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by mikenekohanten | 2009-05-19 18:02
by mikenekohanten | 2009-04-03 20:35
2月7日・はれ


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にゃんぱち はゆです♪















今回紹介するのは、この子・・・
どうですか?
何に見えますか?
ちょっと不思議な形ですよね・・・

















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【カゴタケ】籠茸
 日本全土に分布していると思われるが、情報が揃っていない。
 アカカゴダケ科のキノコ。
 広葉樹林及び針葉樹林の地上、落ち葉が溜まる場所を好む。
 
 幼菌のころは卵形をし、直径3cm程度。
 白色で、地中に生息している。
 キノコが熟すると、頭頂部から裂け、中から網目状のキノコが広がる。
 内側には粘液状のグレバを付け、甘い香りを放つ。

 名前の由来は形状から。
 編み籠状の形状をする事からカゴタケと呼ばれる。

 アカカゴダケ科
 学名:Ileodictyon gracile
 発生:夏~秋



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正解はキノコでした・・・。

発生時期は初夏から晩秋にかけてと言われていますが、
私が発見したのは2月。
気になってWebでも調べてみると、意外と冬に発見された例も多く、
もしかしたら、研究や調査がまだ完全ではないのかもしれません。

この子は地中(落ち葉の蓄積した腐葉土の中)に埋まっていました。
私は別の目的で腐葉土を漁っていたわけですが、
そのおかげで、比較的珍しいキノコと出会える事になったようです♪





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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。





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カゴダケ
5月24日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





以前、5月11日の記事でヒナギキョウをご紹介しました(ФωФ)

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヒナギキョウ】

このヒナギキョウには似た種の花が2種あります。
その一種が今回ご紹介いたしますキキョウソウなのです♪

















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 【キキョウソウ】桔梗草・段々桔梗
  本州から九州にまで分布が確認されている北アメリカ原産帰化の一年草。
  春から初夏にかけて葉腋に数多くの蕾を付ける。
  花はいくつか開花するが、閉鎖花のままの蕾も多い。
  茎は根元で枝分かれする。
  葉はハート型で鋸歯があり、互生で、葉柄はなく、茎を巻き込む。

  元は観賞用として日本に入り、それが野生化したものだと思われる。

  似た種にヒナキキョウソウ、ヒナギキョウと呼ばれる種があるが、
  花の開花時期、本種が数多く花を咲かせるのに対し、
  ヒナキキョウソウ、ヒナギキョウ共に、茎の先に1つだけ花を咲かせるため、
  容易に識別する事が出来る。

  名前の由来は、その花の形状から。
  キキョウ科に属する桔梗色の花を咲かせるため、
  キキョウのような花を咲かせる草と言う意味でキキョウソウと呼ばれる。
  また、別名の段々桔梗はいくつかの花を段々に咲かせるためにそう呼ばれる。

  キキョウ科
  学名:Specularia perfoliata
  別名:段々桔梗
  花期:夏



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以前の記事のヒナギキョウと見比べると、違いは一目両全ですよね。
花の数や茎の葉の形状など、全然違う事がわかります♪

こうやって並べてみると、花の色も、
キキョウソウが濃く、ヒナギキョウは非常に薄い感じがしますよね。
花期にも違いがあり、キキョウソウは短い期間で5月~6月ごろまで(長くても7月)
それに比べヒナギキョウは8月になってもまだ咲いているのを目にします♪





面白い特徴なのは、キキョウソウの閉鎖花。
以前にスミレの記事で閉鎖花の話を少ししたのだけど、
キキョウソウの閉鎖花も凄く"知的"に活用されています。

スミレの場合はまず先に花を咲かせて昆虫による受粉を行ないます。
春の早い時期は、まだ他に蜜を出す草が少ないため、
早い時期に花を咲かせることで、効率良く虫に花粉を運んでもらうのですね。
その後、花期が終わりに近づくにつれ、他にも多くの花が増え、
昆虫たちが花粉を運ぶ量が減り始めたら閉鎖花を作り、
確実な自家受粉で子孫を残す方法です。

しかし、キキョウソウの閉鎖花はスミレと順序が違います。
まず、キキョウソウは閉鎖花を作り始めます。
土地の栄養がある時期に、まずは確実に自分の子孫を残すのです。
その後で花を咲かせて他の株との花粉の交配を行なうわけですが、
順序はスミレとまったく逆ですね。

でも、これにも植物の"知恵"を想像する事が出来ます。
キキョウソウが作る閉鎖花は主に茎の下側。
逆に通常の花は茎の上の方に付けます。
つまり、先に育つ下の方の花は地面に近い。
地面に近い面は背の低い草も多く居るでしょうから、花を咲かせても競争率が高く、
また、他の昆虫に気づかれにくい。
咲かせずに自家受粉したほうが効率が良い。
茎が伸びて背が高くなったら、地面から離れた分、他の植物との競争率は低くなり、
昆虫たちにも目立つので先の方に花を咲かせる。

キキョウソウの花もちゃんと"知恵"があります。
雄性先熟と言う、雄しべが先に熟して花粉を飛ばし、
後から雌しべが熟して花粉を受け取るようになります。
この雄性先熟はもちろん自家受粉しない為の"知恵"です。
先に閉鎖花でこれでもかと言う程、自家受粉しているわけですから、
花を咲かせてまで自家受粉してしまうと、色んな面で損な訳ですね。





植物の"知恵"は想像すればするほど、
納得させられ、面白く感じ、生き抜くための(生き抜いてきた)力強さを感じます♪
5月22日 くもり


にゃんぱち はゆです♪





前回、スズメノヤリを紹介したときに、
私が勘違いしていた植物の話をチラッ!? としたのですが・・・
今回はその勘違いした植物のご紹介です(`・ω・´)

ちなみに、スズメノヤリはこちら
 自然生態園へ行こう の ブログ : 【スズメノヤリ】
















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 【スズメノテッポウ】雀乃鉄砲
  日本全土で生息が確認されているイネ科の一年草。
  水持ちの良い草地を好む。
  水田地を好む種と草地を好む種があることから、
  水田地を好む種をスズメノテッポウ、
  草地を好む種をノハラスズメノテッポウと別ける学者もいる。

  田んぼや、畑などの害草と言われ、
  更に稲花粉も撒くため、嫌われる傾向にあるが、
  その一方で子供たちがこれを草笛として遊ばれてきた歴史も持つ。

  似たものにセトガヤと呼ばれる種があり、見分けるのが困難と言われるが、
  穂が熟した時のおしべが黄色になるのがスズメノテッポウ、
  穂が熟した時のおしべが白色のみなのがセトガヤで識別できる。
  
  名前の由来はその形状から。
  真っ直ぐ伸びる姿を銃剣に例え、
  スズメが持つ銃剣という意味からスズメノテッポウと呼んだと言われる。

  イネ科
  学名:Alopecurus aequalis Sobl
  別名:スズメノマクラ(雀乃枕)、ヤリクサ(槍草)
  花期:春



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ほらっ!!!
ヤリクサ(槍草)って別名が付くぐらいだから、
きっと、この固体をスズメノヤリと呼んでいた地域もあるはずっ!!!

なんて、自分の勘違いを誤魔化してみたり(*゜3゜)~♪



でもでも、
スズメノヤリとスズメノテッポウが隣接して並んでいたとして、
ほら、アレがスズメノヤリだよ」なんて教えられたら、
私みたいにスズメノテッポウをスズメノヤリと勘違いする人も出てくるハズ。

これって実は、人に固体を説明するときの大切なコトだと思ったりもっ♪
5月21日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



以前に紹介した自然生態園で見られる2種のタンポポ。

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【カンサイタンポポ】
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【セイヨウタンポポ】

片方が在来種のタンポポの代表として紹介しました、カンサイタンポポ
もう片方が外来種のタンポポの代表として紹介しました、セイヨウタンポポですが、

実は外来種のタンポポにはもう一種の代表さんがいらっしゃいます(`・ω・´)
それが今回紹介させていただく、【アカミタンポポ】です♪

















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 【アカミタンポポ】赤実蒲公英
  日本全土に生息が確認されているヨーロッパ原産の帰化でキク科の多年草。
  雨の少ない地域で、背の高い植物が少ない、荒地や草地を好む。
  見慣れた黄色い花を春から秋にかけて咲かせ続ける。
  総包はセイヨウタンポポと同じく反り返る
  花びらの1枚1枚に個別の雌しべを持っている事から、
  その1枚1枚が花である事が解かり、多くの花の集合体である。
  まず細長い雄しべが伸び、その後に先が2本に別れた雌しべが伸びる。
  
  似た植物にセイヨウタンポポがあり、花期の識別は困難である。
  一般的な見分け方としては、果期に種の色を見て、
  黄土色をしている方がセイヨウタンポポ
  赤褐色をしている方がアカミタンポポで識別する事が出来る。

  名前の由来には諸説がイロイロ有るのだが、
  有力な説としては、タンポポの花の形が鼓を連想させることから
  「タン、ポン、ポン」と言う鼓を叩く音を名前の由来にした説や、
  タンポポの白くて丸い綿毛種が
  古い昔に使われていた「タンポ槍」の形に似ていることから言われた説もある。
  本種はその中でも、実が赤い色を帯びるため、
  赤い実のタンポポで赤実蒲公英と呼ばれる。

  キク科
  学名:Taraxacum laevigatum
  別名:キレハアカミタンポポ(切葉赤実蒲公英)
  花期:春~秋(温暖な地では冬にも開花する)



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セイヨウタンポポとアカミタンポポの見分け方として、一般的に言われるのはコレ・・・

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タンポポの実の部分が明らかに色が違いますよね♪
それ以外は殆どセイヨウタンポポと酷似していて、
殆ど同一種では無いかと思うぐらいです( ̄△ ̄;)ゞ

あとは、いくつかの固体を見比べてみて気づいたのは
アカミタンポポの方の綿毛は比較的細い事が解かります。
上の2枚の写真を見比べてみてもらっても、
アカミタンポポは上から見て赤実が透けて見え易いのに対し、
セイヨウタンポポは綿毛がハッキリして、実が透けて見え難いのです・・・

















実は、何とかして花期の頃に見分けることが出来ないか、
花期の頃から、ずっと観察していました。


アカミタンポポの別名は「キレハ」。
葉が他のタンポポに比べて切れ込みが深く、葉が細いそうなのです。
その他、セイヨウタンポポに比べ花が小型であったり、
花自体の量が少なかったりと言う違いがあるそうで、
その当たりの違いを比べながら、
花期の外来種のタンポポを「セイヨウ」と「キレハ」で識別しながら、
綿毛になるまでを連続して観察していたのですが・・・

















正解率は非常に悪く、約40%・・・

どうにも、セイヨウタンポポでも環境によっては花が小さいものも多いし、
葉の切れ込みが深いものもある。
アカミタンポポは比較的小型のものが多いもの、
葉の切れ込みが浅いものも確認できました・・・

つまり、一般的に言われる花期の頃の見分けでは
やっぱり見分けることが難しそう・・・と言う事・・・(´・ω・`)

誰か、はっきりと見分けられる方法をご存知の方、教えてください。゚(゚つ△`゚)゚。