【インタープリターボランティア養成講座】~2日目~
昨日に引き続いて【インタープリタボランティア養成講座】~2日目~のレポです。
言い送れましたが、
にゃぱ~ん・管理人のはゆです(≧▽≦)
ということで、早速養成講座2日目のレポを♪
1日目では以下のことをみっちりとお勉強しました(・`ω´・)
「まんのう公園について」
「里山の管理とその必要性に付いて(+妖怪の関連)」
「インタープリターの意味とインタープリテーションの概要」
さて、2日目は
ガイドウォークを行う上で非常に大切になってくる「アクティビティ」のお勉強です。
お勉強風景1
お勉強風景2
絵本を読んでもらっています。
お勉強風景3
気分転換に畳の部屋でお勉強。
アクティビティという言葉の意味を辞書で引いて見ると
「アクティビティ」:活動、行動
さらに、「遊び」と言う意味を含める辞書もありました。
これを自然生態園という場所を使って行うのです。
って言っても、ぴんと来ないですよね?
正直、私も訳解らなかったのですが、
「ならば現地に行ってアクティビティを体験してみようっ!!!」ということに(・`ω´・)
インタープリターボランティアの先輩が
早速いくつかのアクティビティを実践してくださいました。
1・手鏡ウォーキング
ガイドウォーク発祥の地と言われているところで実際に行われているアクティビティ。
自然生態園ではA4サイズの大きな鏡を使ってそれを行います。
地面と平行に成るように鏡を持ち、それをアゴの下に添える。
すると、視線から反射した鏡の中の風景は「空」を映し出します。
足の下がまるで空・・・
この状態で森の中を歩くのです(・`ω´・)
まるで空を歩いているようで、
鏡に映る木の枝に反応して思わずこけちゃいそうになったり、
高いところにあるはずの枝が地面奥底にあったり、
空に引き込まれそうになったり、
普段凝視することの無い葉っぱの裏側が良く解ったり、
とても不思議な体験でした♪(≧▽≦)
そして、ここからは自然生態園インタープリターオリジナルアクティビティ。
みんなが持って歩いた鏡を地面に敷き詰め、もっと大きな鏡を作り、
そこから空を覗きます。
ちょっとしたファンシーな雰囲気です。
「飛び込んだら落ちてしまいそう」なんて意見も聞けました♪
自然の中を"普段見ることの無い角度"から見ることで
普段とは違った情報を得ると言うアクティビティでした。
注意:このアクティビティを行っている時は足元が見えません。
2人1組になり、一人が安全を確保しながら誘導し、
その誘導に従い鏡を持って歩いてください。
もし行う時は怪我をしないように十分に注意して下さい。
2・自然の中の借り物競争
自然を利用した遊びの要素が高いアクティビティ。
参加者に「他のチームには見えないように」と注意を促し"お題"を配ります。
そして、制限時間を定めます。
一つの参加者に実際に配られた"お題"はこちら
1.どんぐりを5つ
2.すべすべしたものを1つ
3.ゴミだと思うものを3つ
4.自然界において必要無いだろうというものを1つ
早速みんなで相談して借り物競争開始です。
どんぐりの木は沢山あったのでどんぐりの木の下を探せばすぐに見つかります。
すべすべしたものは実際に触ってみてすべすべしたモノを。
ゴミだと思うものは・・・見れば比較的わかりますね。
自然な中に空き缶とか落ちていたら明らかにゴミです。
そして・・・自然界に置いて必要無いだろうというものを見つけると、集合。
お互いの借りてきたものを出し合います。
まずは1.どんぐりを5つ
みんなで出し合ってみると・・・
これはみんな簡単にクリアしてきました。
でも、よく見ると色んな形のどんぐりがあります。
長細いのや真ん丸いの、ちっちゃいのまで。
どんぐりっていう制限の中で、みんなが同じ答えにはならないで
色んな種類のどんぐりを捜してきたのですね(・`ω´・)
続いて2.すべすべしたものを1つ
これはどんぐりを持って来ていました。
確かに、どんぐりの表面はとてもすべすべしていますね♪
実際に触ってみて、「これはスベスベかな?」と問いかけも出来ます。
続いては3.ゴミだと思うものを3つ
参加者の皆さんがさまざまなものを拾ってきていました。
例えば「鉄の錆びた棒」や「空き缶」など。
驚いたのは猟などで使われる銃の「薬莢」Σ( ̄□ ̄;)
もちろん、公園がオープンして以来、園内で銃を使えるわけは無いので、
これは公園がオープンする前のモノ。
自然生態園ではそう言ったものも残っているのです・・・。
(聞いた話では昭和以前の食器や鍋、酒瓶なども少し山奥に入ると落ちているのだとか)
最後に4.自然界において必要無いと思うもの1つ
多くの参加者がこの答えに困っていたのか「何ももって来ていません」でした
「何故、なにも持ってこなかったのか」と訪ねると、
「自然界に本当に必要無いものがあるのか」と言う返事。
そう、
自然界において必要無いものなんて絶対に無いと言うのがこの借り物競争の趣旨。
例えば、拾ってきたゴミだって、
そのゴミの下で雨風を避けて生活していた虫がいたかも知れない。
その虫にとって、そのゴミと思われたものは
「雨風を避けるために必要」だったものかも。
自然の中の借り物競争と言うアクティビティが終了後、
どんぐりや自然のものに関しては「借りてきた」物なので、元にあった場所に戻しました。
どんぐりだってリスさんやタヌキさんがご飯として食べるしね。
「自然の大切さ」を解ってもらう意味でも、
「人として最低限知っておくべきマナー」としても、
「借りてきたものを返す」と言う行為も大切です。
集めたゴミに関しては、もちろんこれを家に利用していた虫さんもいるかも知れないけど、
自然のものでは無いので、これは虫さんにゴメンナサイをしてリサイクルに出します。
3.この木の大きさは?
木の大きさを調べてみようと言うアクティビティ。
でも、木を計れそうな道具は手元にはありません。
簡単なようで普通に難しい。
木の高さはどうやって測る?
何か、計る基準になるようなものがあれば計れる?
例えは人の身長。
170cmの人がいればその木を計れる?
木の影が伸びている。
その影に170cmの身長の人が横に立つ。
その人のカゲを使って、影の長さがいくつ分あるか計れば・・・
なんだか木の高さが測れそうっ!!!
じゃぁ、木の枝の横の長さはどうやって計る?
例えば、木の枝の端っこの真下に立ってみる。
それをたくさんの人でいろんなポイントでたって見ると・・・
おっ
なんとなくだけど、木の枝の横の長さが
なんとなくだけど地面に現す事が出来た。
細い木だけど、見た目以上に大きく育っている事がわかる。
こんな感じで
計るものが無くても、発想の転換である程度の大きさを把握する事が出来る。
頭の中を柔らかくするためのアクティビティ。
なるほど・・・
自然生態園における、ガイドウォークと言うイベントの中の「アクティビティ」とは
「自然のものを活用し、その中で自然の大切さや身近なものの大切さに気付く
もしくは気付かせるための"遊び"の感覚を生かした活動」って事だね。
簡単な用で難しいなぁ・・・(´・ω・`)
さて、お昼休みを挟んで
今井先生から重大な発表がされました・・・
「お昼からはアクティビティを参加者のみなさんで作ってもらい、
3日目にはそれを発表してもらいます」
・・・Σ( ̄□ ̄;)
参加して2日目で早くもそんな高度なものを求められてもΣ( ̄□ ̄;)
とは言うものの「やるしかない」そんな決意が参加者さんの間で見られましたヽ(;´д`)ノ
早速みんなで自然生態園をくまなく歩きます。
そしてアクティビティになりそうな素材を沢山メモしたり控えていったりします。
振り返ってみると木がアーチを作っています。
これはアクティビティのネタになるかな?
ぐるぐるに捻りのアトがついた木。
自然にできたものらしいけど・・・
これはまた面白い形にぐにゃりと曲がってます。
この木は何を思ってこう言う形になったんだろう・・・
私ならこれで「自然の美術館」と題して
自然な造形物の面白さをアクティビティに出来そう♪
たくさんの「アクティビティの素」を集めていきます。
夜になっても、講義室に戻って
集めた「アクティビティの素」を整理して
さらに、行いたいアクティビティからその素をチョイスしていきます。
明日はアクティビティ発表会。
そして、インタープリター養成講座最終日。
参加者のみんなも気合が入っていきます。
アクティビティ作りを行う講義室内では夜遅くまで話し合いがされて、
こうして【インタープリター養成講座~2日目~】が更けていくのでした。
明日は【インタープリター養成講座~最終日~】のレポートでぃす♪
言い送れましたが、
にゃぱ~ん・管理人のはゆです(≧▽≦)
ということで、早速養成講座2日目のレポを♪
1日目では以下のことをみっちりとお勉強しました(・`ω´・)
「まんのう公園について」
「里山の管理とその必要性に付いて(+妖怪の関連)」
「インタープリターの意味とインタープリテーションの概要」
さて、2日目は
ガイドウォークを行う上で非常に大切になってくる「アクティビティ」のお勉強です。
お勉強風景1
お勉強風景2
絵本を読んでもらっています。
お勉強風景3
気分転換に畳の部屋でお勉強。
アクティビティという言葉の意味を辞書で引いて見ると
「アクティビティ」:活動、行動
さらに、「遊び」と言う意味を含める辞書もありました。
これを自然生態園という場所を使って行うのです。
って言っても、ぴんと来ないですよね?
正直、私も訳解らなかったのですが、
「ならば現地に行ってアクティビティを体験してみようっ!!!」ということに(・`ω´・)
インタープリターボランティアの先輩が
早速いくつかのアクティビティを実践してくださいました。
1・手鏡ウォーキング
ガイドウォーク発祥の地と言われているところで実際に行われているアクティビティ。
自然生態園ではA4サイズの大きな鏡を使ってそれを行います。
地面と平行に成るように鏡を持ち、それをアゴの下に添える。
すると、視線から反射した鏡の中の風景は「空」を映し出します。
足の下がまるで空・・・
この状態で森の中を歩くのです(・`ω´・)
まるで空を歩いているようで、
鏡に映る木の枝に反応して思わずこけちゃいそうになったり、
高いところにあるはずの枝が地面奥底にあったり、
空に引き込まれそうになったり、
普段凝視することの無い葉っぱの裏側が良く解ったり、
とても不思議な体験でした♪(≧▽≦)
そして、ここからは自然生態園インタープリターオリジナルアクティビティ。
みんなが持って歩いた鏡を地面に敷き詰め、もっと大きな鏡を作り、
そこから空を覗きます。
ちょっとしたファンシーな雰囲気です。
「飛び込んだら落ちてしまいそう」なんて意見も聞けました♪
自然の中を"普段見ることの無い角度"から見ることで
普段とは違った情報を得ると言うアクティビティでした。
注意:このアクティビティを行っている時は足元が見えません。
2人1組になり、一人が安全を確保しながら誘導し、
その誘導に従い鏡を持って歩いてください。
もし行う時は怪我をしないように十分に注意して下さい。
2・自然の中の借り物競争
自然を利用した遊びの要素が高いアクティビティ。
参加者に「他のチームには見えないように」と注意を促し"お題"を配ります。
そして、制限時間を定めます。
一つの参加者に実際に配られた"お題"はこちら
1.どんぐりを5つ
2.すべすべしたものを1つ
3.ゴミだと思うものを3つ
4.自然界において必要無いだろうというものを1つ
早速みんなで相談して借り物競争開始です。
どんぐりの木は沢山あったのでどんぐりの木の下を探せばすぐに見つかります。
すべすべしたものは実際に触ってみてすべすべしたモノを。
ゴミだと思うものは・・・見れば比較的わかりますね。
自然な中に空き缶とか落ちていたら明らかにゴミです。
そして・・・自然界に置いて必要無いだろうというものを見つけると、集合。
お互いの借りてきたものを出し合います。
まずは1.どんぐりを5つ
みんなで出し合ってみると・・・
これはみんな簡単にクリアしてきました。
でも、よく見ると色んな形のどんぐりがあります。
長細いのや真ん丸いの、ちっちゃいのまで。
どんぐりっていう制限の中で、みんなが同じ答えにはならないで
色んな種類のどんぐりを捜してきたのですね(・`ω´・)
続いて2.すべすべしたものを1つ
これはどんぐりを持って来ていました。
確かに、どんぐりの表面はとてもすべすべしていますね♪
実際に触ってみて、「これはスベスベかな?」と問いかけも出来ます。
続いては3.ゴミだと思うものを3つ
参加者の皆さんがさまざまなものを拾ってきていました。
例えば「鉄の錆びた棒」や「空き缶」など。
驚いたのは猟などで使われる銃の「薬莢」Σ( ̄□ ̄;)
もちろん、公園がオープンして以来、園内で銃を使えるわけは無いので、
これは公園がオープンする前のモノ。
自然生態園ではそう言ったものも残っているのです・・・。
(聞いた話では昭和以前の食器や鍋、酒瓶なども少し山奥に入ると落ちているのだとか)
最後に4.自然界において必要無いと思うもの1つ
多くの参加者がこの答えに困っていたのか「何ももって来ていません」でした
「何故、なにも持ってこなかったのか」と訪ねると、
「自然界に本当に必要無いものがあるのか」と言う返事。
そう、
自然界において必要無いものなんて絶対に無いと言うのがこの借り物競争の趣旨。
例えば、拾ってきたゴミだって、
そのゴミの下で雨風を避けて生活していた虫がいたかも知れない。
その虫にとって、そのゴミと思われたものは
「雨風を避けるために必要」だったものかも。
自然の中の借り物競争と言うアクティビティが終了後、
どんぐりや自然のものに関しては「借りてきた」物なので、元にあった場所に戻しました。
どんぐりだってリスさんやタヌキさんがご飯として食べるしね。
「自然の大切さ」を解ってもらう意味でも、
「人として最低限知っておくべきマナー」としても、
「借りてきたものを返す」と言う行為も大切です。
集めたゴミに関しては、もちろんこれを家に利用していた虫さんもいるかも知れないけど、
自然のものでは無いので、これは虫さんにゴメンナサイをしてリサイクルに出します。
3.この木の大きさは?
木の大きさを調べてみようと言うアクティビティ。
でも、木を計れそうな道具は手元にはありません。
簡単なようで普通に難しい。
木の高さはどうやって測る?
何か、計る基準になるようなものがあれば計れる?
例えは人の身長。
170cmの人がいればその木を計れる?
木の影が伸びている。
その影に170cmの身長の人が横に立つ。
その人のカゲを使って、影の長さがいくつ分あるか計れば・・・
なんだか木の高さが測れそうっ!!!
じゃぁ、木の枝の横の長さはどうやって計る?
例えば、木の枝の端っこの真下に立ってみる。
それをたくさんの人でいろんなポイントでたって見ると・・・
おっ
なんとなくだけど、木の枝の横の長さが
なんとなくだけど地面に現す事が出来た。
細い木だけど、見た目以上に大きく育っている事がわかる。
こんな感じで
計るものが無くても、発想の転換である程度の大きさを把握する事が出来る。
頭の中を柔らかくするためのアクティビティ。
なるほど・・・
自然生態園における、ガイドウォークと言うイベントの中の「アクティビティ」とは
「自然のものを活用し、その中で自然の大切さや身近なものの大切さに気付く
もしくは気付かせるための"遊び"の感覚を生かした活動」って事だね。
簡単な用で難しいなぁ・・・(´・ω・`)
さて、お昼休みを挟んで
今井先生から重大な発表がされました・・・
「お昼からはアクティビティを参加者のみなさんで作ってもらい、
3日目にはそれを発表してもらいます」
・・・Σ( ̄□ ̄;)
参加して2日目で早くもそんな高度なものを求められてもΣ( ̄□ ̄;)
とは言うものの「やるしかない」そんな決意が参加者さんの間で見られましたヽ(;´д`)ノ
早速みんなで自然生態園をくまなく歩きます。
そしてアクティビティになりそうな素材を沢山メモしたり控えていったりします。
振り返ってみると木がアーチを作っています。
これはアクティビティのネタになるかな?
ぐるぐるに捻りのアトがついた木。
自然にできたものらしいけど・・・
これはまた面白い形にぐにゃりと曲がってます。
この木は何を思ってこう言う形になったんだろう・・・
私ならこれで「自然の美術館」と題して
自然な造形物の面白さをアクティビティに出来そう♪
たくさんの「アクティビティの素」を集めていきます。
夜になっても、講義室に戻って
集めた「アクティビティの素」を整理して
さらに、行いたいアクティビティからその素をチョイスしていきます。
明日はアクティビティ発表会。
そして、インタープリター養成講座最終日。
参加者のみんなも気合が入っていきます。
アクティビティ作りを行う講義室内では夜遅くまで話し合いがされて、
こうして【インタープリター養成講座~2日目~】が更けていくのでした。
明日は【インタープリター養成講座~最終日~】のレポートでぃす♪
by mikenekohanten
| 2005-11-26 00:00
| イベント