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9月10日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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去年、キンミズヒキだと思っていた子がヒメキンミズヒキと分かって以来、
何故か、見る子、見る子がヒメキンミズヒキだった私・・・

いやぁ。
決して、キンミズヒキの数が少ないわけではなく、
普通に山を歩けば出会えるはずなのだけど、何故か出会えなかったんですよね。

そのリベンジとして、今年は注意深くキンミズヒキを探してみたら・・・





あるわ、あるわ、キンミズヒキ!!!!















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【キンミズヒキ】金水引
 日本全土に分布が確認されているバラ科の多年草。
 低山地のやや日陰で湿り気のある場所を好む。
 小さな黄色い花をつける。
 葉は5~9枚の小葉を持つ羽状複葉になり、
 小葉は細い楕円をし、鈍い鋸歯がある。
 葉の付け根には明瞭な托葉が見られる。
 果実にはカギ状のトゲがあり、
 粘着力が弱いものの、くっつき虫として知られる。

 似た種にキンミズヒキ、チョウセンキンミズヒキと呼ばれる種がある。

  キンミズヒキは一般的に
  花びらは倒卵形で幅広く先が浅く割れる傾向にあり、10mm程度。
  雄しべは10~15本程。
  葉は大きく、鋸歯は鋭い。

  ヒメキンミズヒキは一般的に、
  花びらは細い楕円形をし、先が尖がり、5mm程度と小さい。
  雄しべは10本以下。
  葉は小さく、鋸歯は鈍い。
  全体的に小柄。

  チョウセンキンミズヒキは一般的に
  花びらは倒卵型で幅広いが先は丸くなり、15mm程度と大きい。
  雄しべは数が多い点で識別で
  葉は丸みを帯び、鋸歯は鈍い。
  葉の裏に長い軟毛

 名前の由来は花の付き方から。
 タデ科の植物にミズヒキと呼ばれる種があるのだが、
 本種属はバラ科であるにも関わらずタデ科のミズヒキに似た花の並びをする為、
 金色のミズヒキで、キンミズヒキと呼ばれる。

 バラ科
 学名:Agrimonia pilosa Ledeb. var. japonica (Miq.) Nakai
 花期:夏



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ちなみに、去年見つけていたヒメキンミズヒキはこちら。

 →にゃんぱち 地球生態園 : 【ヒメキンミズヒキ】





撮影している部位が部位だけに、
見分けるのは少し難しいところもあるけど、
この程度の違いだと、「個体差」の域を出ない気もする・・・(・ω・;)ヾ

さて、あなたが見ていたキンミズヒキ
果たして、「キン」なのか「ヒメ」なのか「チョウセン」なのか!

















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
8月24日 くもりのち晴れ


にゃんぱち はゆです♪



昨夜の雨が随分と恵みの雨になりました。

香川県では7月の終わりから昨日まで殆ど雨が降っていません。
たまに雨が降っても小雨の通り雨。
殆どまとまった雨が降っていませんから、
昨夜のこの雨が山の緑、畑の作物などには随分と恵みになったはずです。




さてさて、そんな雨上がりの昼過ぎ・・・
建屋の軒下に面白い物を発見しました。

















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おそらくは子供が拾ってきたシバグリ。
こうやって集めてみたり、並べてみたり、
そういうのが好きなのはいつの時代も一緒なんですよね(≧▽≦)
















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さて・・・このイガグリの固まりももちろん面白いのですが、
ちょいと気になる点が・・・

と言うのも、小さな子供たちが集めてくるということは、
このシバグリは地面に落ちていたということ。
でも、栗の時期にはまだまだ遠いし、集められた栗を見ても青々としています。
そして、すべて枝の一節目できれいに切断されています・・・

果て誰が栗の部分だけを切ったのか・・・

不思議に思って、お友達のあっこさんに尋ねてみたところ、
この子達はお母さんに捨てられたのね、可愛そうに・・・」と不思議な言葉。

















はて? お母さんに捨てられた?

あっこさんの言った言葉が始めは上手く理解できなかったのですが、
よくよく考えてみると「なるほどっ!!!」と唸る事に。

















つまり、栗を落としていたのはシバグリ自身。
他の枝の実に栄養を送るために、成り過ぎた実を自ら間引いていたと言う事。

特に、今年の香川県は第四次取水制限を設けるほどの水不足・・・
栗の木も、少しでも強い子孫を残すため、自ら多くの子を切っていたようです。
少し悲しいようですが、これもまた生き抜き子孫を残すための知恵なのでしょうか・・・

















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それにしても、捨てる神あれば拾う神ありで
こうやって子供たちのおもちゃになっているなら、それもまた良しですよね♪

つられてか、ウラギンシジミさんもヒラヒラと(≧▽≦)♪
by mikenekohanten | 2008-08-24 21:51
8月13日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



8月13日の植物のご紹介リスト♪

 ヒロハスズメノトウガラシ、
 エダウチスズメノトウガラシ、
 ヒメキンミズヒキ、
 キツネノマゴ
・・・

すべて、やや湿った土地を好む植物たちだったりします(*´▽`*)
それもそのはず・・・
8月13日に撮影した植物たちは
自然生態園の田んぼ周辺で撮影していたのですから(ФωФ)

今回もそんな自然生態園の田んぼ周辺の畦で見つかった子をご紹介♪
名前をヒメクグと言います(`・ω・´)
















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【ヒメクグ】姫莎草
 日本全土に分布が確認されているカヤツリグサ科の1年草。
 日当たりが良く、やや湿った土地を好む。
 主に地下茎で広がるが、種子の拡散は人によって運ばれる事が多く、
 田んぼの畦などで強く繁殖することから、田んぼの雑草として嫌われる。
 花は球形の穂を付け、茎の断面は三角形をする。
 茎の先に3方に広がる線状の苞をつけ、その上に花を付ける。
 香油成分を含み、草を揉むと甘い香りがすると言う。

 類似種は多いのだが、特に同定が困難とされる種が
 アイダクグやタチヒメクグなどが見られる。
 本種の鱗片の竜骨は平滑で滑らかだが、
 アイダクグやタチヒメクグには少数の小さなトゲが見られる。
 注)ルーペを使っても観察するのが難しい

 名前の由来はその分類から。
 クグとはカヤツリグサ科の古名であり、近似種の別名としても呼ばれ、
 本種はカヤツリグサ科の内、小さく小柄であるため、ヒメクグと呼ばれる。
 また、莎草は漢名から来ている。

 カヤツリグサ科
 学名:Cyperus brevifolius var. leiolepis
 花期:夏



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田んぼで"クグ"って言う音を聞くと、タニグクを思い出してしまいます( ̄△ ̄;)ゞ
カヤツリグサの仲間ですが、匂いがやや甘いという特徴があるそうです。
一般的に、田んぼの畦にすぐに広がるので
嫌われる雑草の1種とされているようですが、
こうやって見ると中々可愛い顔色をしていますよね(*´▽`*)
見ようによってはミクリのようにも見えちゃいます(`・ω・´)

なにせ、初めて発見したとき私は、
うわぁ~田んぼに小さなミクリが咲いてる~♪」と言っちゃいましたヽ(*゜▽゜)ノ
6月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪




自然生態園では秋の頃になると、
紫色のキレイな実を付ける植物があります(*´▽`*)
名前をヤブムラサキと言って、ヤブの中からひょっこりと
紫色のキレイな実を出す植物だったりします。

今回は、その植物の花の頃の美しい姿を紹介ですっ!!!
















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【ヤブムラサキ】藪紫
 本州から九州にまで分布が確認されているクマヅツラ科の落葉低木。
 低山地の林のやや日陰を好む。
 初夏の頃に紫色の小さな花をいくつも付ける。
 葉は単葉で対生とし、不明瞭な鋸歯が見られる。
 葉の表は短毛、裏は星状短毛(短い毛のビロード)状になる。
 葉腋から花は初夏の頃に紫色の小さな花を付ける。
 花序にも毛が見られる。

 似た種にムラサキシキブと呼ばれる種があるが、
 本種には全体的に毛が多く見られるのに対し、
 ムラサキシキブにはそう言った短毛が見られない点で識別できる。

 名前の由来は実の色と、その形状から。
 冬になると、紫色の実を数多く付ける姿から紫重実(ムラサキシキミ)とされ、
 その音が転じて平安時代の女性作家の紫式部が当てられた。
 本種はその仲間の中でも、花や実の付が悪く、
 全体的に毛が見られる事から、ヤブの中のムラサキシキブという意味で、
 ヤブムラサキと呼ばれるようになる。

 クマヅツラ科
 学名:Callicarpa mollis
 花期:夏



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秋の頃に色鮮やかに変化する実が特徴的で、
昔から日本人に愛されてきた植物だと言いますが、

中々どうして、

花も可愛らしいですよね♪



ちょっと毛深い感じがしますが、葉のビロード感などは個人的に好きです(*´▽`*)




ムラサキシキブとヤブムラサキの明確な見分け方は
上の記事の通りで"毛"ですが、
個人敵には、そのほかに、
ヤブムラサキは花を下向きに付けるような気がします。
名前の由来はもしかすると、「日を避ける花」で"ヤブ"なのかもとおもったりも(*゜―゜)
9月12日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



暑い日がまだまだ続くこの頃、
自然生態園の中庭では美しいサルスベリの花が咲いていました♪

自然生態園に通い始めて3年目になりますが、
自然生態園の中庭でこんなにサルスベリがキレイに咲いたのは
初めてじゃないでしょうか(ФωФ)
















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【サルスベリ】百日紅・猿滑
 本州から九州にかけて植えられた園芸品種、ミソハギ科の落葉高木。
 (品種によっては背の低い、一才サルスベリというものもある)
 日当たりの良く、水捌けの良い場所を好む。
 江戸時代に園芸品種として持ち込まれた。
 枝先に円錐の花を付け、花紅色をし、次から次に花を咲かせては枯れる。

 名前の由来はその特性から。
 夏の頃、樹皮が剥げ、樹肌が滑らかになり、
 猿でも滑り落ちそうだと言うところからサルスベリと呼ばれる。
 また、百日紅は漢名からで、次から次に花が咲き、
 百日もの長い間、美しい紅色の花を楽しませてくれる事に由来する。
 (実際に花が楽しめる期間は1~2ヶ月と言われる)

 ミソハギ科
 学名:Lagerstroemia indica
 花期:夏



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百日紅という漢名からも解かるとおり、
花を楽しむ事が出来る期間が非常に長いです♪

お友達のしじゅうからさんもブログ内で記事にされていましたが、
その記事が確か、8月の始め。
そして、私が同じ固体を撮影したのが9月半ば。
この時点でも、上記の写真を見て解かるように、
まだまだ花盛りで、枯れる様子は見えません(ФωФ)
本当に長い期間、花を楽しませてくれる子です。

 →富士見坂だより - 百日紅


加賀千代女さんの有名な句。
 散れば咲き 散れば咲きして 百日紅
「咲いて散り」ではなく、「散れば咲き」であるのが一つのポイントでしょうか♪





加賀千代女さんには到底敵いませんが、私もサルスベリで一句。





   姪の手に花びら残す 百日紅     はゆ










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by mikenekohanten | 2007-09-12 23:44
9月12日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





さて、自然生態園の湿地で秋を代表する花が咲いてきました(≧▽≦)
その名もアキノウアンギツカミですッ!!!

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これはツボミ。

物凄いインパクトの強い名前が付けられた植物です(≧▽≦)
















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【アキノウナギツカミ】秋之鰻掴
 日本全土で生息が確認されているタデ科の1年草。
 やや薄暗い湿地を好み、群生する。
 葉は細長く、茎を包み込むように付く。
 茎は地面を這うように伸び、枝分かれし
 上部で立ち上がり、その先に花をつける。
 茎には下向きのトゲが並ぶ。
 花は薄紅色をし、枝先に小さな花を密生して付ける。

 似た種が数多くみられ、
 ママコノシリヌグイ、ヤノネグサ、ミゾソバ、ナガバノウナギツカミなどがある。

 本種は葉が矢尻型をし、葉柄が無~有まであり、秋に咲く。
 ウガギツカミは矢尻型をし、葉柄があり、春に咲き小型。
 ミゾソバは葉が牛形状をし、葉柄があり、両面に毛と刺が見られる。
 タニソバは葉がひし形をし、葉柄があり、葉柄に翼が見られる。
 ママコノシリヌグイは葉が三角形をし、葉柄があり、茎を抱く。
 ヤノネグサは葉が楕円長形になり、葉柄がある。

 名前の由来は茎の毛から。
 茎に硬い毛が多く見られ、
 ウナギを捕まえる事が出来そうな事から、ウナギツカミと呼ばれ、
 本種はその仲間のうち、秋に咲くことからアキノウナギツカミと呼ばれる。

 タデ科
 学名:Polygonum sieboldii
 別名:アキノウナギヅル
 花期:秋



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自然生態園ではミゾソバアキノウナギツカミが観察できます。
この2種は花を見てもいまいち見分けが付きませんから、
見分けるためには葉っぱを見る必要があるんですよね(*´▽`*)

3枚目の写真では葉の基部が茎を抱いているように見えます。
葉も細く矢尻形をしていますね。
よって、この子はアキノウナギツカミと言えます♪

それにしても、このインパクトのある名前の由来・・・
この固体の蔓を手に巻きつけてウナギを捕まえていたのかなぁ・・・?( ̄△ ̄;)ゞ





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