【コケオトギリ】

8月8日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



前回、ヒメオトギリと呼ばれる弟切草の仲間をご紹介しましたが、
今回はその仲間で、弟切草の仲間の中でも
とっても小さな小さなお花を咲かせる、コケオトギリのご紹介ですっ!!!(・`ω´・)

ではっ!!!
知らず知らずに踏み潰しちゃってたかも、植物第三弾ですっ!!!!!

 参照
  →
自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヒメオトギリ】
















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 【コケオトギリ】苔弟切
  日本全土で生息を確認できる、休耕田などの湿った草地を好む一年草。
  午前中に咲き始め、昼には萎んでしまう。
  夏に花の直径が5mm程度の小さな黄色の花をつけ、
  秋には紅葉すると言われている。

  似た種にヒメオトギリと呼ばれる種があるが、
  ヒメオトギリは花がコケオトギリに比べ大きく1.5cm程度で、
  葉っぱが三角形に近いことで識別することができると言う。

  名前の由来はとある物語から。
  その昔、有名な鷹匠の兄弟がいた。
  兄弟は鷹の傷を立ち所に治す秘伝の薬を用いていたのだが、
  弟がその秘伝を外部に洩らしてしまう。
  それを怒った兄は弟を刀で切り殺してしまったのだ。
  切り殺された弟の血がその秘伝の鷹の傷薬の元となるオトギリソウに飛散る。
  それ以来オトギリソウには赤黒い血の斑点のような紋様が出るようになり、
  "弟を切り殺すことになった草"という意味で"弟切草"と呼ばれるようになったと言う。
  本種はその名前の由来になった赤黒い血のような斑点が見られない、
  ヒメオトギリの仲間であり、さらに小さいため、コケオトギリと呼ばれている。

  オトギリソウ科
  学名:Hypericum laxum
  別名:姫苔弟切(ヒメコケオトギリ)
  花期:夏

















本当に小さい花です(・`ω´・)
雌しべや雄しべは肉眼で確認出来ないほどっ!!!

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このオトギリソウもやはり赤い血痕は見えません。
なのでヒメオトギリの仲間です。
別名ヒメコケオトギリと呼ばれることも。

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葉っぱは丸みを帯びているのが特徴ですね(*゜―゜)
田んぼの畦に黄色い花が咲いていたら、
ちょっと気に止めてみてみてください(≧▽≦)b