【ヒメウラナミジャノメ】

4月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



春の暖かい頃合になってくると、
昆虫たちの行動が活発になってきますよね。

自然生態園で良く見るチョウとしては、
シロチョウ、キチョウ・・・・





そして、今日紹介します、ヒメウラナミジャノメさん(≧▽≦)
















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 【ヒメウラナミジャノメ】姫裏波蛇乃目
  日本全国に分布する、比較的良く見られるジャノメの種。
  日当たりの良い、背の高くなる雑草の見られる草地を好む。
  幼虫の頃、ススキなどのイネ科の植物を食して冬を越す。
  年に3~5回発生し、春から秋の頃まで姿が見られる。

  似た種にウラナミジャノメと言う種があるが、
  本種はウラナミジャノメと比べ小型で、
  通常、羽根を閉じたときの裏後羽根の斑紋が
  5つ以上見られる事により識別する事が出来る。

  名前の由来はその紋様から
  羽根を閉じた時の裏側の紋様が波打ったように見え、
  羽根に蛇の目の紋様があることから、ウラナミジャノメとされ、
  本種はその中でも小型であるため、ヒメウラナミジャノメと呼ばれる。

  ジャノメチョウ科
  学名:Ypthima argus
  活期:春~夏



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表羽根はこちらから
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【ヒメウラナミジャノメ】
















色合いこそ、派手ではありませんが、
中々どうして、波紋がとっても美しいですよね♪

蛇の目とは所謂、2重丸の水玉紋様を指します。
"◎" こう言うヤツですね

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ジャノメと聞いてすぐに思い出すのは
雨々振れヾヾ母さんが~の歌で歌われるジャノメ。
今現在では「細身の和傘」を総称して蛇の目と呼ぶそうですが、
その中でも助六などと言われる、傘の中央に丸い紋が入っているものを、
真上から見ると、蛇の目に見えたことから、
蛇の目と呼び始めたのが始まりなんだとか。

また、某ミシンメーカーさんのお名前にも付いていますが、
こちらはボビン(下糸を巻いている装置)がジャノメに見えることから、
ジャノメ式ミシンと呼ばれたのが始まりなんだとか。

蛇の目はその昔、呪術的な意味合いで使われた事も多いということですが、
なんのなんの、この2重丸の紋様の美しい+インパクト。
家紋に使う武家も多かったと言いますが、
なるほど、ヒメジャノメチョウに紋付羽織を重ねて見る事も出来そうですね(≧▽≦)
by mikenekohanten | 2007-04-17 15:23 | 昆虫・生き物他