カテゴリ:植物・夏・赤/紫/青色の花( 61 )

6月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪




自然生態園では秋の頃になると、
紫色のキレイな実を付ける植物があります(*´▽`*)
名前をヤブムラサキと言って、ヤブの中からひょっこりと
紫色のキレイな実を出す植物だったりします。

今回は、その植物の花の頃の美しい姿を紹介ですっ!!!
















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【ヤブムラサキ】藪紫
 本州から九州にまで分布が確認されているクマヅツラ科の落葉低木。
 低山地の林のやや日陰を好む。
 初夏の頃に紫色の小さな花をいくつも付ける。
 葉は単葉で対生とし、不明瞭な鋸歯が見られる。
 葉の表は短毛、裏は星状短毛(短い毛のビロード)状になる。
 葉腋から花は初夏の頃に紫色の小さな花を付ける。
 花序にも毛が見られる。

 似た種にムラサキシキブと呼ばれる種があるが、
 本種には全体的に毛が多く見られるのに対し、
 ムラサキシキブにはそう言った短毛が見られない点で識別できる。

 名前の由来は実の色と、その形状から。
 冬になると、紫色の実を数多く付ける姿から紫重実(ムラサキシキミ)とされ、
 その音が転じて平安時代の女性作家の紫式部が当てられた。
 本種はその仲間の中でも、花や実の付が悪く、
 全体的に毛が見られる事から、ヤブの中のムラサキシキブという意味で、
 ヤブムラサキと呼ばれるようになる。

 クマヅツラ科
 学名:Callicarpa mollis
 花期:夏



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秋の頃に色鮮やかに変化する実が特徴的で、
昔から日本人に愛されてきた植物だと言いますが、

中々どうして、

花も可愛らしいですよね♪



ちょっと毛深い感じがしますが、葉のビロード感などは個人的に好きです(*´▽`*)




ムラサキシキブとヤブムラサキの明確な見分け方は
上の記事の通りで"毛"ですが、
個人敵には、そのほかに、
ヤブムラサキは花を下向きに付けるような気がします。
名前の由来はもしかすると、「日を避ける花」で"ヤブ"なのかもとおもったりも(*゜―゜)
9月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



春の頃に、ヤハズエンドウと言う種類の植物を紹介しました。

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヤハズエンドウ】
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ホソバヤハズエンドウ】

覚えていますでしょうか?

ヤハゾウエンドウは一般的にはカラスノエンドウと呼ばれていますね。

この時のあえて"ヤハズ"と言う単語を使って植物を紹介した訳ですが、
今回は同様の理由で"ヤハズ"と言う名前が付けられた
ヤハズソウと呼ばれる植物です♪

















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【ヤハズソウ】矢筈草
 日本全土に分布が確認されているマメ科の一年草。
 畦道や荒地などの背の低い植物が生える草地を好む。
 葉は3小葉からなり、平行の脈がハッキリと診られる。
 花は薄紅色をし、葉の腋に1個から2個付ける。
 
 似た種にマルバヤハズソウと呼ばれる種があるが、
 本種に比べ、マルバヤハズソウは葉に丸みを帯び、
 葉の先がやや凹む傾向にある。
 また、茎に生える毛は上を向く点で識別できる。

 名前の由来はその特性から。
 葉の先を葉脈に沿って爪を立てて引っ張ると、
 残った葉の形が矢筈に見えるため、ヤハズソウと呼ばれる。

 マメ科
 学名:Kummerovia striata
 花期:夏



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以前紹介した、ヤハズエンドウと比べてみても、良く似た植物ですよね♪
同じマメ科ですから、似ていて当たり前と言えば当たり前なのでしょうが♪(*´▽`*)

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これが名前の由来となる、葉の特徴。
弓矢で使われる、""はご存知ですよね。
その"のお尻の部分。
弓の弦の部分に引っ掛けるところを""と言います。
つまり、窪みで作った引っ掛けを""と言い、
矢のお尻にある筈で"矢筈"となる訳ですね。

この"筈"は日本語でも良く使いますよね。
●●になる筈だ。」と言ったときに使う""も
矢筈が弓の弦にぴったりと合う事から、
「当たり前に起こりえる」と言う意味合いで使われています♪

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爪で形を入れると簡単に、この形状に千切れます。
(キレイに千切るのは難しいのだけど・・・)
もし、道端で見つけたら、是非やってみてください(*´▽`*)





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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
8月24日 はれ


にゃんぱち はゆです♪




夏の真っ只中になり、当ブログでも何度か取り上げ、
自然生態園でもお馴染みとなりました
ヌスビトハギが美しい花を咲かせていたので、レポですヽ(*゜▽゜)ノ

















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【ヌスビトハギ】盗人萩
 日本全土で分布が確認されているマメ科の多年草。
 やや薄暗い山野の茂みを好む。
 花は小さく、薄い紅色をする。
 葉は三小葉から形成され毛があり、葉は茎全体に散生される。
 熟した実はマジックテープの原理のヒントともなる構造をしており、
 近くを通りかかった動物などにくっ付いて運ばれる。

 似た種にヤブハギ、ケヤブハギ、フジカンゾウ
             マルバヌスビトハギ、オオヌスビトハギなどがある。
 ヤブハギ・ケヤブハギは葉が茎の下部に集中して生える点、
 フジカンゾウは小葉が5~7枚の奇数羽状複葉になる点、
 マルバヌスビトハギは頂小葉の最広部が先端よりである点、
 オオヌスビトハギは葉の葉脈が葉の縁に届かない点で識別できる。

 名前の由来にはいくつか説があり、
 実の形が"忍足"に似ていることから、
 盗人がはく忍足に似た実を付けるハギと言う説や、
 荒地をこっそり歩いてきた盗人の服にこっそりと実を付けるという説や、
 気がついたら服に付いていて「こっそりと仕事をする」と言う説もある。

 マメ科
 学名:Desmodium oxyphyllum
 花期:夏



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名前の由来は去年の記事にしましたね♪

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヌスビトハギ】の種

これが中々面白い形状と名前の由来の一つ(*´▽`*)







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自然生態園では同じ種の仲間としてアレチヌスビトハギがあります。

ヌスビトハギは在来種ですが、アレチヌスビトハギは外来種。

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【アレチヌスビトハギ】

近年、国内で数を増やしている固体。
色が艶やかで、ヌスビトハギに比べ、大型の花。
そんなアレチヌスビトハギも色合もキレイですが
やはりは私は、ヌスビトハギの方が日本的な控えめな美しさが好きです♪




あなたはどちらが好きですか(≧▽≦)






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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
8月24日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



水田草の代表格・・・ミズオオバコ
去年も自然生態園の田んぼの中で確認できた子です♪
今年は去年に比べて開花が少し遅かったので心配していたのですが、
ちゃんと葉っぱも見られて、ようやく開花♪
キレイな花を見せてくれました(≧▽≦)
















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【ミズオオバコ】水大葉子
 本州から九州にまで分布が確認されているトチカガミ科の一年草。
 水深の浅い止水の環境を好む。
 葉には透明感があり、水の中に広げ、葉の縁がやや波かかる。
 その葉は水深により大きさを変えて、深いほど葉が大きくなる。
 花茎を伸ばし、水面で薄紅色から白色の花を咲かせる。
 また、花は1日で枯れる一日花。

 似た種にオオミズオオバコと呼ばれる種があるが、
 これは生息環境による変動であり
 別段区別する必要は無いと言うのが一般的のようである。

 名前の由来は、葉の形状から。
 大きな葉を広げる草という意味のオオバコと言う植物があるが、
 それに似た葉を水の中で広げると言う意味からミズオオバコと呼ばれる。

 トチカガミ科
 学名:Ottelia alismoides
 花期:夏



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さて、今回は自然生態園を少し離れて、私の家のご近所のお話。

私は透明感のあるキレイな葉が大好きです。
田んぼに葉を広げているのを見ると、
ついつい葉の下に手を入れて、手のひらを透かして見てしまいます。

私の近所の下水溝に物凄く大きな
オオミズオオバコと言える固体が沢山ありました。
(注)ここでは大きさからあえてオオミズオオバコと記載しています)

しかし、悲しい事に片道1車線の道を片道2車線にすることになり、
その下水溝は上からフタをされ、きれいに土を入れられてしまいました。
後数ヶ月もしたら、恐らくアスファルトで固められるのでしょう。
光は入らなくなりますから、きっとその固体は死んぢゃうんでしょう・・・(´・ω・`)

種は残っているでしょうが、その種が光を浴びる瞬間は来るのか・・・

ちなみにその道路とは438号線です。
飯山周辺に住んでいる方なら、
あぁ、あの道幅を広げいてるところか」と解かるはずですよね?
守りたい個体、でもそれは環境の変化で簡単に姿を消してしまいます。
それが人的であろうが、そうでなかろうが・・・です。
8月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園の園路の隅っこにやけに大きなタデ科の植物を発見。
オオイヌタデ? とも思ったのですが、
花の色は紅色が濃く力ない感じで垂れていて、
更に、葉の幅も妙に割り広い感じ・・・

図鑑で調べて見て、
ようやく この子がオオケタデである事が解かったのです。

















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【オオケタデ】大毛蓼
 本州から九州にまで分布が確認されている、
 東南アジア原産帰化植物、タデ科の1年草。
 日当たりの良い草地を好む。
 茎は高く伸びて、最大2m近くまでなり、
 葉は葉卵形をし、幅広く、茎や葉には毛が多く見られる。
 花は紅色をし、花穂は垂れ下がる。

 江戸時代頃に日本に持ち込まれたと言われ、
 民間療法に使われたり、観賞用に育てら、
 それが野生化したと言われている。

 似た種にオオイヌタデと呼ばれる種があるが、
 本種の葉は葉卵形をして幅広なのに対し、
 オオイヌタデの葉は幅の細い披針形となる点で識別できる。
 また、本種は茎に毛が見られるが、
 オオイヌタデの茎の節の鞘には毛が生えない。

 名前の由来はその特徴から。
 本種はタデ科の中でも、大型であり、
 葉や茎に毛が多く見られる事から、オオケタデと呼ばれる。

 タデ科
 学名:Polygonum orientale
 別名:大紅蓼(おおべにたで・園芸品種名)
 花期:夏



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私が見た個体は1m弱と
オオケタデからみるとやや背丈が低いよう。
でも花は濃い紅色をし、
葉も広くてオオイヌタデとは随分と印象が違います。

茎には確かに毛が目立ちます。



webを回って悩んだのが
オオケタデオオベニタデの違い。
いろいろ調べてみたところ、
どうやら両方とも同じ植物を指すようだと解かりました(≧▽≦)
野生種をオオケタデ、園芸品種をオオベニタデと呼ぶようで、
どうにもややこしいです( ̄△ ̄;)ゞ
8月13日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



さて、前回に紹介したエダウチスズメノトウガラシですが、
自然生態園で見られるスズメノトウガラシ
 どうやらエダウチトウガラシのようだ
」と記載していました(`・ω・´)

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【エダウチスズメノトウガラシ】

ところが、ところがっ!!!
写真とにらめっこしていると・・・
なんとも、ヒロハスズメノトウガラシも中に混じっているようなのですっ!?!?
















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【ヒロハスズメノトウガラシ】広葉雀之唐辛子
 本州から九州にまで分布が確認されているゴマノハグサ科の1年草。
 水田の畦などのやや湿り気のある場所を好む。
 茎は分枝し畦に広がり、小さな薄紫の花をつける。

 本種は近年、
 エダウチスズメトウガラシとヒロハスズメノトウガラシの
 2種に分類訳されるようになった。
 一般的にエダウチスズメノトウガラシは
 葉が狭くて基部が細くなり、先が尖る傾向にあり、
 花は3裂する下唇中央の裂片が長くなる傾向にあり、花柄は短いのに対し、
 ヒロハスズメノトウガラシは葉がやや広くヘラ状になる傾向にあり、
 花は3裂する下唇中央の裂片が短くなる傾向にあり、花柄は長くなると言う。

 名前の由来は名前の由来はこの植物になる実から。
 実の形が長細く、唐辛子のように見えるのだが、アゼトウガラシと区別するため、
 "雀が食べる唐辛子"という意味でスズメノトウガラシと呼ばれ、
 本種はその仲間でも葉が丸みを帯びヘラ状になる傾向にあることから、
 広い葉を持つと言う意味でヒロハスズメノトウガラシと呼ばれる。

 ゴマノハグサ科
 学名:Lindernia antipoda (L.) Alston var. verbenifolia (Colsm.) Ohba
 花期:夏~秋



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今回撮影した写真では、
アゼトウガラシエダウチスズメノトウガラシが混生していて、
固体の葉が確認できませんから
花以外の情報から見分けることは出来ません・・・( ̄△ ̄;)ゞ


・・・が、先の記事で紹介したエダウチスズメノトウガラシ
明らかに違う花柄の長さが見て取れます。
エダウチスズメノトウガラシは花のすぐ下に葉(苞葉)がありますが、
今回紹介したヒロハスズメノトウガラシには、花のすぐ下に葉がありません。

また、去年の写真なども洗いなおして見ましたが、
花の色が白に近い固体ほど花柄が長い(ヒロハ?)で
花の色が紫がかる固体ほど花柄が短い(エダウチ?)のようでした。

花の色に関しては、自然生態園の固体にのみ言えることかも知れませんので、
ここではtagを赤/紫/青色の花しています・・・(`・ω・´)
8月13日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



去年、踏み潰しちゃってたかも植物として紹介したキツネノマゴ
凄く小さな可愛らしい花を咲かせる子ですね♪

思わず見逃しそうになりますが群生する傾向にあるので、
生えているところに行けば比較的見つけやすいともいえます♪

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【キツネノマゴ】

もちろん、自然生態園でも今年の開花の確認をする事が出来ました(*´▽`*)
















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【キツネノマゴ】狐之孫
 本州から九州にまで生息が確認されているキツネノマゴ科の一年草。
 やや日陰で湿った、田んぼの畦のような場所を好む。
 茎に特徴があり、角張った茎の角が6つある。
 夏から秋にかけて小さな紅色の花をつける。

 似た種にキツネノヒマゴ(曾孫)やキツネノメマゴ(女孫)と言う種がある。
 本種は葉に毛が少なくて幅が細く、日本の広い範囲で分布するのに対し、
 ヒマゴは葉の両面に毛が多く見られて丸みを帯び、日本では沖縄等に分布し、
 メマゴは葉が肉厚で丸みを帯び、日本では沖縄等に分布する点で識別できる。

 名前の由来は、花穂の形状から。
 その小さな花穂を子狐の尻尾に見立て、狐乃孫と呼ばれる説がある。
 また、一見シソ科に見えるのだが、茎の特徴が6角であるため、
 "キツネがシソに化け損ねたもの"と言う意味から狐乃孫と呼ばれる説もある。

 キツネノマゴ科
 学名:Justicia procumbens
 花期:夏~秋



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前回の時は、ちょっと不思議な茎の形状のお話をしました♪
名前の由来には諸説があり、はっきりとしないのですが、その中の1説に
シソ科やゴマノハグサ科のように唇形花を付けるのに茎が六角をすることから、
シソ科やゴマノハグサ科に似て非なるものであるため
シソ科に化け損ねた・・・幼いキツネという意味で名付けられた説があります。
 注)実際は子房や果実の形、種子の数などで識別される。

そんなキツネノマゴに似た植物で、
キツネノヒマゴキツネノメマゴという種がいます。

どちらも群生地は日本では沖縄や一部の島々なので、
四国では見分け方に困る事は無いと言えそうです。

キツネノヒマゴはキツネノマゴに比べ、花が一回り小さいと言われます。
なるほど、それで曾孫と言うわけですね(`・ω・´)
キツネノメマゴはキツネノマゴに比べて葉に丸みがあるのが特徴とされています。
キツネノマゴより可愛いので女孫と言う訳ですね(`・ω・´)

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3枚目の写真では花に2種の黒い点、
花の奥にも黒い点が見られます。

どうやら虫のようですが・・・蜜が出ているのかな?(*´▽`*)
8月13日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



さて、今回紹介する植物はヤブラン
当ブログでは数回紹介し、夏の時期の花としてお馴染みになってきましたね♪

紫色の可愛らしい花を咲かせるあの子です♪

















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【ヤブラン】薮蘭
 本州から九州にまで分布が確認されているユリ科の多年草。
 林の縁のような半陰を好む。
 花は、夏の頃に茎を伸ばして花序に淡紫色の花を総状に付ける。
 葉は根生し、細長く斑が入る種もある。
 秋の終わりごろには光沢のある黒い実を数多く実らせる。

 似た種にコヤブラン、ヒメヤブランと呼ばれる種がある。
 本種は株立ちをし、花が多く付くのに対し、
 コヤブランは地下茎で群生をつくり、花はやや疎らに付き、
 ヒメヤブランは地下茎を持ち、葉は極端に細く花茎より長く、
 花も数個しかつけない点で識別する。

 名前の由来はその葉の形状から。
 ラン科の植物の葉に似ていて日陰の薮の中にあるため、
 薮の中にあるランに似た葉をつける植物と言う意味でヤブランと呼ばれる。

 ユリ科
 学名:Liriope muscari
 別名:山菅(やますげ)、リリオペ、夏ムスカリ
 花期:夏~秋



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ヤブランは一見すると秋の入り口の花・・・と思い勝ちですが、
実は夏の頃から花の準備をしています。
そして、少しずつ花を咲かせ始め、
更に花の時期が非常に長いため、10月頃まで花が観察でき、
妙に"秋"のイメージがしみこみ易い花ですね(≧▽≦)
8月13日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園の田んぼの畦に所狭しと広がるスズメノトウガラシと呼ばれる植物が居ます。
以前、取り上げたときも、少し記載したのですが、
このスズメノトウガラシは一般的に葉の形状で2種に分けることが知られています。
それが、ヒロハスズメノトウガラシエダウチスズメノトウガラシと呼ばれる種です。

自然生態園で見られる種はどちらかと興味深く観察していたのですが、
どうやらエダウチスズメノトウガラシのようでした・・・

















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【エダウチスズメノトウガラシ】枝打雀之唐辛子
 本州から九州にまで分布が確認されているゴマノハグサ科の1年草。
 水田の畦などのやや湿り気のある場所を好む。
 茎は分枝し畦に広がり、小さな薄紫の花をつける。

 本種は近年、
 エダウチスズメトウガラシとヒロハスズメノトウガラシの
 2種に分類訳されるようになった。
 一般的にエダウチスズメノトウガラシは
 葉が狭くて基部が細くなり、先が尖る傾向にあり、
 花は3裂する下唇中央の裂片が長くなる傾向にあり、花柄は短いのに対し、
 ヒロハスズメノトウガラシは葉がやや広くヘラ状になる傾向にあり、
 花は3裂する下唇中央の裂片が短くなる傾向にあり、花柄は長くなると言う。

 名前の由来は名前の由来はこの植物になる実から。
 実の形が長細く、唐辛子のように見えるのだが、アゼトウガラシと区別するため、
 "雀が食べる唐辛子"という意味でスズメノトウガラシと呼ばれ、
 本種はその仲間でも枝分かれが著しい種であるため
 枝打ち(樹木の枝取り作業)に見立てエダウチスズメノトウガラシと呼ばれる。

 ゴマノハグサ科
 学名:Lindernia antipoda (L.) Alston var. grandiflora (Retz.) Tuyama
 花期:夏~秋



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詳しい見分け方から判断するに、
どうやら自然生態園で見られるのはエダウチスズメノトウガラシと言う種の様子。
元々はスズメノトウガラシと呼ばれてたものが、
実は形状の違いから2種に分かれたというのもちょっと面白い話ですね。

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ちょっと見分けが解からないと思いますが、
個人的には一番の識別点としては花柄の長さを見ています。
写真では花のすぐ下に小さな葉が来ていますね。
これを"苞葉"と言うそうで、
花柄が短く"苞葉"が近くにある種を
エダウチスズメノトウガラシと言えそうです・・・

皆さんの家の近くにあるスズメノトウガラシはドッチのトウガラシ?(ФωФ)