カテゴリ:植物・夏・黄色の花( 30 )

9月10日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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去年、キンミズヒキだと思っていた子がヒメキンミズヒキと分かって以来、
何故か、見る子、見る子がヒメキンミズヒキだった私・・・

いやぁ。
決して、キンミズヒキの数が少ないわけではなく、
普通に山を歩けば出会えるはずなのだけど、何故か出会えなかったんですよね。

そのリベンジとして、今年は注意深くキンミズヒキを探してみたら・・・





あるわ、あるわ、キンミズヒキ!!!!















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【キンミズヒキ】金水引
 日本全土に分布が確認されているバラ科の多年草。
 低山地のやや日陰で湿り気のある場所を好む。
 小さな黄色い花をつける。
 葉は5~9枚の小葉を持つ羽状複葉になり、
 小葉は細い楕円をし、鈍い鋸歯がある。
 葉の付け根には明瞭な托葉が見られる。
 果実にはカギ状のトゲがあり、
 粘着力が弱いものの、くっつき虫として知られる。

 似た種にキンミズヒキ、チョウセンキンミズヒキと呼ばれる種がある。

  キンミズヒキは一般的に
  花びらは倒卵形で幅広く先が浅く割れる傾向にあり、10mm程度。
  雄しべは10~15本程。
  葉は大きく、鋸歯は鋭い。

  ヒメキンミズヒキは一般的に、
  花びらは細い楕円形をし、先が尖がり、5mm程度と小さい。
  雄しべは10本以下。
  葉は小さく、鋸歯は鈍い。
  全体的に小柄。

  チョウセンキンミズヒキは一般的に
  花びらは倒卵型で幅広いが先は丸くなり、15mm程度と大きい。
  雄しべは数が多い点で識別で
  葉は丸みを帯び、鋸歯は鈍い。
  葉の裏に長い軟毛

 名前の由来は花の付き方から。
 タデ科の植物にミズヒキと呼ばれる種があるのだが、
 本種属はバラ科であるにも関わらずタデ科のミズヒキに似た花の並びをする為、
 金色のミズヒキで、キンミズヒキと呼ばれる。

 バラ科
 学名:Agrimonia pilosa Ledeb. var. japonica (Miq.) Nakai
 花期:夏



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ちなみに、去年見つけていたヒメキンミズヒキはこちら。

 →にゃんぱち 地球生態園 : 【ヒメキンミズヒキ】





撮影している部位が部位だけに、
見分けるのは少し難しいところもあるけど、
この程度の違いだと、「個体差」の域を出ない気もする・・・(・ω・;)ヾ

さて、あなたが見ていたキンミズヒキ
果たして、「キン」なのか「ヒメ」なのか「チョウセン」なのか!

















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
9月11日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園の南の谷。
放棄された田んぼの畦道でとても小さな植物の花を発見しました。
「なんだろう?」と近寄って写真をパシャリ(*´▽`)■*

面白い形状をした花だったのですが、私は知らない子。
そこで、図鑑を持って調べてみると・・・

















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【ミゾカクシ】溝隠
 日本全土に分布が確認されているキキョウ科の多年草。
 田んぼの畦などの、背の低い植物が生えるやや湿った土地を好む。

 花は葉腋から花柄を伸ばして、
 白から淡紅色で2cmほどの小さな花を咲かせる。
 花びらは5裂して、片方に偏る。
 葉は互生で低い鋸歯。
 茎は地面を這うように分岐して広がり、節から根を出す。

 名前の由来はその特性から。
 田んぼの畦などを好んで生えて、茎の節から根を下ろしながら
 田んぼの溝を覆い隠す勢いで広かる事からミゾカクシと呼ばれる。
 また、別名にアゼムシロと呼ばれる事があるが、
 こちらも同様の理由で田んぼの畦に筵(ムシロ)を敷いたように
 一面に広がる事に由来していると思われる。
 標準和名は基本的に、
 この2種のどちらかが使われるが、統一はされていないようだ。

 キキョウ科
 学名:Lobelia chinensis Lour.
 別名:畦筵(アゼムシロ)
 花期:夏



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名前の由来から見ても、非常に強く広がるイメージがありますが、
自然生態園では本当に1~2株が隅っこで花を咲かせていただけでした。

名前からも解かるように、
人の生活に非常に近い位置で生息していた事を考えると、
定期的な草刈などが行なわれていた
人が管理をしていた田んぼの畦を好んだのかも知れません。

そう考えると、自然生態園の放棄された田んぼの畦で
細々と咲いている姿がなんだか悲しげにも見えます(´・ω・`)




花はすごくヘンテコな形をして、
半円の花に5つの切れ込みを入れたような形状。
これでキキョウ科って言うんだから面白いですね(*´▽`*)

でも、そういえばサワギキョウなども、
同様に5枚に裂けた半円系ですよね。
(半円というよりは縦長な花ですが・・・)






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9月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



前回までにマメ科の植物をいくつか紹介してきましたが、
今回もマメ科の植物だったりします・・・

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヤハズソウ】
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ネコハギ】

前回までに紹介したのが、薄紅色の花を持つヤハズソウ
白色の花を持つネコハギですが、
今回紹介するマメ科の植物は黄色い花の色をしたヤブツルアズキです♪

















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【ヤブツルアズキ】ヤブツルアズキ
 本州から九州にまで分布が確認されているマメ科の一年草。
 やや薄暗い草地を好む
 花は黄色で2cm程度。
 茎はつる状になり、黄褐色の毛が見られる。
 葉は3小葉からなり、黄褐色の毛が見られる。
 果実は鞘状で無毛。
 5~10cmほどに真っ直ぐ伸び、熟すると黒くなり、2つに裂ける。

 食用に栽培されているアズキの原種と言われ、
 本種の豆もまた食用になると言う。
 豆はアズキより黒ずみ斑で、やや小さい。

 似た種にノアズキと呼ばれる種があるが、
 ノアズキは花の中央に見られる竜骨弁に翼弁は被らず上辺に伸び、
 葉はクズを小型にしたような形をし、3裂せず、
 果実はサヤエンドウのような扁平の豆果をつけるのに対し、
 本種は花の中央部分の竜骨弁に翼弁が覆い被さり、
 葉は一部、3裂に亀裂し、
 果実は筒状になり、長く延びる点で識別できる。

 名前の由来はその生育地から。
 豆を食用にする事からアズキと呼ばれる食用品があり、
 本種はその原種であり、つる性で藪を好むことから、
 ヤブツルアズキと呼ばれる。

 マメ科
 学名:Azukia angularis var. nipponensis
 花期:夏



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似た種のノアズキとは、花が酷似し、
この2種は見分けが困難と言われています。
ただ果実(豆果)は明らかに違いがあるようです。
果実がなっていたら、一発で見分けが付きそうです(*´▽`*)

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これがヤブツルアズキの果実になります。
ノアズキはまだ見た事がありませんので、
発見したら、その花の形状などを比較したいですね♪





同じ日に3種のマメ科を見つけちゃいました♪
しかも、赤、白、黄色と三色っ
マメ科の1つを取っても、いろいろな種類がありますね(*´▽`*)






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8月26日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園の中を歩いていると、
12号線の階段の脇に黄色い花を見ることが出来ました♪
毎年、同じ場所に小さな固体をつけるコナスビです♪

















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【コナスビ】小茄子
 日本全土で分布が確認されているサクラソウ科の多年草。
 平野部から低山地の背の低い草地を好む。
 茎は地面を這うようにして広がり、軟毛が目立つ。
 葉は広卵形で対生する。
 花は初夏の頃から見られ、黄色い花を付ける。 

 似た花にミヤマコナスビ、オニコナスビと呼ばれる種がある。
 ミヤマコナスビは山野を好み、本種に比べ花が大きく葉が楕円形で
 萼裂片の先は尖らない点で識別できる。
 オニコナスビは花の付け根が赤味かかる点で識別できる。

 また、学者によっては花柄の長い固体を
 ナガエコナスビとして分けることがある。
 本種との主な識別点は、本種に比べてナガエコナスビは
 花柄が長い点く実が下にうつむく点と言われている。

 名前の由来は、実の形状から。
 実が茄子のような形状をし、小型である事から、
 小さな茄子と言う意味でコナスビと呼ばれる。

 サクラソウ科
 学名:Lysimachia japonica
 花期:夏~秋



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実がナスに似ていて小型だからコナスビ
でも、私はコナスビの実を見た事が無かったりします・・・
名前の由来となっている所ですから、一度は見ておきたいのですが・・・。

花を見る限り、ナスビには見えませんね( ̄△ ̄;)ゞ

花といえば、科目がサクラソウ科。
サクラソウ科といえば、自然生態園ではオカトラノオを確認する事が出来ますが、
1枚目の写真のように、花のアップだけを見ていると、
オカトラノオの花と雰囲気が似ていますよね(*´▽`*)
8月13日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園にはキンミズヒキがあります。
私も園内でそれをみて、キレイに咲いているな・・・と疑わなかったのですが、
ついこの間、お友達のブログで
ヒメキンミズヒキが取り上げられていました。

それを見たとき、
あれ? 自然生態園で見られるのはどっちだ?」と疑問に思ってしまったのです。

しかし、実はこのヒメキンミズヒキの情報を知ったのは
花が終わってから随分と後になってで、
一応、花の写真を撮影はしていたのですが、疑って撮影していたわけでは無いので、
葉っぱや茎、托葉などを撮影していませんでした・・・( ̄△ ̄;)ゞ
もしかすると固体が残っているかもと
前に見た場所に行ってみると刈り取られた後でした・・・

ので、今回の識別は花の形状からのみとなります(`・ω・´)

















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【ヒメキンミズヒキ】姫金水引
 日本全土に分布が確認されているバラ科の多年草。
 低山地のやや日陰で湿り気のある場所を好む。
 小さな黄色い花をつける。
 葉は3~5枚の小葉を持つ羽状複葉になり、
 小葉は細い楕円をし、鈍い鋸歯がある。
 果実にはカギ状のトゲがあり、
 粘着力が弱いものの、くっつき虫として知られる。

 似た種にキンミズヒキ、チョウセンキンミズヒキと呼ばれる種がある。
 キンミズヒキは一般的に
 花びらは倒卵形で幅広く先が浅く割れる傾向にあり、雄しべは10~15本程。
 ヒメキンミズヒキは一般的に、
 花びらは細い楕円形をし、先が尖がり、雄しべは10本以下。
 チョウセンキンミズヒキは一般的に
 花びらは倒卵型で幅広いが先は丸くなり、雄しべは数が多い点で識別できる。

 名前の由来は花の付き方から。
 タデ科の植物にミズヒキと呼ばれる種があるのだが、
 本種属はバラ科であるにも関わらずタデ科のミズヒキに似た花の並びをする為、
 金色のミズヒキで、キンミズヒキとされ、
 本種はキンミズヒキよりもやや繊細に見えることから、
 ヒメキンミズヒキと呼ばれる。

 バラ科
 学名:Agrimonia nipponica
 花期:夏



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花の形状を見ると凡そ、ヒメキンミズヒキであると思われます。
本当は茎や葉、托葉などの形状を総合して判断するのでしょうが・・・( ̄△ ̄;)ゞ

花びらは一般的なキンミズヒキに比べ、細くて先が尖っているように見えます。
雄しべの数も少なく、8~10本といったところでしょうか。


う~んっ!!!
またやってしまった。゚(゚つ△`゚)゚。

そう思って過去に撮影したキンミズヒキフォルダの写真を洗い出してみたら
(悔しい事に葉っぱなどを撮影した写真が無かった・・・)
全ての写真がヒメキンミズヒキの形状をしていたり・・・

もすかすると逆に、自然生態園にはキンミズヒキが無いかも!?
7月7日 くもり


にゃんぱち はゆです♪



まんのう公園は特別な場合を除いて、夕方5時(夏の頃は夕方6時)に閉園します。
また、自然生態園においては、まんのう公園が夜間開園中であっても、
夕方5時(夏の頃は夕方6時)に閉園します。

この"閉園時間"と言う区切りの為に、一般のお客様が出会いにくい植物があります。
それが今回紹介するユウスゲと呼ばれる植物です。

















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 【ユウスゲ】夕菅
  本州から九州の草原などで自生している多年草。
  比較的日当たりの良い場所を好む傾向にある。
  夕方、日が暮れ始める頃にツボミが開き始め、
  朝までには、しぼんでしまうのが特徴である。

  似た種にニッコウキスゲやエゾキスゲなどがあるが、
  ニッコウキスゲは日中に花を咲かせ、
  エゾキスゲは夕方花を咲かせ、翌日の夕方まで花を見る事ができ、
  花の咲かせ方から種別を識別できる。

  名前の由来は
  葉の形がスゲの葉に似ていて、花が夕方ごろに開き始めるため、
  夕方に咲く菅と言う意味でユウスゲと呼ばれる。
  注)ユウスゲはユリ科

  ユリ科
  学名:Hemerocallis thunbergii
  別名:黄菅(キスゲ)
  花期:夏



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自然生態園では、凡そ閉園から1時間前ぐらいに咲き始めます。
4時過ぎから5時ごろでしょうか。
自然生態園には外灯が無いため、真っ暗になりやすく、閉園1時間前。
その時間にもなれば多くのお客様は戻ってきてしまっているんですね。
その為、このユウスゲに気づかれるお客様が非常に少なかったりします。

名前の由来は葉がスゲに似ているのにも関わらず、
夜になると立派なユリ科の花を咲かせると言う所から。
昼間、近くを歩いても、
スゲの草と勘違いして花に気づかないかもしれません・・・( ̄△ ̄;)ゞ

7月始めにはキレイに開花を始めますので、
自然生態園にお越しの際には是非観察して欲しいお花でもあります(≧▽≦)
6月18日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





自然の中にはイロイロと面白い特徴を持った生き物が多いですよね。
特に植物には「おっ」と思える種類がありますが、
その中でも腐生植物と言うのは、その生態の不思議さに驚かされます(≧▽≦)


今回紹介するツチアケビもそうですよね♪

















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【ツチアケビ】土木通、土通草、通草
 日本全土に分布が確認されているラン科の腐生植物。
 やや薄暗い低山地の林、特に竹林などを好む。
 葉緑素を持たず、共生菌に依存しナラタケと共生する。
 光合成をしないため、葉は退化している。
 花は夏の頃に咲き、3cm程度で黄色をして唇弁が円形になる。
 秋の頃に果実がなり、赤色で長細い特徴的な形状をする。

 名前の由来は、その形状から。
 実が熟すると自ら割れる事から、
 開け実が転じてアケビと呼ばれる植物があり、
 本種はその実に似ているが、土から生えてくるためツチアケビと呼ばれる。
 (アケビはアケビ科、ツチアケビはラン科で別種)
 注)ツチアケビの実はアケビのように開きません
 また、漢字で土木通と呼ばれるのは、アケビは蔓性で木に絡むため、
 木に通ると言う意味の木通とされ、本種は地面に留まるので土木通と書く。

 ラン科
 学名:Galeola septentrionalis
 別名:山乃神之錫杖(やまのかみのしゃくじょう)、山唐辛子(やまとうがらし)
 花期:夏



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本当に面白い生態をしています♪
自ら光合成する事をあきらめ、土の中の共生菌から栄養を得ています♪
ナラタケと共生するんだそうです。

野生のラン科はどうも菌と共生する子が多いですよね。
キレイで希少だからと、山から持って帰って家に植えても枯れてしまう例が多いそうで、
どうやら、その共生菌が上手く働かないと枯れちゃうようです。

彼らは進化の過程で、この共生菌に頼った生き方で生き抜いてきたわけですが、
環境ががらりと変えられ、共生菌がいなくなっちゃったら、
総じて彼らも絶滅してしまうんですね・・・(´・ω・`)

「野草は野にあるからこそ美しい」と言う言葉を稀に聞くことがあります。
本来の意味は別の意味で使われるのでしょうが、
この言葉は「あるべき場所に、そのものがある」と言う事を
適切に言い当てているように思います。

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こんな面白い形状、特徴をしているツチアケビですが、
秋の頃には名前の由来にもなったとされる実をつけます♪

これが面白い形状なわけですが、
この続きはツチアケビの実を撮影したときにっヽ(*゜▽゜)ノ
5月28日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





今回の記事はヒメジョオン
何気に どこにでも咲いている花なので、
いつでも撮れるや~ なんて気持ちが先に出ちゃってスルーしがちなんですよね

だから、ここは一つ、
一度しっかりと撮影しておこうと思った訳です(≧▽≦)
















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【ヒメジョオン】姫女苑・姫女菀
 日本全土に生息が確認されている北アメリカ原産の帰化で
 キク科の1年草、または越年草。
 日当たりの良い草地を好み、比較的イロイロな環境に耐える事が出来る。
 花は白~薄紅色をする舌状花と呼ばれる花と
 その中心部に見られる黄色をした筒状花から成る頭花を茎の先につける。
 葉は互生、縁には粗い鋸歯があり、葉柄は上部ほど見られなくなる。
 茎には白い毛が見られ、断面図では、中心に髄が詰まる。

 似た種にハルジオンと呼ばれる種があるが、
 本種は蕾があまり下を向かず、茎の中に髄があり、葉が茎を抱かないのに対し、
 ハルジオンは蕾が下を向き、茎の中は空洞で、葉が茎を抱く点で識別できる。
 また、近縁種にヘラバヒメジョオンという種があり、
 こちらは葉がヘラ状になるか成らないかで見分けることが出来る。

 名前の由来は諸説があり、
 1つに中国の漢名にある女菀(姫紫菀)と言う花に似ていて美しい事から、
 小型の女菀と言う意味でヒメジョオンと呼ばれた説と
 1つに春紫菀に似ているが小型であるため、姫紫菀とされたが、
 それより先に姫紫菀と言う名の植物が存在したために、紫を女に当てなおして
 姫女菀(ヒメジョオン)とした説がある。
 

 キク科
 学名:Erigeron annuus
 別名:鉄道草(てつどうぐさ)
 花期:夏~秋



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凄く可愛い花なんですけどね・・・
いつでも見られると思うと中々撮影しないものです・・・怠慢ですね( ̄△ ̄;)ゞ

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ヒメジョオンは糖尿病予防の薬用を持つ事もでも知られています♪
若い固体を灰汁抜きして、煎じて呑むんだそうです(≧▽≦)

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一応、ハルジオンとの見分けで最も使われる、
葉が茎を抱く、抱かないと言う部分も。
写真を見ると抱いていない事が解かりますね♪
5月28日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





今回はカキノキのご紹介♪
カキノキと言えば、あの秋を代表する果物とも言える、柿の成る木ですね(*´▽`*)

自然生態園では、2種のカキノキを確認する事が出来、
1種は南の台地にある、果樹園の柿。
もう1種は自然生態園の中にチョコチョコと見られる野生の柿です(`・ω・´)
















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 【カキノキ】柿乃木
  日本全土に分布が確認されている
  中国原産史前帰化のカキノキ科の落葉低木。
  日当たりの良いところを好む。
  高さは15mほどになり、樹皮は縦に裂ける。
  葉は互生に付け、全縁、広楕円形から卵状楕円形になる。
  雌雄同株である。
  夏の初めに葉腋に黄緑色の花を下向きにつける。
  雄花は集散花序に数個ならび、雌花は大き目の花が一つずつ咲く。

  山野にあり、葉や子房に毛が多いものをヤマガキと分類することもあるが、
  雑種なども多く、一般的に識別は難しいとされている。

  また、基本的に野生種の柿は渋柿であるとされる。
  柿は実生から育ったものは一般的には渋柿になる確立が高いと言われ、
  甘柿はそれの突然変種であると言う。
  果樹園などに植えられる甘柿は、甘柿の種を接木されたものである。
  その為、多くの野生種が渋柿になる。

  食用のカキの他、渋柿は柿渋から防腐剤を作ったり、干し柿を作ったり、
  柿の葉は煎じてお茶などに利用される。
 
  名前の由来は樹木の特徴から。
  カキノキを切ると、中央部が赤色をし、赤い木から「アカギ」と呼ばれ、
  それが転じて「カキ」と呼ばれるようになったのだが、
  いつしか「カキ」は実を指す言葉になり、カキが成る木でカキノキと呼ばれる。

  カキノキ科
  学名:Diospyros kaki
  花期:夏



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自然生態園で見られる2種のカキ。
果樹園で見られるのは恐らく甘柿でしょう。
接木などをして人が食べるように改良されたものですね。
大きな実がなりますし、
秋の熟れる頃にはカラスが啄ばんでいるので恐らく甘いのだと思います。

逆に、自然生態園の山路で見られるカキノキは渋柿でしょうね。
野鳥などが殆ど見向きもせず残っている姿を見ますし、
実は小さく、生け花などで利用しそうです。



カキって甘柿だったとしても、その種を撒いて生えてくるのは渋柿。
「接木で増やす」事を始めに考えた人って凄いですよね(`・ω・´)
この技術が生まれるでは、カキって渋いものだったのでしょうね・・・

渋柿と言えば、すぐに出てくるのが干し柿。
これも「渋いカキの皮を剥いて干すと甘くなる」事に初めて気づいた人は凄い・・・。





そんなカキですが、甘柿が突然変異で出来るなんて不思議で仕方ありません。
果樹園などにある甘柿の被害を良く聞くのは、カラスによる被害です。
つまり、カラスは甘いものが大好きで、甘柿が好物だと解かります。

ところが、山の中にある柿・・・野生の物ですから、恐らく渋柿でしょう。
殆どの鳥が手をつけずに残してあるのです・・・
もちろん、甘いもの好きのカラスも手をつけていません。

普通、こういった植物の場合、鳥などに食べられる事により種を運んでもらい、
生息地を広げていくと言うのが植物の知恵のハズ・・・
なのに、野生のカキは多くの場合が渋柿で鳥に食べられる事無く残っています。
これって不思議ですよね・・・

全て甘柿なら、容易に鳥が食べ、
容易に分布を広げる事が出来るはずなのに、
何故、渋柿ばかりができて、
狙ったように僅かな確立で甘柿ができて、それが鳥により運ばれる・・・

まるで自らの繁殖を抑制しているように思えます・・・(`・ω・´)




植物の知恵・・・まだまだ奥深そうです



















6月5日撮影分

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カキノキに・・・ぶぅ~んっ







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ハチが・・・








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蜜、うんま~ぃ」(≧ρ≦)
5月28日 はれ


にゃんぱち はゆです♪




自然生態園を歩いていると、
タンポポっぽい姿をしているけど、やけに茎が長いなぁ~」と
ちょっと不思議な雰囲気を持つ草に出会う事があります♪

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去年もしっかり確認しました、ブタナです♪

















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【ブタナ】豚菜
  日本全土に生息が確認されているヨーロッパ原産の帰化、キク科の多年草。
  適度に刈り込みが行なわれる、人があまり入らない荒地を好む。
  花は多くの舌状花から形成され、雄性先熟。
  葉には毛が多く付き、円形のロゼット状になり、花期の頃には鋸歯が目立つ。
  花茎には基本的に葉は付かず、上部で枝分かれし、複数の頭花をつける。

  似た種には在来、外来のタンポポ属が見られるが、
  タンポポ属は1つの花茎に1つの頭花しか付かないが、
  本種は1つの花茎が途中で分岐し、複数の頭花をつけることで識別できる。

  名前の由来はフランスの俗名から。
  フランスではタンポポの葉などを食用にするのに対し、
  ブタナは好んで食べる事は無いため、
  "Salade de pore"豚のサラダ(人が食べないタンポポ)と呼ばれ、
  日本ではそれをそのまま当て、ブタナと呼んでいる。

  キク科
  学名:Hypochaeris radicata
  別名:タンポポもどき
  花期:初夏



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花だけ見ると、タンポポなのですが、
妙に茎が長くって、途中で枝分かれして・・・
タンポポに見えて、タンポポではない。
別名のタンポポもどきというのも解かりますね♪

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このブタナは前回紹介したノアザミと好む生息環境が近いと言えます。
常年ロゼットに近い形状で居るため、
背が高くなるような植物が多い土地では上手く光合成ができません。
ですから、適度に刈り込みが入る場所を好むようです♪

また、ロゼットの割りに人の踏みつけに弱いそうです・・・
なので、裸地で人があまり通らないような場所も好むようですね・・・