【ヒキガエルの卵塊】

2月17日 あめ


にゃんぱち はゆです♪





空を見ると雨模様。
自然生態園では数多くのアカガエルの卵塊が確認される中。

「この雨の後、またアカガエルが卵を産みにくるかなぁ」なんて思って
自然生態園の池の中を覗いてみると、なにやら見慣れぬ物体を確認・・・(`・ω・´)



ながぼそ~~~い、ひも状で、
良く見るとゼリーに包まれていて、
中身はアカガエルの卵塊にも似ているように見える・・・(ФωФ)

【ヒキガエルの卵塊】_a0059328_226361.jpg


これは・・・?
















【ヒキガエルの卵塊】_a0059328_2221173.jpg




*ここでは生息地からニホンヒキガエルの説明を載せていますが、
 卵塊から明確に見分ける方法は解かりません。


 【ニホンヒキガエル】日本蟾蜍
  本州から九州にかけて分布が確認されているヒキガエルの仲間。
  平野部から山地まで幅広い場所で生息する。
  体には多くのイボが目立ち、体の大きさには地方差がある。
  一般的に寒い地域では小さく、暖かい地域では大きく、
  最大20cm近くにまでなると言う。
  
  日中は薄暗い場所に隠れ、雨上がりの夕方などに活動を開始する。
  食性は昆虫やミミズ。
  秋の頃から翌年の夏の頃まで各地で産卵期を迎える。
  顔の横の耳腺や体のイボから毒性の強い液を出して身を守る。

  繁殖期は一般的に2月~3月ごろで、
  通常陸地で生息しているのだが、産卵するときに水辺に入る。
  この時のメスの取り合いをカエル合戦/ガマ合戦などと呼ぶ地域もある。

  似た種にはアズマヒキガエルと言う種があるのだが
  見た目で見分けるのは困難と言われている。
  一般的に、見た目で識別する場合は
  目の横にある鼓膜の大きさで識別すると言われ、
  ニホンヒキガエルはアズマヒキガエルに比べ鼓膜が小さい。
  
  名前の由来は伝説から。
  ヒキガエルは自ら動くことがなくとも、その鋭い眼力で
  獲物を引き寄せ食べるといわれ、ヒキガエルと呼ばれる。
  漢字で書かれる蟾蜍は漢名をそのまま当てたもの。

  ヒキガエル科
  学名:Bufo japonicus
  別名:蝦蟇(がま)、疣蛙(イボガエル)、蟾蜍(たにぐく)
  活期:春、秋



【ヒキガエルの卵塊】_a0059328_22234636.jpg

















実は何の卵塊か解からなかったので、
写真を撮影して後でイロイロ調べてみると、
どうやらヒキガエルの卵塊ということが解かったのです(`・ω・´)

しかも・・・

古くから自然生態園でボランティアをされているお友達の方々に聞いてみたところ、
成体の姿はごく稀にながら確認することができていたのですが、
自然生態園でヒキガエルの卵塊が確認できたのはこれが始めてなんだとか(≧▽≦)





昔は比較的頻繁に見られたと言う、このヒキガエルの卵塊ですが、
今はずいぶんと数を減らしている種類のようでもあります・・・

















そして・・・1週間後・・・
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ニホンヒキガエル】
by mikenekohanten | 2007-02-17 21:58 | 昆虫・生き物他