【キイロテントウ】

2月18日 くもり


にゃんぱち はゆです♪



ずいぶん暖かくなってきて、
生き物が沢山、活発に動き始めてきましたね♪

「蠢」と言う漢字は春の下に虫たち・・・。

春はまだかと虫たちがうごめいている姿が
「蠢く」と言う漢字になったのですね(≧▽≦)
















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 【キイロテントウ】黄色天道
  日本全土に生息が確認されているテントウムシの仲間。
  幼虫も成虫も、うどん粉病などの糸状菌を食する。
  
  特徴的な黄色い羽根を持つが、
  羽化した直前の他のテントウムシと間違えられることもある。
  また、胸部に1対の黒い斑点が目立つ。

  名前の由来はその習性から。
  細い枝や茎などにテントウムシを乗せると高い方を目指して上り、
  天辺から飛ぶ姿を「お天道様に向かって飛ぶ虫」として、天道虫と呼び、
  本種はその仲間のうち黄色い羽根を持つため、
  キイロテントウと呼ばれる。

  テントウムシ科
  学名:Illeis koebeli
  活期:春~夏



【キイロテントウ】_a0059328_22362831.jpg

















さて、
うどん粉病の菌などを食べるとされるキイロテントウは
農家の方や園芸をされる方たちからは「益虫」とされています。

そして、そこに目をつけた研究者の中には
「飛べないテントウムシ」を研究されているそうです。

飛べないテントウムシばかりを掛け合わせることで、
遺伝子的に飛べない種を作り、それを畑に放す。
すると、テントウムシは飛べないため
畑にとどまり、うどん粉病などの菌のみを食べてくれるそうです・・・



ふむふむ・・・
確かにそれも一つあるのだろうけど・・・



何故、テントウムシって空を飛べたのだろう・・・と考えると
ちょっとかわいそうになります(´・ω・`)

でも、意外と人間は同じような事をいろいろな生き物に繰り返してきているんですよね

例えば蚕は飛べない。
それどころか、人の管理なしでは生きていけない。
人が飼う事で人の都合の良い生態となり、
カイコもそれに依存し、退化してしまった種であると言える。

悲しいかな、人は多くのものの自由を奪い、それを糧として生きてる。
これを人は「謙虚な思いで受け止めよ」と言い、
一方で「弱肉強食である」と言う。





でも、"実"はその両方であるような気がして仕方ないのです・・・(´・ω・`)
by mikenekohanten | 2007-02-18 22:09 | 昆虫・生き物他