【ウワミズザクラ】

4月25日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





まだまだ、自然生態園で見ていない植物の花って多いですね。
今回紹介させていただく、このウワミズザクラも、
去年花が咲いているのを見逃した植物の一つでもあります。

なので、今年は蕾の頃からチェックしていたのです。
















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 【ウワミズザクラ】上溝桜
  日本全土に生息が確認されているバラ科の落葉高木。
  日当たりの良く、水分保有の高い低山地を好む。
  春の頃にまず葉を広げ、その後に小さな白い花を総状に咲かせる。
  夏の頃になると、赤から黒の実を付け、調理した後に食用になる。

  似た種にイヌザクラと呼ばれる種があるが、
  イヌザクラは本種に比べ花が少なく、
  花の下の茎に葉が見られないところで見分けることが出来る。

  名前の由来には諸説があり良くわかっていない。
  一般的には、その昔に亀甲占いに利用されたとされ、
  そのとき、木材の上部に溝を掘った事により、上溝桜が転じ
  ウワミズザクラと呼ばれるようになったと言う説がある。
  また、横向きの皮目が多く、老齢になると、
  幹の表面に多くの溝が確認できる事から
  表面に溝が出来る桜で上溝桜と呼ばれたと言う説がある。

  バラ科
  学名:Prunus grayana
  別名:金剛桜(こんごうざくら)、波波迦(ははか・古名)
  花期:春



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名前の由来には諸説有りますが、
亀甲占いの材料に使われていた説が一般的に言われています。
でも、ちょっと強引な感じがしないでもないですよね?( ̄△ ̄;)ゞ


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私の知り合いのご年配の方は、
非常に木が硬い為、金剛桜と呼んでいたそうです。
ノコで大きな木を切ろうとすると、硬い為、
表面の方に溝を入れるだけで一苦労・・・

・・・で、上溝桜・・・なんて方が説得力ありませんか?



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ちなみに、始めにも述べたとおり、
私は昨年、このウワミズザクラの花を見逃していたのです。
こんなにキレイなのに、全く気づかなかったのです。

自然生態園で見られるウワミズザクラって結構大きくなっているのが多いんですよね。
で、花は新しい枝の先につける為、基本的に木の上の方に付けちゃいます。
結構頻繁にウワミズザクラの下を通りかかっていたのですが、
頭の上のキレイな花に気づかなかったのです・・・

















これがホントの上見ず桜

















・・
・・・(゜∇゜)
















お後がよろしいようで・・・・チャンチャン