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by mikenekohanten | 2009-07-14 18:48 | 産卵
by mikenekohanten | 2009-05-31 20:19 | 産卵
11月26日 はれ


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今年も、沢山のトンボと出会えたのですが、
やっぱり、11月も後半になると、その姿は随分と限られて来るようになります。
最後までその姿が確認できるのは、
今回紹介するマユタテアカネでしょうか♪















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【マユタテアカネ】眉立茜・眉縦茜
 日本全土に生息が確認されているアカネの仲間。
 平地から山地のヨシやガマなどが生える水辺のあるやや暗い場所を好む。
 ♂は成熟すると胸部が褐色になるのが特徴。
 ♀の羽根は透明なものと、羽根の先に黒い紋様が出るものとある。

 似た種にマイコアカネやヒメアカネがある。
 ♂の識別方法は以下のとおり。
  本種は顔の黒紋が大きく、尾部付属器が大きくそる。
  マイコアカネは胸部黒条が切れ、島状の部分があり、尾部付属器がそる。
  ヒメアカネは尾部付属器があまりそらない。
 また、♀の識別は以下のとおり。
  本種は胸部の2本の黒条が細く目立たなり、顔に黒紋がある。
  マイコアカネは胸部の2本の黒条が複雑で、顔に黒紋がある。
  ヒメアカネは胸部の2本の黒条が細く目立たなくなり、顔に黒紋がない。
  (微妙な形状もあるため同定点はこれだけではありません)
 
 名前の由来はアカネという植物から。
 アカネの根は乾燥させると赤くなることから赤根と呼ばれ、
 それが転じて赤い色のものを茜(あかね)と呼ぶようになった。
 本種は黒紋が眉毛を縦にしたように見えることからマユタテアカネと呼ばれる。

 トンボ科
 学名:Sympetrum eroticum
 活期:夏~秋



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これはマユタテアカネオスの未成熟ちゃん。
しっかりと顔に黒い斑点があります♪
これが、名前の由来ともなっているんですよね(*´▽`*)
アカネの仲間としては代表的ですが、
似た顔色の子も結構多くて見分けるのが大変なんですよね・・・

ってことで、マユタテアカネのオスの識別方法
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打って変わってこちらはメスの固体。
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ちょっと注意深く見たいのは羽根の先。
オスの羽根の先は無色、メスの羽根の先も基本は無色なんだけど、
結構頻繁に、羽根の先が黒っぽくなる子もいたり・・・

ってことで、マユタテアカネのメスの識別方法はこちら
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最早、アカトンボの仲間の同定点の間違い探しは恒例になってきましたね・・・(・ω・;)ヾ
一応、香川県で良く見られる、特に似た種の同定点を・・・

マユタテアカネ
 ・顔に黒紋がある
 ・胸部の黒条は細い
 ・羽根の先は基本的に無色、ただし♀に有色の固体もある
 ・オスの尾部上付属器は反る
 ・メスの産卵弁は短い

ヒメアカネ
 ・顔に黒紋はない ←マユタテとの相違点
 ・胸部の黒条は細い
 ・羽根の先は無色
 ・オスの付属器は反らない ←マユタテアカネとの相違点
 ・メスの産卵弁は長い ←マユタテアカネとの相違点

マイコアカネ
 ・顔に黒紋が見られる固体がある
 ・胸部の黒条は細く、第1条の前に小さな黒条が入る ←マユタテアカネとの相違点
 ・羽根の先は無色

オナガアカネ
 ・顔に黒紋は無い ←マユタテアカネとの相違点
 ・胸部の黒条は細く短い
 ・羽根の先は無色
 ・オスの付属器は反らない ←マユタテアカネとの相違点
 ・オスの腹部7節目は下側が張り出す ←マユタテアカネとの相違点
 ・メスの産卵弁は長い ←マユタテアカネとの相違点

リスアカネ
 ・顔に黒紋は無い ←マユタテアカネとの相違点
 ・胸部の黒条は第1条が太く、羽根まで届かない ←マユタテアカネとの相違点
 ・羽根の先は有色
 ・オスの付属器は反らない ←マユタテアカネとの相違点
 
ノシメトンボ
 ・顔に黒紋がある
 ・胸部の黒条は第1条が太く、 羽根まで届く ←マユタテアカネとの相違点
 ・羽根の先は有色

コノシメトンボ
 ・顔に黒紋がある
 ・胸部の黒条は第1条が太く、第2条と繋がる ←マユタテアカネとの相違点
 ・羽根の先は有色





あぁ、複雑・・・

















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-11-26 20:56
10月18日 晴れ


にゃんぱち はゆです♪
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以前、ネキトンボと言うトンボを紹介したのを覚えて居ますか?

羽根の根っこが黄色い蜻蛉でネキトンボと名づけられた、
ちょっと可愛らしいトンボだったりします(*´ω`*)

 →にゃんぱち 地球生態園 : 【ネキトンボ】





さて・・・今回紹介するトンボは、羽根の上部と羽根の根っこが黄色いトンボですよ♪















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【ネキトンボ】根黄蜻蛉
 日本全土に分布が確認されているトンボ科の仲間。
 平野部や低山地で、周囲に森林のある池沼などを好む。
 体長4cm程度。
 羽根の前縁と基部に黄色紋が発達する。
 オスとメスに紋様の差は無い。
 トンボの中でも比較的寒さに強く、秋の終わりごろまで観察が出来る。
 産卵は連結接水で行う。

 同定点。
 オスは成熟すると腹部背面が赤くなる。
 羽根の前縁と基部に黄色紋が見られる。

 名前の由来は体の色から
 全体的に黄色く見える事からキトンボと呼ばれる。

 トンボ科
 学名:Sympetrum croceolum
 活期:夏~秋



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香川県RDBでは準絶滅危惧種な子。
この池では毎年、1~2匹確認していて、
今年も確認をする事が出来てホッと一息・・・(*´ω`*)





ちなみに、先に紹介したネキトンボのメスの色合いが
このキトンボに良く似ているので注意が必要♪

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↑キトンボ

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↑ネキトンボ


ショウジョウトンボ
 ・胸部、腹部に目だった黒条は無い
 ・腹部は扁平
 ・羽根は基部に色づく

オオキトンボ
 ・胸部、腹部に目だった黒状は無い
 ・腹部は細く円筒
 ・羽根は全体的に薄く黄色づく(特に羽根前縁が濃い)

キトンボ
 ・胸部に目だった黒条は無い
 ・腹部は細く円筒
 ・羽根の前縁が黄色く色づく(羽根には不透明部がある)

ネキトンボ
 ・胸部に黒条が見られる
 ・腹部は細く円筒
 ・羽根は基部が色づく



しっかり見れば、間違えることは無いだろうけど、
何分飛んでいる子は同定しづらいですよね(・ω・;)ヾ

















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
10月18日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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この子と出会うのは2年ぶりでしょうか・・・
居るところには居るのでしょうが、中々出会えない子なんですよね・・・

たまたま別の植物を狙いに入った東讃地区の森の中の池で出会ったんです。

ナニワトンボ

環境省RDBでは絶滅危惧II類、
香川県RDBでは準絶滅危惧・・・

そのほか、これまで生息が確認されていた県の殆どで、
レッドデータブックに記載されるほど、今絶滅が危惧されている子だったり。

















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【ナニワトンボ】浪花蜻蛉
 近畿から瀬戸内海に分布が確認されているトンボ科のアカトンボの仲間。
 平野部や低山地で、近隣に林のある遠浅のため池を好む。
 体長3cm程度。
 オスは黒化し、成熟すると青白い粉吹く。
 顔の中央にはマユタテアカネのように黒紋が付く。
 オス羽根は基本透明。
 メスは黄褐色で普通赤くならず、肩縫線と胸部第一条は太い。
 メスの羽根は基本透明であるが、稀に羽根の先に褐色紋が付く固体がある。
 また、通常は連結打空産卵であるが、遊離性静止産卵も目撃される。

 似た種にはシオカラトンボの仲間が見られる。

 同定点。
 本種はシオカラトンボの仲間のように腹部が扁平にならず、
 断面が円形(アカトンボ体系)になり、
 オスは成熟すると青白い粉を吹く。
 また、メスは基本的に赤くならず、
 羽根は基本文無し透明、肩縫線の黒条と胸部第一条は太く、
 胸部第一条は上部に達する。 

 名前の由来は発見地から
 大阪で発見されたことからナニワトンボと呼ばれる。

 トンボ科
 学名:Sympetrum gracile
 活期:夏~秋



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初めて発見した時は何トンボなのか、全く検討が付きませんでした。
だって、「青い」「アカトンボ」とか気づかないですっ!!!

・・・そう・・・
この子は、赤くならない(むしろ青くなる)、アカトンボの仲間なのです

お友達のしじゅうからさんに聞いたところ、即解決!
それが今から2年ほど前の話。





ちなみに、この子は近畿から瀬戸内海と隣接する県が分布。
しかも、ため池が健全に作用している土地を好む傾向にあるようです。

ため池が健全って?

ちゃんと水が溜まっていて、定期的に水抜きがされ池底干しが行われたり、
掻い掘りが行われ、底に溜まった落ち葉などが取り除かれた環境。
つまり、現在も使用されているため池ってことですね。





何故、絶滅しようとしているのか、分かりますね。
だって、使われているため池なんて、どんどん減って居ます。
ため池大国だった香川県でもどんどん減って居ます・・・。





あれ?
そう言えば・・・
2年前にこの子を見つけた池では、
私が見つける数ヶ月前に「浚渫」を行っていたっけ・・・

やっぱり、生物や植生を守るためには、
その固体に適した健全な環境が必要ってことなんですよね・・・。

















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*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-10-18 22:55
9月24日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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ちょっと、珍しいトンボが続いたので、ここで定番な子。

本当は、「普通種」とか「絶滅危惧種」とか、分けずに、
みんな観察が楽しい子として紹介するのがいいんでしょうが・・・
どうにも、風潮的にそういった分け方をしちゃいます(・ω・;)ヾ

でも、普段見られるからと言って安心できないんですよね・・・
実際問題としてこの子も県によっては
県別レッドデータブックに記載されていたりしますし・・・





さて、もう羽根で分かりますね♪
ミヤマアカネさんですヽ(≧▽≦)ノ

中にはオビトンボと呼ばれるコフキトンボのメスも同じように
羽根にバンド上の帯紋が出るのですが、
これはちょっと特殊な子だったりするので・・・(*´ω`*)















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 【ミヤマアカネ】深山茜、深山赤根
  日本全土に分布が確認されているトンボ科、アカトンボの仲間。
  低山地の湿地や水田のある環境で穏やかな流れのある流水環境を好む。
  羽化した場所からあまり遠くへは行かない。
  羽根にはバンド上の帯紋がハッキリ見られ、
  胸部には目立った条は見られない。

  似た種にはコフキトンボのメスがあるが、
  本種は胸部に目立った条が見られない点で容易に識別できる。

  名前の由来はアカネという植物から。
  アカネの根は乾燥させると赤くなることから赤根と呼ばれ、
  それが転じて赤い色のものを茜(あかね)と呼ぶようになった。
  本種はアカネの仲間では珍しく流水域を好み
  山沿いの田んぼなどで見られる赤いトンボであることから
  深山茜(ミヤマアカネ)と呼ばれる。

  トンボ科
  学名:Sympetrum pedemontanum
  活期:夏~秋



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もう、かわいらっしぃですよね(*´ω`*)
この羽根紋も、山の中で観察できると、ほっと一息しちゃいます♪

(実際には山の中でほっと一息、休憩しているところで飛んできてくれたりも)




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お天気のいい日では日向ぼっこをしている子もよく観察できて、
このトンボたちの「逆立ち」も良く見ることが出来ます♪
この逆立ち。
一部のトンボ好きの間では「オベリスク」と呼ばれているんだとか

なるほど、オベリスクですね(*´ω`*)b

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by mikenekohanten | 2008-09-24 23:38