【ヨウシュヤマゴボウ】

8月27日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



今回は、自然生態園の中で良く目にする奇抜な色合いをした植物、
ヨウシュヤマゴボウをご紹介ですっ!!!
















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 【ヨウシュヤマゴボウ】洋種山牛蒡
  本州から九州にまで分布が確認されている多年草であり、
  北アメリカ原産の帰化植物である。
  実が熟すると黒くなり、茎は赤くなる。
  これにより多くの鳥がこのヨウシュヤマゴボウの実を食する。
  本種は有毒を持つことで知られているのだが、実には毒が無いと言われている。
  (食用とされているヤマゴボウはモリアザミの根)

  似た種にヤマゴボウがあるが、
  ヤマゴボウは花が上に向かって咲く。

  名前の由来は根が牛蒡のようになる為、ヤマゴボウとされ、
  本種は西洋から渡ってきたので洋種山牛蒡と呼ばれる。

  ヤマゴボウ科
  学名:Phytolacca americana
  別名:インクベリー、アメリカヤマゴボウ
  花期:夏

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実が熟するともっともっと奇抜な色合いになります♪
これを潰すとインクのような汁が出るため"インクベリー"と言う別名もあります(・`ω´・)

奇抜な色をした実と茎ですが、これは鳥たちの目を引くため。
鳥がその実を食べて、どこか別の場所でフンをする。
消化されなかった実の種が別の場所で芽が出て
自種の生息場所を広げているのです(・`ω´・)