【ジシバリ】
【ジシバリ】地縛
北海道から九州にまで分布が確認されているキク科の多年草。
日当たりの良い、周りに背の高い草などの少ない草地を好む他、
岩場や石垣、小石が転がる林道などにも多く生息する。
地下茎や地面を這う地上茎が広がりを見せる。
花茎に葉は無く、伸びた先にニガナに似た黄色い花を咲かせる。
似た種にオオジシバリと呼ばれる種があるのだが、
本種の葉が丸みが強いの対し、
オオジシバリは葉が楕円でヘラ状になる事で見分けることが出来る。
名前の由来はその性質から。
地下茎や地上茎から地面を縫うように広がり、
その姿が地面を縛っているように見えることから、ジシバリと呼ばれる。
キク科
学名:Ixeris stolonifera
別名:岩苦菜(いわにがな)
花期:春
別名"イワニガナ"(岩苦菜)と呼ばれる由来。
石の隙間にも蔓延り、地面を縛っているように見えますね。
by mikenekohanten
| 2006-05-12 02:00
| 植物・春・黄色の花