)
















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【アキノウナギツカミ】秋之鰻掴
 日本全土で生息が確認されているタデ科の1年草。
 やや薄暗い湿地を好み、群生する。
 葉は細長く、茎を包み込むように付く。
 茎は地面を這うように伸び、枝分かれし
 上部で立ち上がり、その先に花をつける。
 茎には下向きのトゲが並ぶ。
 花は薄紅色をし、枝先に小さな花を密生して付ける。

 似た種が数多くみられ、
 ママコノシリヌグイ、ヤノネグサ、ミゾソバ、ナガバノウナギツカミなどがある。

 本種は葉が矢尻型をし、葉柄が無~有まであり、秋に咲く。
 ウガギツカミは矢尻型をし、葉柄があり、春に咲き小型。
 ミゾソバは葉が牛形状をし、葉柄があり、両面に毛と刺が見られる。
 タニソバは葉がひし形をし、葉柄があり、葉柄に翼が見られる。
 ママコノシリヌグイは葉が三角形をし、葉柄があり、茎を抱く。
 ヤノネグサは葉が楕円長形になり、葉柄がある。

 名前の由来は茎の毛から。
 茎に硬い毛が多く見られ、
 ウナギを捕まえる事が出来そうな事から、ウナギツカミと呼ばれ、
 本種はその仲間のうち、秋に咲くことからアキノウナギツカミと呼ばれる。

 タデ科
 学名:Polygonum sieboldii
 別名:アキノウナギヅル
 花期:秋



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自然生態園ではミゾソバアキノウナギツカミが観察できます。
この2種は花を見てもいまいち見分けが付きませんから、
見分けるためには葉っぱを見る必要があるんですよね(*´▽`*)

3枚目の写真では葉の基部が茎を抱いているように見えます。
葉も細く矢尻形をしていますね。
よって、この子はアキノウナギツカミと言えます♪

それにしても、このインパクトのある名前の由来・・・
この固体の蔓を手に巻きつけてウナギを捕まえていたのかなぁ・・・?( ̄△ ̄;)ゞ





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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です