カテゴリ:植物・夏・白色の花( 46 )

9月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園を歩いていて、マメ科の葉をし、丸みを帯びた植物を発見しました。
最初見たときはマルバヤハズソウかと思ったのです。

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前回ヤハズソウをご紹介したと思うのですが、
その植物に似て、葉が丸い固体で、
私個人が見つかればいいなぁ~ と思いながら探していた個体だったからです♪

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヤハズソウ】

しかし、花が咲いているのを見つけてみると・・・
この固体の植物は白い色の花をつけていました。
逆にマルバヤハズソウヤハズソウ同様に
赤色~紫色の花を付けるため違和感があるのです・・・

そこで図鑑をペラペラとめくってみると・・・

















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【ネコハギ】猫萩
 本州から九州にまで分布が確認されるマメ科の多年草。
 日当たりの良い、やや乾いた草地を好む。
 茎は地面を這って広がり、
 葉は楕円形の3小葉を付け、対生となる。
 茎、葉共に柔らかい毛が多く見られる。
 花は白色をして根元がやや紅色付き、葉の腋から4~5個の花を付ける。
 また、上辺に付く花は主に閉鎖花になり、蕾になるが咲かない。

 名前の由来はイヌハギに似ている事から。
 同じマメ科ハギ属で白い花を付ける植物に、
 小ぶりで園芸に向かない事から「犬(要ぬ)萩」と呼ばれる植物があり、
 本種はそのイヌハギに比べ、更に小型であることから
 犬に対して猫を結び、ネコハギと呼ばれる。

 マメ科
 学名:Lespedeza pilosa
 花期:夏



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ネコハギ
中々美しいマメ科の植物です。

名前の由来にはいくつかあるようで、上に述べた由来以外にも
毛が多く生えて手触りがネコを想像させることから
ネコハギと呼ばれた説もあるようです。

上に述べられた「犬(要ぬ)萩」より更に小型で「猫萩」・・・
ちょっと名前の由来は悲しいですね( ̄△ ̄;)ゞ
こんなに可愛らしい清楚な花を付けるのに・・・






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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
8月29日 はれ


にゃんぱち はゆです♪




以前、お友達のアリさん
ヤナギスブタに関していろいろと記事を書いてくださいました♪

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【アリさんの花便り・第13号】



このヤナギスブタと言う植物。
浅い水の中に広がり、やがて小さな白い花を咲かせます。
その花は本当に小さく、目立たなく、
花期の頃に注意深く見ていなければ、本当に見逃してしまいそうになります(`・ω・´)
















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【ヤナギスブタ】柳垂・柳窄・柳簀蓋
 本州から九州にまで分布が確認されているトチカガミ科の一年草。
 低山地の水かさの浅い止水を好む。
 沈水植物で、葉は水中にあり、細長くなる。
 花茎は水上に上がり、花は非常に小さく、花びらは細い、白い花を付ける。

 スブタの仲間に似た種があるが、
 本種は有茎種であり、葉が茎に互生し、著しく細長い点。
 本種には種子には楕円形の角は無い点で識別できる。
 またセトヤナギスブタと呼ばれる種は
 本種に比べて大型である事が知られているが、
 正式に識別するためには
 種子表面の隆起の存在を確認する必要があるという。

 名前の由来には諸説がある。
 一般的にはヤナギスブタの形状から。
 名古屋の方言で、女児の乱れ束ねた髪を「垂髪」と呼び、
 水の中に漂う姿をスブタ髪に見立ててスブタとし、
 本種はその仲間のうち、
 葉が柳の葉のように細いため、ヤナギスブタと呼ぶ。
 また、別の由来には
 食器などを覆う、竹やヨシで編んだ簀(す)の蓋を「簀蓋(すぶた)」と呼び
 葉が絡み合う姿が簀蓋に見えることからスブタとした説もある。

 トチカガミ科
 学名:Blyxa japonica
 花期:夏



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本当に小さく儚い花。
タチイヌノフグリに匹敵するぐらい、
気づきづらい子だと思います・・・

でも、2枚目の写真を見ていただければ解かると思いますが、
こんなにも咲き誇るものなのですね♪
流石にここまで花が咲いているのを見ると
見つけてくれ~!!!」って言われている幻聴錯覚を起こしそう♪

儚くも植物の主張を感じた一瞬でした(*´▽`*)
8月15日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



秋の七草の1つにオミナエシと呼ばれる花があります。
残念ながら、自然生態園でオミナエシを見た事は無いんですが、
その代わりにオミナエシの対照として言われるオトコエシを発見したのでご報告♪

















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【オトコエシ】男郎花
 日本全土に分布が確認されているオミナエシ科の多年草。
 山野のやや明るい日陰を好む。
 花は白く、球形にかたまって咲く。
 葉は地際で大型の羽状複葉で、
 上部になるにつれ、切れ込みが無くなり単葉になる。
 茎の下部には白い毛が多く見られる。
 果実は秋の頃になり、翼状の小苞がある。

 名前の由来は花の形状から。
 似た種にオミナエシと言う種があるが、こちらの名前の由来が
 やや黄色く色付いた花の色が「粟飯」のように見え、
 古い昔は粟飯を女性が食べる飯を
 「おみなめし」と言った事からオミナエシと呼ばれたのだが、
 本種はそのオミナエシに似て花の色が白いため、
 男が食べる飯という意味で「オトコエシ」と呼ばれる。

 オミナエシ科
 学名:Patrinia villosa
 別名:とちな
 花期:夏



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別名はトチナ。
名前の由来はハッキリと解かりませんが、
「菜」が付く植物は基本的に食用になったと言われることから、
オトコエシも、昔は食用とされていた事が解かります(`・ω・´)

面白いのが名前の由来。
初めて知ったのはお友達のブログでした。
その時ふと思ったのが、オトコエシとオミナエシが対では無い事。
辞書などにはオミナ(女)の反対語がオキナ(翁)で
オトメ(乙女)の反対語がオトコ(男)と書いてあるのです・・・
かと言いつつも「おとこ」「おとめ」もまた、老男老女を指す事もあるそうで・・・

また、粟飯が女性の食べ物で白飯が男性の食べ物なんて、
当時の男尊女卑の風潮が解かる言葉とも言えます。
そして、そんな時代の環境が、
サラリと植物の名前に使われているのも、妙な感じですね(´・ω・`)
8月15日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



先日、臭い匂いの代表とも言える草としてヘクソカズラを紹介しました。

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【サオトメソウ】



今回は、ヘクソカズラと同じく、臭い匂いの代表とも言える木、クサギをご紹介(*´▽`*)
















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【クサギ】臭木
 日本全土に分布が確認されているクマツヅラ科の落葉低木。
 日当たりの良い山の麓などを好む。
 夏ごろに枝先に特徴的なつぼみを付けて
 萼先が5枚に裂け平たく開き、白い花を咲かせる。
 秋ごろには真っ赤になったガクと紺色の実を付ける。
 葉は大きく厚みがあり、特徴的な匂いを発する。

 若い葉は食用になるほか、根葉は生薬にもなり、
 深青色をした実は草木染めに使われ、鮮やかな浅黄色を出す。

 名前の由来は葉の香りから。
 特徴的な匂いがする為、
 "臭い木"からクサギと呼ばれるようになったと言う。

 クマツヅラ科
 学名:Clerodendrum trichotomum
 別名:山空木(ヤマウツギ)
 花期:夏



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臭い木という意味合いでつけられた木ですが、
実は私はあまり臭いとは感じないです。

とても特徴的な匂いがあるため昔は特徴的な匂いを「クサギ」としたようですが、
お友達のあそ美さんから
ピーナッツバターの匂いがしない?」と言われて以来、
ピーナッツバターの甘い匂いにしか感じなくなってしまい、
別段"臭い"と感じなくなってしまったのです♪

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3枚目の写真を見ると少し面白い事が解かります♪

クサギの花の特徴と言える雄しべと雌しべ。
花から長~く伸びているのが解かりますよね♪
4本の長い雄しべと、1本の長い雌しべ
これが凄く特徴的な形状をしているのですが・・・

つぼみが開いたばかりの時は、雄しべが高い位置にあり、
雌しべが低い位置にあります。
つまり、自家受粉しないための知恵と言えますね。

そしてさらに、中ごろの時期になると、雄しべと雌しべの高さが逆転して、
雌しべた高い位置にあり、雄しべが低い位置にきます。
昆虫による受粉を少しでも受け易くするための知恵ですね。

たったこれだけの事ですが、
効率良く子孫を残すための知恵だといえます・・・

とても面白いですね(≧▽≦)
8月15日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園の池にはいろいろな植物を観察する事が出来ます。
その中でも、自然生態園で極端に観察する機会の少ない子が
今回、紹介するヒシだったりします。

といっても、
ヒシ自体は別段珍しい植物と言う訳ではありません。

















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【ヒシ】菱
 日本全土で分布が確認されているヒシ科の1年草。
 富栄養の池などで観察される。
 夏の頃に小さな白い花を咲かせる。
 葉は崩れた四角をし、葉柄が浮きとなり水面に浮かび、放射状に広がる。
 秋の頃には硬い種子が採取でき、その中を食用とされていたと言う。

 似た種にオニビシ、ヒメビシと呼ばれるものがあるが、
 本種の種子はトゲが2本であるのに対し、
 オニビシやヒメビシはトゲが4本ある点で識別できる。

 名前の由来には諸説あるのだが、一般的に硬い種子から。
 堅いを意味する"緊と"を語源とし、その植物をヒシと呼ぶ。

 ヒシ科(アカバナ科)
 学名:Trapa japonica
 花期:夏



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ヒシは富栄養の水質を好むと言われています。
富栄養の水質とは水の中の栄養価が高い状態で、
水草などの観点から言うと、
「汚い水(人間が飲める飲めないは別として)」と言われます。
つまり、ヒシは富栄養と言う汚い水質でも育つという事です。

実は、どうやらこれにはカラクリがあるようで、
ヒシは完全な浮き草ではなく、池の底の泥面に根を張ります。
栄養価の高い土で丈夫に育つのですが、
それと同時に茎を長く伸ばし、浮きを作ってて水面に浮き上がります。
葉は放射状に広げ光合成も行なう。
また、茎からは水中根と呼ばれる根っこを多く出し、
水中からも栄養を吸収していると言われています・・・

水草では貧栄養(栄養価が低い)の水質を好む種が多いのに対し、
ヒシは富栄養であればあるほど、生息し易い形状をしているのです。

もう、お解かりですね(*´▽`*)

自然生態園での池の水質は
基本的に中栄養(貧栄養と富栄養の中間)であるため、
ヒシ以外の水草が繁茂し、ヒシの姿が非常に少ないと言う訳なのです♪
8月15日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



2007年、イノシシの年。
自然生態園の放棄田や果樹園、整備された畦などを
何者かが耕していたり、おっきな穴を開けているなぁ~ と思ったら、
大抵、イノシシの仕業だったりします。

そして、彼らがおっきな穴を開ける理由の一つがどうやら
ヤマノイモでありそうだという事を、
2006年12月の記事にさせていただいたのですが・・・

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヤマノイモ】

どうやら今年もヤマノイモの花が咲いたようです。

















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【ヤマノイモ】山之芋
 本州から九州の山野に自生するヤマノイモ科つる性の多年草。
 ツルは長細いハート状の葉をつけ、木の枝に巻きつくように伸びる。
 葉は対生(2つ揃う)であるが、成長が悪いと互生(交互に付く)場合もある。
 雌雄異株(男木と女木がある)で、夏の頃に白い花をつけるのだが
 花びらはほとんど開かない。
 ヤマノイモの根は自然薯と呼ばれ食用となるほか、生薬にもなる。

 似た種にオニドコロと呼ばれるものがあるが、
 ヤマノイモの蔓がアサガオ巻きで葉は対生なのに対し、
 オニドコロの蔓は反アサガオ巻きで葉が互生であることから区別がつくと言う。
 (オニドコロは魚毒になるほど灰汁が強い)

 名前の由来は
 里で栽培されるものをサトイモと呼ぶのに対して、
 山に自生しているものをヤマノイモと呼ぶようになったとされる。

 ヤマノイモ科
 学名:Dioscorea japonica
 別名:自然薯(じねんじょ)、自然生(じねんじょう)
 花期:夏


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可愛らしい花を沢山咲かせてくれて、見た目にも楽しめ、
秋の頃にはムカゴを採取してムカゴごはんも楽しめるという
至りにつくせりな植物なのですが、
イノシシがヤマノイモを掘る為に
自然生態園のアチコチが穴だらけに・・・

山の中を掘り返すならまだしも、
どうやら園路際の方が作業がしやすいのか、園路際を穴だらけにしたり、
土留めを崩してまで穴を掘ったりして・・・中々元気なんです・・・

自然薯は美味しいですし、
イノシシも生きるために精一杯なのだろうと思うと、
穴を掘る気持ちも解かるのですが・・・
何とかならないか・・・とも( ̄△ ̄;)ゞ
8月15日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園の東の谷・・・。
シダ類が多く生えるやや薄暗い迫田に綺麗な白色の花が咲いていました♪

名前のノリウツギと言います♪

















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【ノリウツギ】(糊空木)
 日本全土に分布が確認されているユキノシタ科の落葉低木。
 山の谷あいの日当たりの良い場所を好むが、
 比較的対応に広く、乾燥地から湿地、やや薄暗い場所でも生息できる。
 花は小さな白い花を円錐状に付けるが、
 周辺にやや大きめな花びらに見える装飾花を点々と付ける。

 名前の由来は形状から
 茎を折ってみると中が中空になっている事から空木(うつぎ)とされ、
 本種はその仲間のうち、樹液に含まれる粘着質を水に溶かし、
 和紙を漉く時の糊に利用したと言われ、ノリウツギと呼ばれる。

 ユキノシタ科
 学名:Hydrangea paniculata
 別名:ノリノキ(糊の木),サビタ
 花期:夏



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白い大きな花びらのように見えるのは、ガクです。
この形状、何処かで見た事があると思えば、アジサイと同じですね。

このガクがとっても美しくって、私が好きなのは、秋から冬にかけて。
花はすっかり枯れてしまって、ガクも茶色くなっていますが、
その枯れた色合が妙に美しくて過去に写真を撮っていたりします・・・

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(写真は2005年12月に撮影したものです)

花の時期も凄く綺麗ですが、枯れた雰囲気も大好き(≧▽≦)
7月25日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



さて、去年も似たような事を書いたのですが♪

地面に咲く花で、その姿が
白い縞模様の尻尾に見えることから言われたのがトラノオです。

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【オカトラノオ】
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヌマトラノオ】

ほんと、虎の尻尾に見立てられたキレイな花ですよね♪(≧▽≦)





では・・・地面に咲く尻尾が"虎"なれば、空に咲く尻尾はなんでしょう?(・`ω´・)
















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【リョウブ】龍尾・令法
  日本全国に分布が確認されているリョウブ科の落葉高木。
  夏の頃に白い花穂をつける。
  木の肌が滑らかである特徴もある。
  灰汁を抜くことで食する事ができ、
  その昔はリョウブご飯などに利用されていたと言う。
  古名は畑つ守と呼ばれ、救荒植物として古来より利用されていた事が解る。

  名前の由来は、平安時代ごろの当主によって
  救荒植物として畑の隅に植え、葉の採取と貯蔵を命じた御触れが出された為、
  "令しが決めた法律"と言う意味で令法と言う漢字が当てられたと言う説と
  リョウブの花が白い尾状に咲くことから、
  地上に咲く虎の尾と相反する意味で龍尾(リュウビ)と呼ばれていたものが
  訛ってリョウブと呼ばれたという説がある。

  リョウブ科
  学名:Clethra barbinervis
  別名:畑つ守(はたつもり)、猿滑(さるすべり)
  芽期:春



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一般的な名前の由来は救荒植物のお触書から。
でも、実際にごはんに入れて焚いてもそれほど美味しく無いらしく、
"救荒植物"であったことが良く解かるといえます♪

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花穂は竜の尻尾のように見えたのでしょうか。
名前の由来の一説として言われます、竜尾・・・リョウブ。
個人的にはこちらの呼び名の方がしっくり来ちゃいます♪

自然生態園では逆様池のデッキ沿いに見られます。
池の際に救荒植物・・・と思っちゃいそうですが、
昭和30年ごろは、この池の際まで畑があったそうで、
急な斜面にも小さな畑の畝の跡が今に残っているそうです(`・ω・´)
7月25日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





夏の頃、自然生態園を歩いていると湿地で
キツネの顔をさかさまにしたようなスマートな葉と、
くるりと丸まった白い花びらを持つ面白い植物に出会えます。

その名をアギナシです。
















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【アギナシ】顎無
 日本全国で分布が確認されているオモダカ科の多年草。
 やや日陰になる浅い沼地や放棄された水田などを好む。
 茎の上部に大き目の白い雄花が開き、根元に雌花が開く。
 種子のほかに、葉の根元に小さな球芽を付ける。

 似た種にオモダガがある。
 オモダカはV字に避けた葉の先が尖り、比較的太く、
 また地下茎を持つのに対し、
 アギナシは葉の先が丸みを帯び比較的細く、
 地下茎は無く、葉の根元に球芽を付ける点で識別する事が出来る。

 名前の由来はその葉の形状から。
 芽が出た頃の葉は細長く、成長するに従いヤジリ型に変わってくる為、
 ヤジリの部分を顎(アゴ)に見立て、
 小さい頃は顎が無いオモダカという意味で"アギナシ"と名づけられた。

 オモダカ科
 学名:Sagittaria aginashi
 花期:夏~秋



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一般的に野生状態にあるオモダカは葉が太く、
アギナシは葉が細い事が言われますが、
自然生態園では葉が太く、茎も太く背が高いようです。

2枚目の写真の固体ではオモダカと見間違うぐらいに立派な葉っぱをしています。

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こちらの写真も自然生態園で見られるアギナシの写真ですが、
こちらの葉は細く、背丈も低いですね。
アギナシらしいアギナシといえるかもしれません(*´▽`*)
まぁ、個体差と言えば、オモダカも葉の細い種があるらしいので、
結局のところ葉の形では識別でき無いと言う事になりますね♪

また、二股に分かれた葉の先が丸みのあるものがアギナシ、
葉の先が尖るのがオモダカといわれますが、
ルーペで拡大しても、比べてみて初めて「言われてみればそうかな?」程度の特徴そうで、
一般的な見分け方としては難しそうです・・・

更に一般的に言われる見分けには、
オモダカは花より葉が高く、アギナシは葉より花が高くなる傾向になると言われますが、
これもまた固体差で両種様々なように感じました。
実は、去年はこの見分け方を記事にしていましたが、
アギナシを観察していると、花が高いタイプ、低いタイプ両方あって
見分けの対象とはなりませんでした・・・( ̄△ ̄;)ゞ

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確実に見るには・・・
アギナシは若い葉の頃はヘラ状の葉で大きくなると矢尻になる。
オモダカは若い葉の時から矢尻の状態。
となると、芽生えから観察しなきゃいけない・・・
いろんな草が混じる中で芽生えたアギナシを見つけるのも中々困難そう・・・

最終的に見分けるためには、
引っこ抜いて根っこにムカゴがあるかどうか・・・になりますか・・・
せっかくキレイに花を咲かせて、
多年草と言う事は翌年もキレイな花を咲かせる固体を
引っこ抜いて確認するのはちょっと無理だなぁ・・・

何か素人でも確認できる良い同定方法は無いものでしょうか・・・(´・ω・`)