【キッコウハグマ】

10月31日 くもり


にゃんぱち はゆです♪

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3つの花がワンセットになったように咲かせる・・・
キッコウハグマです♪
今年も開花が確認できました(*´▽`*)















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 【キッコウハグマ】亀甲白熊・亀甲羽熊
  日本全土で分布が確認されているキク科の多年草。
  山地のやや乾燥した日陰を好む。
  花は、一つの花頭は3つの白い小花からなる。
  葉は角ばった心形をする。
  茎に蕾を多くつけるのだが、そのうち花を咲かせるのは極一部で、
  殆どの多くが花を咲かせず自分の花粉で受粉する閉鎖花と言う形を取り、
  なかなか花をつけない植物として知られている。

  名前の由来は種の頃に付ける白い綿毛から。
  中国やチベットに住む哺乳類のヤクの尾の内、白いものを白熊(ハグマ)と言い、
  日本では兜やヤリの飾りに使われる白い毛のボンボリを羽熊と呼ぶ。
  種子に付く白い綿毛をその白熊に見立ててハグマと呼び、
  そのうち、本種は葉の形、紋様が亀の甲羅のように見えることから、
  亀の甲羅に似た葉を持つ白熊と言う意味でキッコウハグマと呼ばれる。

  キク科
  学名:Ainsliaea apiculata
  花期:秋



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低山地の日陰を好む上、薄暗い場所では花を咲かせず、閉鎖花である事が多い・・・
暗いと花を咲かせないと言うのも何か理由があるのかな?(`・ω・´)

今年も開花していることを確認しましたが、
今回は花にズームして撮影してみました。

よく見ると、タンポポのように小さな花の集合体のように見えます。
でも、実は3つの小花の集まりなんですよね。
花びらが15枚ほど見えますが、
一つの小花の花びらが、5つの切れ込みになっていて、
それが3つあるから、タンポポのように見えるそうですよ(`・ω・´)

つまり、花びら(舌状花)が15枚に見えても、
実際は3枚(3つの花)って事なんです♪














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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-10-31 22:43