【イヌザンショウ】

8月3日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



自然生態園をのんびりあるいていると、
「ぶぅ~ん」と言う恐怖を覚えるあの羽根音。

空を見上げて見ると、
そこには黒い影がいくつも。
羽根音の主はクマバチだったのだけど、
数が尋常じゃないぐらいに固まって飛んでいるのです。

何に集まっているのか・・・

よく見るとそこには一本の木がありあました(・`ω´・)

















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 【イヌザンショウ】犬山椒
  本州から九州の低地で見られるトゲのある落葉低木。
  夏に緑色の残る白い花を咲かせる。
  冬には赤黒い実を数多く付ける。

  似た種にサンショウがあるが、
  本種の枝のトゲが交互に生える為、見分ける事が出来る。
  また、サンショウの方が香りが良い、
  イヌサンショウの方が蜜が詰まっている、と言われている。

  名前の由来であるが、
  椒(はじかみ)は香りが高い、辛味があるものを指し、
  山にある椒でサンショウと呼ばれる。
  本種はその中でも、香りが低く山椒として使えないという意味で
  否定語になるイヌを頭につけられた。

  ミカン科
  学名:Fagara mantschurica Honda
  古名:山椒(なるはじかみ)
  花期:夏

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イヌザンショウはサンショウに比べて香りが低いと言いますが、
中々どうして、新鮮なものをパンッと掌で潰してあげれば
サンショウのいい香りがするものです(≧▽≦)



さらに、
花にはサンショウよりも蜜が詰まっているらしいのですが・・・

なるほど・・・

あのクマバチは蜜の詰まった花を狙っていたのですね(*゜―゜)
よく見るとクマバチ以外にもヒョウモンチョウの仲間も蜜を吸いに来て、
イヌザンショウの周りが大賑わいしていました♪



人にとっては"イヌ"であっても、
昆虫たちにとってはとってもあまあ~い"イル"ものなのですね(≧▽≦)