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5月11日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



良く晴れた日に、自然生態園の草地の横の道を歩いていると、
足元に"ぴぇこーんっ"とちびっちゃいバッタが飛んできました。

思わず踏んじゃいそうになって、おおっ!!! っと思ったりも。

よ~ぅく、見ると、とっても可愛らしい表情をした子でした(≧▽≦)
















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【ヒシバッタ】菱飛蝗
 日本全土に分布が確認されているヒシバッタ科のバッタの仲間。
 日当たりの良く背の低い草地や荒地を好む。
 全長2cm足らずで、羽根も小さく、
 羽根で飛ぶ事はないが、体の割りに大きな足を持ち、
 強い脚力で高く飛び上がる。
 春の早い時期から姿を現し、秋の終わりごろまで観察が出来る。
 体の紋様や色合には個体差が多いが、
 色は多くの場合が明るい茶色から暗い茶色で見られる。 

 名前の由来は、その体の形状から。
 真上から見ると、体の形状が菱型に見られるため、
 ヒシバッタと呼ばれる。

 ヒシバッタ科
 学名:Tetrix japonica
 活期:春~秋



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真上から見ると見事なひし形ですね(ФωФ)
ヒシバッタと呼ばれる由来がわかります♪

バッタの中では非常に小型な子で、すばしっこいですよね。

草地などに普通に居る子ですが、
そのすばしっこさや小ささから、
良く目にするのに良く観察した事がない子でもあります( ̄△ ̄;)ゞ

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後姿も・・・中々プリティじゃないですか(*´▽`*)
4月26日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



前回、春の頃に大量に出てきた黄色いトンボの1種、シオヤトンボを紹介しました。

 自然生態園へ行こう の ブログ : 【シオヤトンボ・♀】

沢山の黄色いトンボが群れていた訳です。

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あまりに沢山のトンボが仲良さそうに日向ぼっこしていたので、
てっきり1種類のトンボだけかと思ったら・・・

先に紹介したシオヤトンボと比べ、妙に腰の細いトンボを見つけて、
この黄色いトンボの群れの中にもう一種類、
別のトンボが混じっている事に気づいたのです(`・ω・´)



今回は、その黄色いトンボたちの中に一緒に居た、
もう一種類のトンボのご紹介です(`・ω・´)
















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 【フタスジサナエ】二条早苗
  本州から九州にまで分布しているトンボ科のサナエトンボの仲間。
  平地から山地に掛けての水底が浅い池や水田の止水域を好む。  
  春の頃に羽化し、木の陰に隠れるようにして成熟する。

  サナエトンボに似た種が多く居るが、
  胸部側面に黒い2本の条があることで識別できる。
  また、オスの場合、尾部上付属器の背面が黄色でハの字形に開き、
  メスは腹部側面の特殊な斑紋様と腹部の第9腹節が長い事も同定点になる。

  名前の由来はその生態から。
  苗代で育った苗を田んぼに移す頃に姿をあらわす事から早苗蜻蛉と呼ばれ、
  本種はその仲間のうち、腹部側面に2本の黒い条が見られるため、
  フタスジサナエと呼ばれる。

  サナエトンボ科
  学名:Trigomphus interruptus
  活期:春



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フタスジサナエと言いますが、はっきりと2条を確認できるのはオスで
メスの2条の内、1条は細くて切れている場合が多いので
メスの場合、腹部の側面にある斑紋を見て区別します(`・ω・´)

上の写真は腹部に斑紋が確認できますね(≧▽≦)



にしても、
交尾の時期になると、オス同士で陣地の取り合いをするのに、
メスはこの春の暖かい頃に、こんなにも仲良く日向ぼっこしてるのですね♪
4月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



先日、自然生態園を歩いていると、
なにやら植物とにらめっこしているお客様を発見(☆▽☆)

何を見ているのかと覗き込んでみると・・・・

















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 【ナラメリンゴフシ】楢芽林檎五倍子
  日本全土に発生が確認されているフシの一種。

  ナラメリンゴフシとは、ナラリンゴタマバチによって
  コナラなどの芽に作られた虫えい(虫が作ったコブ)の事であり、
  ナラメリンゴタマバチの雌が交尾後、
  一度コナラの根にナラネタマフシ(楢根玉五倍子)を作り、
  そこから冬に羽化した雌のナラメリンゴタマバチがコナラの冬芽に産卵し、
  それがこのようなフシを形成する。

  太陽が良く当たる場所ではリンゴのように赤くなり、
  一見すると、コナラがつけた果実のようにも見えるが、
  これは幼虫を育てるための部屋で、中に幼虫が居る。

  名前の由来はそのまま。
  "コナラ"などの"芽"に"リンゴ"のような"フシ"ができるため、
  ナラメリンゴフシと名づけられた。

  タマバチ科
  学名:Biorhiza nawai
  別名:オークアップル



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ナラメリンゴフシと言うくらいですから、ナラの芽に虫こぶが出来るのですが・・・
実生から生まれて間もない小さな固体になる事が多いように思います。

このとき、お客様に「なに見ているんですかぁ?」と尋ねたら、
この植物、何の実かわかりますか?」って質問されちゃいました(≧▽≦)

ほんと、こういった形状の虫こぶは植物の「実」にしか見えませんよね。
思わず食べちゃいたくなっちゃいそうです♪
これが虫の卵が入った虫こぶであることを説明すると
お客様がしきりに驚いていました♪
















コナラリンゴフシの写真を整理してて・・・ちょっとした遊びを思いつき、
下の写真を・・・寄り目になるようにして2枚の画像が重なるように見ると・・・

















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(縮小だと画像が少し乱れますので、クリックして原寸で見てください)
















立体的に見えましたか?(≧▽≦)
4月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪




自然生態園と出会って、フィールドでの活動が増えた私。
元々、昆虫などが大キライだった私ですが、
今では特定の昆虫を触ったり手のひらに乗せたりする事も、
お手の物となっていたりします。

ただ、どうしても馴染めない虫や生き物って言うのも多いです。





その中で、ちょっと はゆさんが恐怖に感じるのが、
アブやハチの羽音だったりします。

彼らの羽音って結構、轟音なんですよね。
頭の上を飛んでいるだけで、ドキッとして、一瞬動きが止まってしまいます。
正に、羽根音恐怖症。

















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 【ビロウドツリアブ】天鵞絨釣虻
  日本全国に生息が確認されているツリアブの仲間。
  日当たりの良い場所を好むほか、郊外でも良く見られる。
  幼虫はヒメハナバチの幼虫などに寄生し、成虫の食性は花の蜜。
  成虫は春のみ現れる。
  長い口を持ち、丸い体にはビロード状の毛が見られる。

  名前の由来はその能力から。
  ホバリング*¹(空中静止)が得意で、その場に停止するように飛ぶ姿から、
  まるで見えない糸に吊るされているように見えることから釣り虻と呼ばれ、
  本種は腹部見られる多くの毛がビロードのように見えることから、
  ビロウドツリアブと呼ばれる。

  ツリアブ科
  学名:Bombylius major
  活期:春



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ただ、アブにしてもハチにしても、
全てが全て敵対しているわけではありません。

このビロウドツリアブなんて、
食性は花の蜜ですから、人を襲う事はないでしょうし、
こうやってアップで見てみたら、
可愛らしい丸みを帯びた体にビロード状の毛。
愛嬌のある細い口。
何より、はゆさんが梳きなのは美しい羽根の紋様だったりも(*´▽`*)

羽音を聞いてドキッとしながらも、
空中でホバリングしているビロウドツリアブを見て、
「なぁ~んだ、おまえかぁ」なんて思っちゃったりします。










なんで、羽音があんなに恐怖に感じちゃうんだろう・・・(´・ω・`)
4月17日 はれ


春になってくると、沢山のトンボたちが目に付いてくる、自然生態園。
トンボの群れもここまで来ると圧巻です♪

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解かりますかね?

続きはこちらから
4月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



春の暖かい頃合になってくると、
昆虫たちの行動が活発になってきますよね。

自然生態園で良く見るチョウとしては、
シロチョウ、キチョウ・・・・





そして、今日紹介します、ヒメウラナミジャノメさん(≧▽≦)
















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 【ヒメウラナミジャノメ】姫裏波蛇乃目
  日本全国に分布する、比較的良く見られるジャノメの種。
  日当たりの良い、背の高くなる雑草の見られる草地を好む。
  幼虫の頃、ススキなどのイネ科の植物を食して冬を越す。
  年に3~5回発生し、春から秋の頃まで姿が見られる。

  似た種にウラナミジャノメと言う種があるが、
  本種はウラナミジャノメと比べ小型で、
  通常、羽根を閉じたときの裏後羽根の斑紋が
  5つ以上見られる事により識別する事が出来る。

  名前の由来はその紋様から
  羽根を閉じた時の裏側の紋様が波打ったように見え、
  羽根に蛇の目の紋様があることから、ウラナミジャノメとされ、
  本種はその中でも小型であるため、ヒメウラナミジャノメと呼ばれる。

  ジャノメチョウ科
  学名:Ypthima argus
  活期:春~夏



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表羽根はこちらから
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヒメウラナミジャノメ】
















色合いこそ、派手ではありませんが、
中々どうして、波紋がとっても美しいですよね♪

蛇の目とは所謂、2重丸の水玉紋様を指します。
"◎" こう言うヤツですね

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ジャノメと聞いてすぐに思い出すのは
雨々振れヾヾ母さんが~の歌で歌われるジャノメ。
今現在では「細身の和傘」を総称して蛇の目と呼ぶそうですが、
その中でも助六などと言われる、傘の中央に丸い紋が入っているものを、
真上から見ると、蛇の目に見えたことから、
蛇の目と呼び始めたのが始まりなんだとか。

また、某ミシンメーカーさんのお名前にも付いていますが、
こちらはボビン(下糸を巻いている装置)がジャノメに見えることから、
ジャノメ式ミシンと呼ばれたのが始まりなんだとか。

蛇の目はその昔、呪術的な意味合いで使われた事も多いということですが、
なんのなんの、この2重丸の紋様の美しい+インパクト。
家紋に使う武家も多かったと言いますが、
なるほど、ヒメジャノメチョウに紋付羽織を重ねて見る事も出来そうですね(≧▽≦)
4月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園で田んぼが始まると、ちょっと気なる存在が出てきます。

それは稲の害となり得る存在。
害虫と呼ばれる虫たちです・・・。

















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 【キリウジガガンボ】切蛆蚊乃乳母
  日本全土に生息が確認されている、大型のガガンボの仲間。
  湿地帯を好む傾向にある。
  幼虫の頃は田んぼの米苗を食べるなどの害虫とされる。
  成虫の羽の前縁の色が濃く、
  体長が約2cm(羽根を含めるともう少し大きく)となる。
 
  蚊を大きくしたような姿をしているが、
  生態的には蚊ではなく、ハエの仲間である。

  名前の由来はその姿から。
  その姿が蚊を大きくしたような姿のため、
  "蚊の姥(かのうば)"と呼ばれていたのが訛り
  "ガガンボ"と呼ばれるようになったと言われる。
  本種は幼虫の頃にウジ虫を半分に切ったような姿をしていることから
  "キリウジ"と言う名前が付いた。

  ガガンボ科
  学名:Tipula aino
  別名:カトンボ、アシナガトンボ
  出期:初夏と初秋



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もちろん、「害」を定めたのは人で彼らは一生懸命生きているだけです・・・。
それと同じく、人も一生懸命に生きているからこそ、
自らの「害」になり得る存在を定めるのでしょう。

自然保護を訴える人の中には
人は自然対して謙虚であるべきだ」と言う方が居ますが、
果たして・・・この世の中に・・・

自然に対して謙虚である生き物

そんなものが本当に居るのでしょうか・・・



一生懸命に一生を生きていれば、「謙虚」である事なんてできません。
一生懸命に生きる上で、相手を理解し共に生きる。
それは"自然"では無く、飽く迄"相手"だと私は思うのです。

そもそも、謙虚なんて言葉は本来「自分と同等か自分より下等な相手に対し、
 相手を認め、自分の地位に驕る事無く、控えめである」と言う意味です。
自然に対して謙虚であれ・・・なんて。
「人間が自然より勝っている」と裏を返して言っているようにしか聞こえません。

「謙虚」と言う言葉は、人が定めた「ルール」でしかないと言えます。
これは人が自分を守るために定めた「ルール」なのです・・・。(`・ω・´)

















さて、キリウジガガンボの幼虫は苗の根を食べてしまいます。
なので、田んぼを行なう人から嫌われる存在、
すなわち人から見て「害虫」であるという事になります(´・ω・`)

なので、彼らが田んぼの周りで飛んでいると
どうにか苗を守る方法が無いか・・・と考えてしまいます・・・





しかし、田んぼを守る方法は実は近くにあったんです・・・
それは・・・

100%を目指さないと言う考え方。

また、機会があればどこかでこのお話を(`・ω・´)
4月2日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



以前、自然生態園で見つけた謎の穴ポコを覚えているでしょうか?
覚えていない方はまずこちらをみて思い出して、
覚えていた方もおさらいのためにこちらを見てください♪

 自然生態園へ行こう の ブログ : 【この跡は?】
















あの時の穴ポコを作った仕業の主はフンコロガシの仲間と言うことでしたが、
今回紹介するのは、その糞虫と呼ばれるコガネムシの仲間なのです(`・ω・´)
















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 【センチコガネ】雪隠黄金
  日本全土に生息が確認されているコガネムシの仲間。
  金属光沢を持ち、赤色から赤紫色までの固体差があり、
  地域によっては青い光沢を持つ個体もあると言う。

  食性は糞や昆虫の死骸など。
  メスは土の中に溜めた糞の下に産卵し、
  幼虫はその糞を食べて育つ。

  似た種にオオセンチコガネと呼ばれるものがあるが、
  頭部前縁が富士山型なのがオオセンチコガネであり、
  丘型(緩やかな円縁)なのがセンチコガネで見分けが出来る。
   *頭部前縁:頭部顎の付け根の板

  名前の由来はその習性から。
  甲虫のうち、金属光沢を持つためコガネムシと呼ばれ、
  本種は糞を地面に埋め込む性質があることから、
  古い言葉で、厠のような糞を溜め込む場のことを雪隠(せっちん)を当て、
  センチコガネ(雪隠黄金)と呼ばれるようになった。

  センチコガネ科
  学名:Geotrupes laevistriatus
  活期:春~秋



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主に夕方頃に糞を捜し求め、飛び回るそうです。
この日も夕方ごろに飛び始めていました(*´▽`*)










茅場の中に迷い込んだのが運のつき。

















飛ぼうとすると、萱に当たって落ちる・・・

















飛ぼうとすると、萱に当たって落ちる・・・

















飛ぼうとすると、萱に当たって落ちる・・・





そんな、風景を私は撮っていました( ̄△ ̄;)ゞ

あまりに可哀想だったので、萱場を書き分けてあげると、
すっと藪の中へ消えていきました(*´▽`*)



いつでも、恩返しに来いよ―――――――――――――→ヽ(*゜▽゜)ノ