【キッコウハグマ】

10月29日 くもり


にゃんぱち はゆです♪



当ブログの【アリさんの花便り】でもおなじみのアリさん
キッコウハグマの花が咲いていたよ」と教えてくださいました。

ふむ・・・キッコウハグマ??

はゆさん、実はキッコウハグマという植物を知らなかったので、
チェックしに行く事になったのですが、
アリさんと時間が合わなくって、アリさんから場所だけ聞いて自分で探すことに。
手に持つ図鑑で調べると、乗っていましたキッコウハグマ。





図鑑から確認するに凄く小さな花だと言う事は解っていたのですが、
現地に付いて見ると・・・見つかりませんΣ( ̄□ ̄;)

探せど探せど・・・

事前に、アリさんからは「5株ぐらいあった」という風に聞いていたのですが、
なぜか・・・見つからないのです・・・

















【キッコウハグマ】_a0059328_22394133.jpg



 【キッコウハグマ】亀甲白熊・亀甲羽熊
  日本全土で分布が確認されているキク科の多年草。
  山地のやや乾燥した日陰を好む。
  花は、一つの花頭は3つの白い小花からなる。
  葉は角ばった心形をする。
  茎に蕾を多くつけるのだが、そのうち花を咲かせるのは極一部で、
  殆どの多くが花を咲かせず自分の花粉で受粉する閉鎖花と言う形を取り、
  なかなか花をつけない植物として知られている。

  名前の由来は種の頃に付ける白い綿毛から。
  中国やチベットに住む哺乳類のヤクの尾の内、白いものを白熊(ハグマ)と言い、
  日本では兜やヤリの飾りに使われる白い毛のボンボリを羽熊と呼ぶ。
  種子に付く白い綿毛をその白熊に見立ててハグマと呼び、
  そのうち、本種は葉の形、紋様が亀の甲羅のように見えることから、
  亀の甲羅に似た葉を持つ白熊と言う意味でキッコウハグマと呼ばれる。

  キク科
  学名:Ainsliaea apiculata
  花期:秋



【キッコウハグマ】_a0059328_2331064.jpg

















後からWebや図鑑でよく調べてみて、
何故私が中々発見出来なかったのか、その理由が解りました。

この花は殆どが閉鎖花(日陰の固体ほど閉鎖花が多い)らしく花が咲いていなかった。
5株ほどあると聞いていたので、
すぐ見つかるだろうと踏んでいたのが間違いだったのです( ̄▽ ̄;)ヾ

実際、私は発見する事が出来たのですが、
たくさん蕾をつけているにも関わらず、
花を確認できたのはこの固体のみでした・・・(´・ω・`)



面白い名前をしています。
Webを見ていると、
名前の由来を"白い花を白熊に見立てて"と書いてあるサイトがありますが、
なんだか普通に南極の白熊を想像してしまいそうで・・・ヤヤッコシイですね( ̄▽ ̄;)ヾ

















【キッコウハグマ】_a0059328_23381983.jpg

ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。