2005年 12月 01日 ( 1 )

この時期、晴れた日に自然生態園を歩くと気持ちが良い。
足元から心地よい音が聞こえるから。

枯れた落ち葉がカリッカリに乾いていて、
踏むと「サクッ、サクッ」と気持ちの良い音を聞かせてくれる。

別に落ち葉なんて街中でも普通に落ちている。
でも、街中の落ち葉は「街内美化」と称されすぐに掃除されてしまう。

見た目が悪い?
腐ると臭う?
雨が降るとスベるから危ない?

理由は様々あると思うし、
そう言う考えも一理あると思う。

でも、こんなに気持ち良い音を奏でる落ち葉を
ただ掃きとって捨ててしまうのはもったいない気がする。





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見てみて、
この落ち葉のジュウタン。
一面が茶色く染まって。
街の中では、まず見る事が出来ない風景。

木々が葉を落とし、冬越しの準備をはじめた証拠。
土の中の生き物は、これをお布団にして冬眠を始める。
さらに、目に見えない微生物たちが、落ち葉を食べて分解し、土に栄養を与える。
それを木々が吸い上げ翌年に綺麗な葉を茂らせる。



街中の木々の落ち葉はすぐに掃除させられちゃうけど、
こう言った自然の摂理から落ち葉を抜いちゃうとどうなるんだろう・・・。

それをお布団にしていた生き物はどこで冬眠するの?
それを食べていた微生物たちは何を食べるの?
そして、落ち葉が分解されてない栄養の無い土で木々は翌年葉を茂らせる?

コンクリートだらけの街の中に生えている木々は
人の手によって管理され、適度に栄養の高い土を混ぜてもらって生活している。
人々はそれを見て少しでも"自然"を感じようとする。

それは消して悪いことじゃない。
そこから少しずつでも変わって行くんだと思う。
早く、そのコンクリートの中の自然の先に気付いてほしい。
でも、ゆっくりでも良いので自分の意志で気付いてほしくもある・・・。






国営讃岐まんのう公園でも落ち葉を集める。
集められた後はさっぱりして気持ちが良い。
でも"何かが違う"

まんのう公園事務所の方にも、その"違和感"に気付いて欲しい。

集められた落ち葉は
国営讃岐まんのう公園の敷地内にあるリサイクルセンターで腐葉土に変えられる。
細かく刻んで乾燥させ、土と混ぜ、
半年ほどかけて綺麗な腐葉土にして、
また、国営讃岐まんのう公園の花壇に使われます。




自然生態園の落ち葉はあまりに酷いと、
公園の人たちが掃除しちゃうけど、基本的にはそのまんま。
たまに、「職員さんが落ち葉を集めているなぁ~」って思ったら
田んぼの上に広げて撒いていたり。

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冬のうちに、こうする事で
田んぼに自然の養分を蓄えさせて、
来年の田植えには又たくさんの穂を実らせてくれるんだとか。





自然の摂理に流れるまま。
そこに"無駄なもの"は何も無い。