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11月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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さてさて~
この写真だけではちょっと何か見分けられませんよね♪
「キク科の仲間」つったって分からない・・・

でも、名前の由来は、この写真にある「毛」から来ているんです(*´▽`*)















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【コウゾリナ】顔剃菜、剃刀菜
 日本全土に分布が確認されているキク科の越年草
 日当たりの良い草地を好む。
 秋に芽生え、ロゼットで冬を越し、
 翌年の夏から秋にかけて、黄色いタンポポに似た花を数多く付ける。
 花は茎上部で分岐し、舌状花で数は多く、頭状花を10個程度付ける。
 茎は太く、背は高くなり、褐色から赤褐色の剛毛をつける。
 葉は下部に集中し、根生葉と混在、15cm程度と大きく、毛が多い

 似た種が多くあるが、
 本種は平野部から低山に多く、
 日当たりが良く管理された背の低い草の多い草地を好む。
 また、褐色の剛毛が多く、茎や葉はざらつく。
 総苞はやや黒味かかった緑色をする点で識別する。

 名前の由来は、その手触りから。
 茎や葉の剛毛を髭を剃った後の顎のざらつきに見立て、
 顔剃菜が訛ってコウゾリナと呼ばれた説と、
 このざらつく葉は髭も剃れそうだと言う意味から
 剃刀菜が訛ってコウゾリナと呼ばれた説がある。

 キク科
 学名:Picris hieracioides L. subsp. japonica (Thunb.) Krylov
 花期:夏~秋



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さてさて、一見するとブタナに似た感じですが、
ブタナはもっと弱弱しい感じでしょうか。
逆にコウゾリナは茎も太く、剛毛もあり、ごつごつしくみえます。

葉を触ってみると、ビロードの手触りを持つ葉に近い感触ながら、
毛自体は剛毛なので、硬く感じて、面白い手触りだったりします(*´▽`*)

この子は越年草で、茎を伸ばすまでに時間がかかります。
なので、藪のような場所では中々生息出来ません。
結果、日当たりの良い草地の中でも、背が高くならない草の多い場所を好みます。

となると、春~夏にかけて草刈がされ、
茎を伸ばす夏~秋にかけて放置されるところでよく見られるんです(*´ω`*)















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-11-17 19:17
11月9日 くもり


にゃんぱち はゆです♪
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しばらく、キク科の記事が続いていたので
今回はちょっと違う植物の紹介(*´ω`*)

上の写真を見て、あなたは何に見えましたか?

















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【フユノハナワラビ】冬之花蕨
 本州から九州まで分布が確認されているハナヤスリ科、多年生のシダ植物。
 定期的に草刈をされるような里山の環境に依存する。
 夏の終わりごろに葉を広げ、冬に胞子葉を伸ばす。

 葉は春夏に枯れる落葉性、秋冬に常緑となる。
 根生葉、基部で分かれ、地面付近で栄養葉を羽状複葉の形状で広げる。
 胞子葉は直立し先に胞子嚢を穂状に付ける。
 
 似た種にハナワラビの仲間がいくつかある。

 フユノハナワラビ
  ・栄養葉の鋸歯は丸く、先端はそれほど尖らない
  ・定期的に草刈が行われる草地を好む
  ・胞子期は秋から冬

 アカフユノハナワラビ
  ・基本的にフユノハナワラビに酷似する
  ・秋から冬にかけ、葉が赤く染まる。

 オオハナワラビ
  ・栄養葉の鋸歯が鋭く、先端が尖る傾向にある
  ・茎に毛が見られる
  ・山野を好む

 アカハナワラビ
  ・栄養葉の鋸歯が鋭く、先端が尖る傾向にある
  ・茎に毛は見られない
  ・胞子葉が終わった後、栄養葉全体が赤くなる

 ナツノハナワラビ
  ・胞子期は夏
  ・胞子葉の枝分かれが多い

 ナガボノナツノハナワラビ
  ・葉の切れ込みが少ない
  ・胞子葉の枝分かれが少ない

 ヒメハナワラビ・アキノハナワラビ
  ・小型
  ・高山を好む
  ・葉の鋸歯は不明瞭で丸みを帯びる

                                  など

 名前の由来は胞子葉の形状から。
 胞子葉が直立し、胞子嚢を穂状に付け、
 まるで花のように見える事から「ハナワラビ」と呼ばれ
 本種は冬常緑であることからフユノハナワラビと呼ばれる。

 ハナヤスリ科
 学名:Botrychium ternatum (Thunb.) Sw.
 胞子期:秋~冬



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フユノハナワラビは里山の植物の一つとして紹介されることが多いです。
と言うのも、夏の終わりごろに芽生え光合成をするための栄養葉を開きます。
このため、草が生い茂る草地ではどうしても「負けてしまう」傾向にあるんですね。

そのフユノハナワラビが今まで生き残ってこれた秘訣の一つが
「人間の生活環境に依存する事」だったと言えます。

里山は人間が定期的に管理していましたから、
草の背が高くなる時期に草刈が行われます。
(もしくは、田んぼの周期に合わせて草刈が行われます)

このとき、丁度その時期が
フユノハナワラビの栄養葉が出てくる時期とあっているんですよね。

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まさに、
魚で言えば、メダカやドジョウ、
植物で言えば、ヒガンバナと同じだと言えます。

こういう話を聞くと「人間もまた自然の一部」であると改めて実感するとともに、
現在の進化を遂げた人間に付いて来れなくなった生き物は
絶滅、または別の生き方、別の生物への依存、
近い生き物との交雑、進化・・・と、
これもまた実は「自然の理」に過ぎないのかなぁとも思えてしまうんですよね・・・

















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by mikenekohanten | 2008-11-12 23:18
11月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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前回紹介したコセンダングサの変種と言う扱い。
コシロノセンダングサです。

一般的な形状はコセンダングサと殆ど変わりガ無いのですが、
唯一花の部分に白い舌状花が現れます(`・ω・´)

正しい標準和名が決められていないのか、
「シロノセンダングサ」や「シロバナセンダングサ」などとも呼ばれています。
一般的には「コシロノセンダングサ」とされている事が多いようですが・・・。

















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 【コシロノセンダングサ】小白之栴檀草・子白之栴檀草
  本州から九州にまで分布が確認されている
  北米原産の帰化植物、キク科の1年草。
  平野部から低山地の乾燥地を好む。
  花は夏の終わりから黄色い頭状花を枝先に付け、
  白い舌状花を数枚付ける。
  葉は対生をし、羽状複葉で、小葉は3~7枚になる。
  鋸歯があり、葉の両面は微毛を持つ。
  茎は上部で多数分岐する。
  種は線形をし、先端に2~4本のトゲ。

  似た種は数多くあるが、じっくりと観察すれば同定する事が出来る。

  コシロノセンダングサ・シロノセンダングサ
   ・舌状花はハッキリとし、白色
   *コセンダングサの変種とされる。
   *舌状花以外は基本的にコセンダングサと変わらない

  コセンダングサ
   ・舌状花なし
   ・種は線形、トゲ2~4本
   ・総包はヘラ状になり、やや反り返る
   ・葉は複葉となり、小葉3~7枚

  アイノコセンダングサ
   ・舌状花は小さく、白色
   *コセンダングサの変種とされる。
   *舌状花以外は基本的にコセンダングサと変わらない

  アワユキセンダングサ
   ・舌状花は大きく、白色
   *コセンダングサの変種とされる。
   *舌状花以外は基本的にコセンダングサと変わらない

  ハイアワユキセンダングサ
   ・茎の下部が地面を這うように広がる
   ・葉は基本複葉3枚
   *アワユキセンダングサの変種とされる

  タチアワユキセンダングサ・オオバナノセンダングサ
   ・茎は直立
   ・葉は基本複葉5枚
   ・種は線形、トゲ2本
   *アワユキセンダングサの変種とされる

  センダングサ
   ・舌状花は黄色
   ・種は線形、トゲ3~4本
   ・総包は尖り、反らない
   ・葉は複数回の複葉となり、鋸歯はハッキリし、小葉は7~11枚

  コバノセンダングサ
   ・舌状花はなし~黄色
   ・種は線形、トゲは3~4本
   ・総包は反りかえらない
   ・葉の鋸歯は鈍い。

  ホソバノセンダングサ
   ・舌状花はなし~黄色
   ・種のトゲは2本
   ・葉は複葉になり、深く裂け、線形

  キンバイタウコギ
   ・舌状花は黄色~橙色
   ・種のトゲは2本
   ・葉は先の尖った被針形で、稀に深く3裂に裂ける
   *園芸品種として「ウィンターコスモス」と呼ばれる
  
  キクザキセンダングサ
   ・舌状花は大きく黄色
   ・種のトゲは2~4本
   *園芸品種として「ウィンターコスモス」と呼ばれる   

  アメリカセンダングサ
   ・舌状花なし~稀に小さく黄色
   ・種は扁平、トゲ2本
   ・総包は大きく、葉状になる
   ・葉は複葉、鋸歯はハッキリする。
   ・茎は赤みを帯び、四角く角ばる

  タウコギ
   ・舌状花なし
   ・種は扁平、トゲ2本
   ・総包は大きく、葉状になる
   ・葉の鋸歯は鈍い
   ・茎は赤みを帯び、角は無い。

  名前の由来は葉の形から。
  樹木のセンダンに葉の形が似ているためにセンダングサと呼ばれ、
  本種はコセンダングサの変種であり、白い花びらをつけるため、
  シロノコセンダングサと呼ばれていたのが転じて
  コシロノセンダングサになったと言われる。
  また別の説にシロバナセンダングサと名づけていたが、
  シロバナセンダンと言う別の花が既にあったため、混乱を避けるため
  コシロバナセンダンと呼ぶようになり、更に呼びやすく短縮されて
  コシロノセンダングサと呼ばれるようになった説がある。

  キク科
  学名:Bidens pilosa L. var. minor (Bl.) Sherff
  花期:秋



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名前には混同と混乱が生じています。
いくつかの図鑑では別名なのか、別種なのかが多く混同されているのです。

また、一般的にコシロノセンダングサは
コセンダングサの「変種」であるとされることが多いですが、
単なる「個体差」との意見を持つ人も居るようで真意は分かりません。

でも言われてみれば、
コシロノセンダングサが生えているところには
コセンダングサが観察できることも多いんですよね(`・ω・´)

もしかしたら、交雑や地域特化が進んで、
コセンダングサとコシロノセンダングサの境界線が淡くなっているのかもしれませんし・・・
さらに、そのコセンダングサとコシロノセンダングサの中間種を
アイノコセンダングサとして分ける事もあるらしく・・・

やっぱり、分からないですね(・ω・;)ヾ

















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by mikenekohanten | 2008-11-11 03:49
11月5日 はれ

にゃんぱち はゆです♪
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コセンダングサ
当ブログでも、何度か紹介した事がある子ですね♪(*´ω`*)

センダングサの名のつく外来種で有名なのはアメリカセンダングサですが、
近年、そのアメリカセンダングサを追いやる勢いで増えているとも聞き、
実際、目にする機会も増えてきたように思えます。
















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 【コセンダングサ】小栴檀草・子栴檀草
  本州から九州にまで分布が確認されている
  熱帯原産の帰化植物、キク科の1年草。
  平野部から低山地の乾燥地を好む。
  日本には江戸時代ごろに持ち込まれたと言われる。
  環境: 本州中部以西、荒れ地、1年草
  花は夏の終わりから黄色い頭状花を枝先に付ける。
  葉は対生をし、羽状複葉で、小葉は3~7枚になる。
  鋸歯があり、葉の両面は微毛を持つ。
  茎は上部で多数分岐する。
  種は線形をし、先端に2~4本のトゲ。

  似た種は数多くあるが、じっくりと観察すれば同定する事が出来る。

  コセンダングサ
   ・舌状花なし
   ・種は線形、トゲ2~4本
   ・総包はヘラ状になり、やや反り返る
   ・葉は複葉となり、小葉3~7枚

  アイノコセンダングサ
   ・舌状花は小さく、白色
   *コセンダングサの変種とされる。
   *舌状花以外は基本的にコセンダングサと変わらない

  コシロノセンダングサ・シロノセンダングサ
   ・舌状花はハッキリとし、白色
   *コセンダングサの変種とされる。
   *舌状花以外は基本的にコセンダングサと変わらない

  アワユキセンダングサ
   ・舌状花は大きく、白色
   *コセンダングサの変種とされる。
   *舌状花以外は基本的にコセンダングサと変わらない

  ハイアワユキセンダングサ
   ・茎の下部が地面を這うように広がる
   ・葉は基本複葉3枚
   *アワユキセンダングサの変種とされる

  タチアワユキセンダングサ・オオバナノセンダングサ
   ・茎は直立
   ・葉は基本複葉5枚
   ・種は線形、トゲ2本
   *アワユキセンダングサの変種とされる

  センダングサ
   ・舌状花は黄色
   ・種は線形、トゲ3~4本
   ・総包は尖り、反らない
   ・葉は複数回の複葉となり、鋸歯はハッキリし、小葉は7~11枚

  コバノセンダングサ
   ・舌状花はなし~黄色
   ・種は線形、トゲは3~4本
   ・総包は反りかえらない
   ・葉の鋸歯は鈍い。

  ホソバノセンダングサ
   ・舌状花はなし~黄色
   ・種のトゲは2本
   ・葉は複葉になり、深く裂け、線形

  キンバイタウコギ
   ・舌状花は黄色~橙色
   ・種のトゲは2本
   ・葉は先の尖った被針形で、稀に深く3裂に裂ける
   *園芸品種として「ウィンターコスモス」と呼ばれる
  
  キクザキセンダングサ
   ・舌状花は大きく黄色
   ・種のトゲは2~4本
   *園芸品種として「ウィンターコスモス」と呼ばれる   

  アメリカセンダングサ
   ・舌状花なし~稀に小さく黄色
   ・種は扁平、トゲ2本
   ・総包は大きく、葉状になる
   ・葉は複葉、鋸歯はハッキリする。
   ・茎は赤みを帯び、四角く角ばる

  タウコギ
   ・舌状花なし
   ・種は扁平、トゲ2本
   ・総包は大きく、葉状になる
   ・葉の鋸歯は鈍い
   ・茎は赤みを帯び、角は無い。

  名前の由来は葉の形から。
  樹木のセンダンに葉の形が似ているためにセンダングサと呼ばれ、
  本種はセンダングサに似た小型の花であるため、コセンダングサと呼ばれる。

  キク科
  学名:Bidens pilosa L. var. pilosa
  花期:秋



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さて、うぃきぺでぃあさんで「キク科」を調べてみると次のように記載されています。

 引用ここから
  世界ではおよそ950属2万種、日本では約70属360種のキク科植物が知られており、
  地球上のほとんどの地域で生育可能である。
 引用ここまで

とまぁ、物凄い数があるわけですが、
こうやって似た種の見分け方を書いているとなんとなく分かってきました。

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トゲが1本多い。
茎が地面を這うか這わないか。
花びらの大きさが大きいか小さいか・・・。

素人目には「個体差違うんかいっ!!!」って言うようなものまで
別種(または変種)として扱っているのですね・・・

















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by mikenekohanten | 2008-11-05 23:18
11月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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この時期、山路を歩いていると、ついつい"花"を探しちゃうんですよね♪
これから徐々に山の中の色が減って行く事を
ついつい考えちゃってしまっているのかもしれませんね(・ω・;)ヾ

そんな中で、大きめでキレイな花に出会うと、妙にホッとしちゃったり(*´ω`*)















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 【ツワブキ】石蕗・強蕗・艶蕗
  本州から九州にまで分布が確認されているキク科の多年草。
  浜辺、岩場や崖などの半日陰を好む。  
  花は秋から冬にかけて開花し、5cm程の黄色い大きな花をつける。
  葉は常緑、光沢を持ち、縁は若干波打つ。
  秋遅くに花茎を伸ばす。
  そう果に冠毛あり。

  茎などを食用にするほか、民間療法などに用いられ、
  火傷などの生薬に使うこともある。

  似た種にはオオツワブキなどがある。

   オオツワブキ
   ・ツワブキに比べ茎が太く、花付きも良い。
   ・また、花自体も大きくなる傾向にある。
   ・自然分布は九州

  名前の由来はその葉の形状から。
  フキノトウに似た丸い葉を持ち、その葉が厚くツヤがあることから、
  艶葉蕗と呼ばれたのが転じてツワブキと呼ばれる。
  漢字で石蕗と書かれるのは、岩場などを好むため、
  "石場でも好む蕗"と言う意味で当てられたと思われる。

  キク科
  学名:Farfugium japonicum (L. fil.) Kitam.
  花期:秋



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食用になるツワブキ。
葉だけ見ると、本当にフキそっくりですよね♪

似た種には「オオツワブキ」と言う固体があります。
九州西部の局部に自生している子。
ツワブキと比べて、
茎も太く、葉も大きく、花も大きくなる傾向にあるようす。





・・・それって個体差じゃないのかなぁ・・・





でもまぁ、地域的な個体差が大きくなれば、
その地域独特の進化をするわけで、
これも別種と扱われるのか・・・
花の大きさもツワブキの花は5cm程度ですが、
オオツワブキは10cm近くにまでなるそうで
確かに、そこまで大きさが変われば・・・


複雑(・ω・;)ヾ

















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by mikenekohanten | 2008-11-05 00:22
10月31日 くもり


にゃんぱち はゆです♪

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3つの花がワンセットになったように咲かせる・・・
キッコウハグマです♪
今年も開花が確認できました(*´▽`*)















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 【キッコウハグマ】亀甲白熊・亀甲羽熊
  日本全土で分布が確認されているキク科の多年草。
  山地のやや乾燥した日陰を好む。
  花は、一つの花頭は3つの白い小花からなる。
  葉は角ばった心形をする。
  茎に蕾を多くつけるのだが、そのうち花を咲かせるのは極一部で、
  殆どの多くが花を咲かせず自分の花粉で受粉する閉鎖花と言う形を取り、
  なかなか花をつけない植物として知られている。

  名前の由来は種の頃に付ける白い綿毛から。
  中国やチベットに住む哺乳類のヤクの尾の内、白いものを白熊(ハグマ)と言い、
  日本では兜やヤリの飾りに使われる白い毛のボンボリを羽熊と呼ぶ。
  種子に付く白い綿毛をその白熊に見立ててハグマと呼び、
  そのうち、本種は葉の形、紋様が亀の甲羅のように見えることから、
  亀の甲羅に似た葉を持つ白熊と言う意味でキッコウハグマと呼ばれる。

  キク科
  学名:Ainsliaea apiculata
  花期:秋



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低山地の日陰を好む上、薄暗い場所では花を咲かせず、閉鎖花である事が多い・・・
暗いと花を咲かせないと言うのも何か理由があるのかな?(`・ω・´)

今年も開花していることを確認しましたが、
今回は花にズームして撮影してみました。

よく見ると、タンポポのように小さな花の集合体のように見えます。
でも、実は3つの小花の集まりなんですよね。
花びらが15枚ほど見えますが、
一つの小花の花びらが、5つの切れ込みになっていて、
それが3つあるから、タンポポのように見えるそうですよ(`・ω・´)

つまり、花びら(舌状花)が15枚に見えても、
実際は3枚(3つの花)って事なんです♪














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by mikenekohanten | 2008-10-31 22:43
10月31日 くもり


にゃんぱち はゆです♪
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今回紹介するのはセンブリ
センブリって名前を聞いて思いつくのは・・・あのセンブリ茶かもしれませんが・・・

















その通り、あのセンブリですっ!!!















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【センブリ】千振
 日本全土に分布が確認されているリンドウ科の2年草。
 やや、日当たりの良い貧栄養の草地を好む。
 秋の頃に茎上部の葉腋から花柄を出し、白い花を咲かせる。
 紫色の条が入る花びらを4~5裂する。
 葉は対生をし、線形または卵長細形、全縁をする。
 茎は根元で分岐し、直立、角ばる。
 民間療法としても利用され、葉は極端に苦い。

 似た種にイヌセンブリと呼ばれる種がある。
 本種は草地を好み、花の中央の毛は若干少なく、葉は苦いのに対し、
 イヌセンブリは湿地を好み、花の中央の毛はやや多く、葉の苦味は微量。

 名前の由来はその苦味から。
 千回振り出しても苦味は取れず苦いとされることからセンブリと呼ばれる。
 *振り出し:煎じること

 リンドウ科
 学名:Swertia japonica (Schult.) Makino
 花期:秋
 香川県RDB:準絶滅危惧種
 環境省RDB:表記なし



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センブリは、ドクダミやゲンノショウコと並んで、
日本の民間療法薬の三本の指に入るらしい・・・。

日本では基本的に「胃腸を整える」意味合いで使われる事が多いのだけど、
そういった成分は殆ど含まれていないらしい・・・
ただ、一般的に物凄く苦いことから食欲増進の効果はあるそう・・・(・ω・;)ヾ

















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普段、カメラを縦にしては撮影しないのだけど・・・(*´ω`*)















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by mikenekohanten | 2008-10-31 22:29
10月18日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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って事で、今回紹介するお花はアキノキリンソウだったり。

秋の雰囲気が感じられる頃に、
少し、お山を歩けば比較的簡単に観察できる子だったりもします(*´ω`*)















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 【アキノキリンソウ】秋之麒麟草・秋之黄輪草
  日本全土に生息が確認されているキク科の多年草。
  比較的日当たりの良い場所を好む傾向にあるが、
  薄暗い場所でも生息する固体がある。
  ただし、日当たりの良い場所でも悪い場所でも生息できるのではなく、
  日当たりの良い場所を好む固体と
  薄暗い場所を好む固体があると言われている。
  葉の裏には葉脈の網目模様がハッキリと見られる。
  茎や葉は食用になるほか、漢方や民間療法などにも用いられる。

  名前の由来はベンケイソウの仲間のキリンソウから。
  由来には有名なものが2つあるのだが、
  由来の1つには、黄色い花を伝説の生き物である麒麟に見立てたと言われ、
  もう1つの由来は黄色い花輪が幾重にもなることから、黄輪と呼ばれたと言う。
  本種はそのベンケイソウ科のキリンソウに花が似ていて、
  秋の頃に花を付ける為、アキノキリンソウと呼ばれる。

  また、別名アワダチソウと呼ばれるが、
  これは種の頃、茎一杯に白い綿が出て、
  酒を酒造するときの泡立ちに見立てて泡立草と呼ばれる。

  キク科
  学名:Solidago virga-aurea
  別名:泡立草(あわだちそう)
  花期:秋



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外来種のセイタカアワダチソウと同じく、アワダチソウの異名を持ちますが、
花の頃は随分と雰囲気が違う子です♪

ついつい、この子を見つけて「キリンソウ」と言っちゃいますが、
キリンソウはベンケイソウ科の植物で、アキノキリンソウはキク科の植物。
名前を呼ぶときはしっかり、「アキノ」を付けないといけません(・ω・;)ヾ

















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by mikenekohanten | 2008-10-18 21:29
9月10日 はれ


にゃんぱち はゆです♪

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やはり、この子たちを山路で見かけるようになると、
秋を感じてしまう私ヽ(≧▽≦)ノ

ヤブラン

普段撮影している、まんのうのヤブランではなく、
今回は高松のヤブラン・・・。

















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【ヤブラン】薮蘭
 本州から九州にまで分布が確認されているユリ科の多年草。
 林の縁のような半陰を好む。
 花は、夏の頃に茎を伸ばして花序に淡紫色の花を総状に付ける。
 葉は根生し、細長く斑が入る種もある。
 秋の終わりごろには光沢のある黒い実を数多く実らせる。

 似た種にコヤブラン、ヒメヤブランと呼ばれる種がある。
 
  ヤブラン
   ・株立ち
   ・数多く花を付ける
   ・葉に光沢

  コヤブラン(リュウキュウヤブラン)
   ・地下茎で群生
   ・花茎はまばらに出る。
   ・花色は比較的淡い

  ヒメヤブラン
   ・地下茎で群生
   ・葉は極端に細く、花茎より長い。
   ・花数は極端に少ない

 名前の由来はその葉の形状から。
 ラン科の植物の葉に似ていて日陰の薮の中にあるため、
 薮の中にあるランに似た葉をつける植物と言う意味でヤブランと呼ばれる。

 ユリ科
 学名:Liriope muscari
 別名:山菅(やますげ)、リリオペ、夏ムスカリ
 花期:夏~秋



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ちょっと気になったのは花穂の先に緑色の塊が見える・・・
過去まんのうではこういった固体を見た事がなかったのですが、
この緑色はいったいなんだろう?
まだ若い固体なのかなぁ・・・

ちょっと気になります(・ω・;)ヾ

















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
にゃんぱち はゆです♪

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今回は9月ごろに見られたキノコを一挙公開♪
やっぱり、秋のシーズン、
いろんな形のキノコとで合えました♪















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キクバナイグチ。
オニイグチの仲間で、カサを真上から見ると菊の花のように見える事から♪















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キタマゴダケ。
タマゴダケに似て黄色。
食用になるらしいけど、この子に凄く似て猛毒を持つ、
タマゴダケモドキが居るので注意。
見分け方はあえて書かないので、見分け方が分からないなら食べちゃダメ!

















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キツネノタイマツ。
何故キツネのタイマツか良く分からないけど、
形状は面白いの。
本当は折れずに立っています。
似た子には「キツネノエフデ」や「キツネノロウソク」なんて子も。
菌が地面から形を出し、立った数時間でこの形状にまで成長するので、
物凄く成長の早いキノコといえるかも。

















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シロオニダケ。
雑木林では意外に遭遇確立の高い子。
Webで調べてみると面白い事がわかり、
この子の記事を書いたサイトの多くが、有毒か無毒か分からないとしている。
各図鑑でも統一性が無いのだとか。

見た目は毒キノコそのものって感じなんですけどね(`・ω・´)















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ナラタケモドキ
シメジの仲間。
この、密な群生具合・・・中々です!

















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ベニイグチ
オニイグチの仲間。
食べれないことは無いみたいだけど・・・有毒、無毒良く分かりません。

















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ミドリニガイグチ
似た子にキイロイグチがいるけど、
カサの裏が黄色じゃないので、苦い方。
食べられないことは無いらしいけど、苦いらしい。

















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最後にお友達が見つけてきた巨大イグチ。
結局何の仲間かわからなかったので、食べるのはやめたらしい。

横に並んだ、お茶碗の直径が10cmぐらいだと思っていただければ。
by mikenekohanten | 2008-09-30 23:59