【ショウジョウバカマ】

4月19日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





今年の春こそは絶対に撮影したい・・・と思っていた植物があります。
それが今回紹介するショウジョウバカマ。

実は去年の春にお友達から、
「自然生態園でショウジョウバカマが咲いているよ」と聞いていたのですが、
あっちを撮りたい、こっちを撮りたい、としているうちに、撮り損ねていて・・・


あれ? そう言えば、ショウジョウバカマ撮ってないなぁ・・・なんて思って
数日後に「どのあたりに咲いていたっけ?」と友達に尋ねてみたら、
「もう、枯れているよ?」と言う返事を受けてショックだったのでした( ̄△ ̄;)ゞ

















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 【ショウジョウバカマ】猩々袴
  日本全土に分布が確認されているユリ科の多年草。
  低山地の湿った場所を好む。
  花の色には紅色から淡紅色、淡紫色まで個体差がある。
  葉は光沢がありヘラ状で重なり袴になり、
  地面でロゼット上に広がり、常緑。
  
  名前の由来はその花の色から。
  鮮やかな紅色を妖怪の猩々(オラウータンとも)に例えたとされる。
  また、能の演目の一つに「猩々」と言うものがあり、
  全身を赤く染めた役者が舞うのだが、
  花を赤い髪、葉を幾重に重なる袴に見立て
  ショウジョウバカマと呼ばれると言う。

  ユリ科
  学名:Heloniopsis orientalis
  花期:春



【ショウジョウバカマ】_a0059328_2256521.jpg

















ってことで、
今年は随分前から、まだ咲かぬか、と固体を確認していたので、
しっかりと花を撮影する事が出来たのです(*´▽`*)

猩々は真っ赤な酒好きのサルという伝説上の生き物で
モデルはオラウータンじゃないか? と言われているそうです。
イロイロな昆虫などでも真っ赤な種に
ショウジョウと名前を付ける事が知られていますね。

そのため、赤色の花を猩々に見立てたと思われていますが、
どうにも、色の変化が激しいこの花。
しかも、真っ赤な花なら他にもありそうですよね。
私個人としては、このショウジョウバカマの花の形状を
能の猩々で被る鬘に見立てたのではないか? と思っています(`・ω・´)
2枚目の写真とか、横を向いているように見えませんか?(≧▽≦)