11月5日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
a0059328_327411.jpg
















低山地の山路を歩いていると、山路上にコロッと大きな物体。
一目で「」だと分かったのだけど・・・
はて、この近くに「」はあっただろうか・・・!?















a0059328_3315353.jpg



【クサガメ】臭亀
 本州から九州にまで分布が確認されているイシガメ科の亀。
 緩やかな流れのある、川やため池を好む。
 基本は昼行性。
 雑食性。
 最大30cm程度にまでなる。
 オスよりメスの方が大型になる傾向にある。
 ストレスを感じると、臭匂を出す。
 甲羅は扁平型で、やや角ばった楕円形。
 甲羅には3筋の隆起がある。
 通常、顔の側部に黄緑色い紋様が見られるが、黒化型がある。

 似た種がいくつかいるが、
 本種は頭部を上から見ると角度が広く、大きく見える傾向にあり、
 通常、顔側面に黄緑色の紋様が見られる(無い固体も)
 背中の甲羅に3列の隆起が見られる。

 名前の由来はその特徴から。
 ストレスを感じると臭匂を発する事から、
 臭い亀と言う意味でクサガメと呼ばれる。
 また、石亀(イシガメ)に対して、草亀(クサガメ)と呼ぶ説もある。

 ヌマガメ科・イシガメ科
 学名:Chinemys reevesii
 活動期:春~秋
 


a0059328_3514166.jpg
















このクサガメを見つけた山の全体像を把握していないので、
園路からそれたところに、人目に付かない池があるのかもしれない

・・・って思うと

「人の入らない池の植物に出会える!」とワクワクしちゃったり♪





でも、池は見つからなかったんだけど―――→!






って事は、このクサガメ・・・凄い長旅をしてきたんぢゃないだろうか(・ω・;)ヾ

















a0059328_412044.jpg

ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
10月21日 くもり


にゃんぱち はゆです♪
a0059328_2153747.jpg
















ってことで、「この子はだぁれ?」の今回の写真で
ニホンアカガエルと正解した方はアカガエルファンかもしれません♪















a0059328_21571642.jpg



【ニホンアカガエル】日本赤蛙
 本州から九州にまで生息が確認されているアカガエルの仲間。
 平野部から低山部溜池や放棄田などに生息する。
 体は褐色から赤褐色をする。
 沖縄以南を除く日本でも早い、1月から3月の頃に産卵する。
 産卵後、春眠を取り、初夏の頃に活動を開始する。
 冬の頃、陸地の落ち葉の影などに隠れ冬眠を取る。

 似た種にヤマアカガエルと言う種がある。
 ニホンアカガエルは平野部から低山地を好み、
 口の下から腹にかけて斑模様は見られないか、見られても小さく薄く、
 背部の2本の条は直線になる。
 幼生の時の背部には一対の黒点が見られる。
 比べて、ヤマアカガエルは低山地から高地を好み、
 口の下から腹にかけて黒く大きな斑紋様がハッキリと確認出来て、
 背部の2本の条は屈折か、途切れる。
 また、幼生の時の背部には一対の黒点は見られない。
  
 名前の由来はその生態から。
 体の色が赤褐色になることからアカガエルと呼ばれ、
 本種はその仲間のうち日本の各所で見られる事から、
 ニホンアカガエルと呼ばれる。

 アカガエル科
 学名:Rana (Rana) japonica
 活期:春~秋
 産期:冬~春



a0059328_2274539.jpg
















さて、ニホンアカガエルと似た子。
香川県でも数種いますが、その中でも間違えそうな子との識別点をいくつか

 ニホンアカガエル
 ・背側腺(目から背中に伸びる条)が直線
 ・喉に目立った紋様は無い、またはやや赤色のそばかすのような斑紋が出る
 ・頭部はやや細い傾向

 ヤマアカガエル
 ・背側腺(目から背中に伸びる条)が目の後ろで一度屈折する
 ・喉には大きな黒紋が見られる(稀に紋様の無い固体もある)
 ・頭部はやや太い傾向

 タゴガエル
 ・背側腺(目から背中に伸びる条)が目の後ろで一度屈折する
 ・喉には黒色のそばかすのような斑紋が出る

と言う事で、香川県で通常見られる似た子を区別した場合、
喉が白くキレイなら、ほぼニホンアカガエル。
(もちろん、背中の2本の条が直線である事も合わせて識別するのが一番♪)

a0059328_23122148.jpg
















a0059328_23163540.jpg

ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
by mikenekohanten | 2008-10-21 12:51
H20.10.18 はれ


にゃんぱち はゆです♪
a0059328_21424891.jpg
















この銭紋、ピンと来たら110番。



・・・したら、しじゅうからさんがきます♪





って事で、もうお分かりと思いますが、マムシさんですね♪
この日は凄くお天気がいい日。
人通りの多い山路でしたが、道のど真ん中で日向ぼっこをしていました(・ω・;)ヾ

















a0059328_21444830.jpg



【ニホンマムシ】日本蝮
 日本全土に生息が確認されている毒を持つクサリヘビの仲間。
 低山地などを好むが、稀に平野部の人里などにも現れる。
 背中には円形の紋様がある。
 また、全身が黒い黒化型や全身が赤い赤化型などもある。
 体は一般的な蛇に比べ、太く短い。
 また、頭が緩やかな三角形をしているのも特徴。
 食性はねずみやカエルなど。
 主に夜行性であるが、出産時と冬眠の時期には昼間に見られることもある。

 一般的に毒を持つ蛇の代表であるが、死亡例は少ない。
 毒は決して弱いものでは無いのだが、
 一回噛まれた時に注入される毒の量が少ない事が言われる。

 ヘビには珍しく受胎性であり、腹の中で卵を孵し子供を生み落す。
 俗に「口から赤ん坊を出す」や「腹を裂いて出てくる」と言う迷信があるが、
 実際には排出口があり、そこから産み落とす。

 名前の由来には諸説があるが、有名なものはその古名から。
 ヘビの語源が"食む"や"噛む"と言う意味のある ハミ と呼ばれ、
 更に古い昔はネズミ程度の小さな生き物も虫の仲間と考えられ、
 ヘビなどは長い体をした虫という意味で 長虫 と呼ばれていた。
 その古い言葉が混ざり ハミムシ とされ、転じてマムシと呼ばれるようになった。
 漢字で蝮と書くのは上記にもあるように、長虫の仲間だが、
 寸胴で腹が大きいと言う意味でムシヘンにハラを書き 蝮 と表した。

 クサリヘビ科
 学名:Gloydius blomhoffi
 活期:春~秋



a0059328_21462946.jpg
















マムシが何故毒を持っているのか。
一年以上前の記事で、記載した事があります。
 →にゃんぱち 地球生態園 : 【ニホンマムシ】

マムシの被害のケースの内、
「子供を身篭っていたマムシを誤って踏んでしまった」が多いと言われますが、
この点もまた、マムシが毒を持つ説の裏づけになりそうです。

・・・まぁ、ひとつの考え方な訳ですが。

a0059328_22354467.jpg


マムシは基本的に移動速度が遅く、そのため夜行性。
食料は主にカエルやネズミ。
食料となる彼らが多く生息している環境でなければ、
生態系ピラミッドは成立しませんから、
マムシが居る環境は実は生態系の高い環境と言えますね。

















a0059328_22532786.jpg

ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
10月8日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
a0059328_1923104.jpg
















ってことで、シュレーゲルアオガエルちゃんです♪
似た子にはニホンアマガエルちゃんと、モリアオガエルちゃんがいて、
結構間違えちゃう事が多いんです。
ちなみに、四国ではモリアオガエルちゃんは居ない事になっていますが、
・・・目撃例もあるらしい・・・
居るか、居ないのか、ハッキリしていないと言うのも有るのかもしれないのだけど、
誰かが「本州から持ち込んだ」可能性もあると居えます(´・ω・`)















a0059328_19275114.jpg



【シュレーゲルアオガエル】Schlegel's Green Tree Frog
 本州から九州にまで分布が確認されている"アオ"ガエル科のカエル。
 低山地の谷間にある浅い水域がある林を好む。
 日本固有種である。
 腹部は白く、背部は暗色から明色までの緑色の変化が見られる他、
 稀に、背部に黄色い紋が見られる固体もある。
 足のヒレは小さく、指先に吸盤が見られる。
 また、オスは成熟すると首の下が黒くなる。
 食性は肉食であり、自分より小さな昆虫類などを食する。

 春から梅雨に掛けて繁殖期に入り、
 オスは田んぼなどの水辺の畦に浅い穴を掘りその中で鳴いてメスを呼び
 近づいてきたメスを抱接し、近くの水辺で泡状の卵塊を産卵させる。
 夏の頃には近隣の林に戻り、背の低い木の上で生活する。
 また、冬には浅い土の中で冬眠を行なう。

 似た種にはニホンアマガエルやモリアオガエルと呼ばれる種がある。
 ニホンアマガエルは目から鼻の先に掛けて黒い紋があるのに対し、
 本種にはそれが見られないため識別できる。
 例外はあるが、モリアオガエルは一般的に目の色が赤み掛かるのに対し、
 本種は目の色が金色掛かり、識別する事が出来る。
 また、本種はモリアオガエルに比べ水かきの発達が未熟と言われる。
 
 名前の由来はオランダのライデン王立自然史博物館第二代館長であった、
 ヘルマン・シュレーゲル氏の名前より。
 元々、日本固有種であるシュレーゲルアオガエルは
 日本の研究をしていたシーボルトにより"アマガエル"として持ち帰られ、
 その後の研究により「アマガエルの中に別の種が混じっている」事が解り、
 新種の発見として日本動物史の一部を執筆した
 ヘルマン・シュレーゲル氏の名前がつけられた。

 アオガエル科
 学名:Rhacophorus schlegelii
 活期:春~夏



a0059328_1932167.jpg
















2枚目のシュレーゲルさんを真上から見た写真などは、
ニホンアカガエルと見分けが付かない感じですよね・・・
と言う事で、似た子の見分け方を載せておきます。

香川県では一応、次の三種を目撃する可能性があると居えます。
(ただし、モリアオガエルに関しては、居るのか居ないのかハッキリと分かって居ません)


 ニホンアマガエル
  ・通常、鼻から目、目から耳にかけて黒条が入る
  ・鼻先は丸みを帯びる
  ・目(虹彩)は金色をする
  ・♂も♀も大きさは3cm程度
  ・体色は基本緑色、変化で茶褐色になる事もある
  ・斑紋は通常無いが、大きな褐色の斑紋が見られる固体もある

 シュレーゲルアオガエル
  ・通常、鼻から目、目から耳にかけて黒条は見られない
  ・鼻先は尖る傾向にある
  ・目(虹彩)は金色をする
  ・♂は3cmほど、♀は4cmを超える事も。
  ・モリアオガエルと比べると水かきは小さい
  ・体色は基本緑色、変化で茶黒色になる事もある
  ・斑紋は通常無いが、小さな黄色の斑紋が見られる固体もある

 モリアオガエル
  ・通常、鼻から目、目から耳にかけて黒条は見られない
  ・鼻先は尖る傾向にある
  ・目(虹彩)は通常、紅色かかる
  ・♂は4cm超えることも、♀は6cmを超え大型
  ・シュレーゲルアオガエルと比べると水かきは大きい
  ・体色は基本緑色、変化で暗緑色になる事もある
  ・斑紋は通常ないが、大きな暗褐色の斑紋が見られる固体もある

上の説明文で、「通常」と記載されているのは
もちろん、それがない固体も居ると言う事・・・。
つまり、ニホンアマガエルの場合、目の後ろの黒条が無い子もいるし、
モリアオガエルの場合、目の虹彩が紅色をしない子もいるので・・・
余計見分けられません(・ω・;)ヾ

a0059328_20201120.jpg

a0059328_20202215.jpg


シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエルの場合、
鼻の先も見分けるポイントになるそうですが、
固体によっては見分けが難しいです(・ω・;)ヾ

















a0059328_2045252.jpg

ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-10-08 19:21
9月22日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園のやや薄暗い杉林が並ぶ林道・・・
東の谷の奥ばったところを歩いていると、
なにやらスゲの仲間の並ぶ湿地の中からゴゾゴゾ・・・

a0059328_1752625.jpg


闇に隠れて表れたのが、シュレーゲルアオガエルでした。
















a0059328_177862.jpg



【シュレーゲルアオガエル】Schlegel's Green Tree Frog
 本州から九州にまで分布が確認されている"アオ"ガエル科のカエル。
 低山地の谷間にある浅い水域がある林を好む。
 日本固有種である。
 腹部は白く、背部は暗色から明色までの緑色の変化が見られる他、
 稀に、背部に黄色い紋が見られる固体もある。
 足のヒレは小さく、指先に吸盤が見られる。
 また、オスは成熟すると首の下が黒くなる。
 食性は肉食であり、自分より小さな昆虫類などを食する。

 春から梅雨に掛けて繁殖期に入り、
 オスは田んぼなどの水辺の畦に浅い穴を掘りその中で鳴いてメスを呼び
 近づいてきたメスを抱接*¹し、近くの水辺で泡状の卵塊を産卵させる。
 夏の頃には近隣の林に戻り、背の低い木の上で生活する。
 また、冬には浅い土の中で冬眠を行なう。

 似た種にはニホンアマガエルやモリアオガエルと呼ばれる種がある。
 ニホンアマガエルは目から鼻の先に掛けて黒い紋があるのに対し、
 本種にはそれが見られないため識別できる。
 例外はあるが、モリアオガエルは一般的に目の色が赤み掛かるのに対し、
 本種は目の色が金色掛かり、識別する事が出来る。
 また、本種はモリアオガエルに比べ水かきの発達が未熟と言われる。
 
 名前の由来はオランダのライデン王立自然史博物館第二代館長であった、
 ヘルマン・シュレーゲル氏の名前より。
 元々、日本固有種であるシュレーゲルアオガエルは
 日本の研究をしていたシーボルトにより"アマガエル"として持ち帰られ、
 その後の研究により「アマガエルの中に別の種が混じっている」事が解り、
 新種の発見として日本動物史の一部を執筆した
 ヘルマン・シュレーゲル氏の名前がつけられた。

 アオガエル科
 学名:Rhacophorus schlegelii
 活期:春~夏



a0059328_17103584.jpg

















シュレーゲルアオガエルは梅雨の頃に
キレイな鳴き声でお互いを呼び合い、オスメスが合わさり産卵します。

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【シュレーゲルアオガエル】

なので、はゆさん的には梅雨の頃の生き物(その頃出会う)のイメージが強く
まだ夏の暑さの残る9月に出会えるとは思っていませんでした♪



でも、普通に考えれば、冬を越すのですからどこかで生活しているはずですよね。
もしかすると、薄暗くやや涼しい林の過し易い環境で
時期にくる冬眠の季節の準備をしていたのかもしれません。





a0059328_17364435.jpg

ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
11月27日 雨


にゃんぱち はゆです♪



今年の冬はずいぶんと暖冬ですね。
冷え込む日が徐々に増えたと言っても、例年に比べてまだまだ暖かいです。
少しずつ姿を消していく生き物たちですが、
まだまだがんばっている生き物も見ることができます。



自然生態園をゆっくり歩いていると雨がザーッと降り始めました。
思わず雨宿りで飛び込んだ"四阿"・・・

冬の雨はやっぱり寒い。

そんな風に思いながらベンチに腰を下ろすと、
頭の上の方でなにやらゴゾゴゾと動く影・・・

















a0059328_0111928.jpg



 【ジョロウグモ】女郎蜘蛛
  本州から九州にまで分布が確認されているアシナガグモの仲間。 
  複雑な円形の網を張るクモで、
  通常は3層の網の巣を張ることで知られている。
  ♂は小さく、メスの巣に1匹~数匹付く。
  通常クモは巣にエサがかかったとき、
  エサがマヒし動けなくなり、
  さらに糸で繭状に絡ませてから食する事が多いのだが、
  ジョウロウグモは巣にかかったエサに
  すぐに飛びつき噛み付いて殺してから食する。

  似た種にコガネグモの仲間があるのだが、
  ジョロウグモはお尻の糸を出す口の部分の上に赤い帯状の紋様があるため
  見分ける事が出来る。

  名前の由来には諸説があるのだが、
  もっとも有名なのは"上臈"(じょうろう)から。
  位の高い女官の役職に上臈と言うものがあり、
  大きな巣に大きなクモ(♀)と小さなクモ(♂)を見て、
  役職の高いクモという意味で
  ジョウロウグモと呼ばれていたものが転じジョウロウグモとなった説がある。
  また、成熟したジョロウグモは腹部に帯状の紋様が出ることから、
  その赤帯を遊郭の女郎に見立ててジョロウグモと呼ばれる説もある。

  アシナガクモ科
  学名:Nephila clavata
  活期:夏~秋



a0059328_0155362.jpg

















よく見るとジョロウグモ
以前、当ブログでもジョロウグモを取り上げましたが
今回のジョロウグモは網作りの様子でした。

来様足を使って一本々々を引っ張ってつなぎ合わせていきます(≧▽≦)
これって芸術ですよね♪
足慣れた様子でテンポよく、ちょんちょんと領土を広げ完璧に仕上げていきます♪

a0059328_0204539.jpg


がんばって作っていると、
向こう側からも1匹のジョロウグモ・・・
陣地を取りに来た?
それとも、外が雨で逃れてきたのかな?



急な通り雨で思わぬ足止めが面白い写真を撮ることができました(≧▽≦)
10月18日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



突然ですが、自然生態園で見られる3竜と呼ばれるものがあります。
国営讃岐まんのう公園はあの竜神伝説も残る満濃池に隣接していますので、
3竜を見ることが出来ちゃうのです(≧▽≦)

今回はその中でも、
なかなかその姿を見る事が出来ない1竜のご紹介です(・`ω´・)
















a0059328_20502467.jpg



 【モグラ】土竜
  本州から九州にまで分布が確認されているモグラ科の仲間。
  日本のモグラは7種ほど確認されており、大きくは
  土の中で生活するモグラと、夜間は地上に出てくるヒミズに分けられる。
  地面を掘り進めるうち、たまった土を地上に書き出す。
  この時、地面に盛り上がった土をモグラ塚と呼ぶ。

  香川県に置いては
  ヒメヒミズ、ヒミズ、アズマモグラ、コウベモグラの
  四種が確認されていると言う。

  名前の由来には諸説あるのだが、一般的に言われているのは
  地面を高く盛り上げると言う意味の"うごろもつ"と言う言葉に
  漢字を当てて"宇古呂毛知(うごろもち)"とし、
  ここから"もち"が短縮されて、更に呼び名が訛り、モグラとなったと言われる。

  モグラ科
  学名:Mogera
  活期:1年中



a0059328_2112321.jpg

















土の竜と書いてモグラと呼びます。
土の中を縦横無人に動き回る姿を土竜に例えたのかも知れません。
また、中国ではミミズのことを土竜と書く事から、
"土の中で活動する生き物"の名前が誤って伝わった可能性もありますね(・`ω´・)

香川県で見られるモグラの内、
尻尾の長さから見て、コウベモグラかアズマモグラのどちらか。
アズマモグラが山地を好むそうですが、
絶滅危惧されていることを考えても、この写真のモグラはコウベモグラだと思われます。
(正しく見分けるには歯の並びを見るそうですが、私には判別できません)

実は・・・この子は死んでしまっていました・・・
モグラをこうやって観察できる機会は少ないですから、
そっと触らせてもらうと、毛はジュウタンのようにふかふか(・`ω´・)
一緒に居たしじゅうからさんのお話では
毛が皮膚から垂直に立ち、前進後進が容易に出来やすい構造になっているんだとか。

なるほど・・・
目の退化も含めて、
環境が体の作りを変えていくんですね(´・ω・`)
10月10日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



暖かい陽気にのんびりと空を見上げていたら、
何か足元で気配を感じて・・・



視線を足元に向けてみると・・・

















a0059328_18165223.jpg



 【ニホンヒキガエル】日本蟾蜍
  本州から九州にかけて分布が確認されているヒキガエルの仲間。
  平野部から山地まで幅広い場所で生息する。
  体には多くのイボが目立ち、体の大きさには地方差がある。
  一般的に寒い地域では小さく、暖かい地域では大きく、
  最大20cm近くにまでなると言う。
  
  日中は薄暗い場所に隠れ、雨上がりの夕方などに活動を開始する。
  食性は昆虫やミミズ。
  秋の頃から翌年の夏の頃まで各地で産卵期を迎える。
  顔の横の耳腺や体のイボから毒性の強い液を出して身を守る。

  繁殖期は一般的に2月~3月ごろで、
  通常陸地で生息しているのだが、産卵するときに水辺に入る。
  この時のメスの取り合いをカエル合戦/ガマ合戦などと呼ぶ地域もある。

  似た種にはアズマヒキガエルと言う種があるのだが
  見た目で見分けるのは困難と言われている。
  一般的に、見た目で識別する場合は
  目の横にある鼓膜の大きさで識別すると言われ、
  ニホンヒキガエルはアズマヒキガエルに比べ鼓膜が小さい。
  
  名前の由来は伝説から。
  ヒキガエルは自ら動くことがなくとも、その鋭い眼力で
  獲物を引き寄せ食べるといわれ、ヒキガエルと呼ばれる。
  漢字で書かれる蟾蜍は漢名をそのまま当てたもの。

  ヒキガエル科
  学名:Bufo japonicus
  別名:蝦蟇(がま)、疣蛙(イボガエル)、蟾蜍(たにぐく)
  活期:春、秋


a0059328_19253194.jpg

















別名、ガマガエルとも呼ばれますね。
皮膚に毒液を出すカエルですで、
この毒液を加工したものが、あの"ガマの油売り"の油だそうです。
実際に強心作用のある漢方としても利用されているのだとか・・・(・`ω´・)

音も無く忍び寄ってきて・・・

手に持ったカメラで数枚写真を撮らせてもらったのだけど、
くるくるくると体を180度回転させて、ドダドタドタと走って逃げちゃいました・・・



ヒキガエルって・・・跳ねないんですね・・・( ̄▽ ̄;)ヾ
10月2日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



前日の10月1日が雨だった所為もあってか、
ミミズの次に見たくない生物に出会ってしまいました・・・
(なんていいつつしっかりと写真を撮っているんですけどね)

そいつの名前は"ヤマナメクジ"です・・・

画像が出てくるので、
それ系の生き物がダメな方はご注意ください・・・( ̄▽ ̄;)ヾ

















いきますよ?
















a0059328_0243950.jpg

















a0059328_0491086.jpg


 【ヤマナメクジ】山蛞蝓
  本州から九州にまで生息が確認されている大型のナメクジ。
  山地の湿地を好み、雨の日などに普通に見られる。
  全長は最大、15cm~20cmにもなる。
  通常褐色であるが、個体差によって、黄褐色~黒褐色まである。  

  名前の由来には諸説があるのだが、
  木に付く地衣類を食べている姿を見て"舐めくじる"(舐めてえぐる)が略され
  ナメクジと呼ばれるようになった説がある。
  また別の説では舐めるように地面を這う姿から"舐める喩え"とし、
  それを虫辺に治して蛞蝓とする説がある。

  ナメクジ科
  学名:Incilaria fruhstorferi
  活期:春~秋


a0059328_0494290.jpg

















雨の日・・・
足元に注意しないと・・・踏んでしまいます・・・(⊃△⊂)
9月27日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



まず始めに・・・
今回ご紹介する生き物はミミズですっ
しかも、巨大なミミズになることで知られている
シーボルトミミズと呼ばれるミミズです。

ミミズなんて全然平気――――――っ!!!

って方のみ、先にお進み下さい(・`ω´・)
















a0059328_19431560.jpg



 【シーボルトミミズ】
  本州から九州にまで生息が確認されているフトミミズ科の大型ミミズ。
  暖かい地方の山地に生息する事が多い。
  寿命は通常2年と言われ、土の中で越冬する。
  最大、30cmを越える大きさになり、深い青色が美しい。

  名前の由来は目のない生態から
  "目が見えない"生き物であるため、見叶わずと言う説が一般的である。
  また、蚯蚓は漢名からの当て字である。
  本種はその中でも、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが
  1823年に出島のオランダ商館医として長崎に派遣され、
  日本の調査研究などを行なっていた時に採取されたミミズであり、
  この標本をホースト R. Horst が学会で発表した際に
  シーボルトに献名したため、シーボルトミミズと呼ばれる。

  フトミミズ科
  学名:Pheretima sieboldi
  別名:山蚯蚓、疳太郎
  活期:春~秋



a0059328_20165874.jpg

















以前に発見したフツウミミズと比べるとちょっと小さいですが、
それでも、20cm程はあろうかと言う大きさ。

四国ではカンタロウと呼ばれるそうです。
カンタロウの名前の由来はあまり定かではありませんが、
"疳の虫"から来ているという説がありますね。

ん・・・

やっぱり、かわいいとは思えない・・・( ̄▽ ̄;)ヾ





ちなみに、
以前のミミズの記事はこちら
 →自然生態園へ行こう の ブログ:ミミズ