【ゲンゲ】

4月26日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



前回紹介した、シロツメグサの別名はハナゲンゲ

では、今日は花では無いゲンゲの紹介です(゜∇゜)!?
















と言うのはウソで、ゲンゲの紹介です(*´▽`*)
















【ゲンゲ】_a0059328_21161874.jpg



 【ゲンゲ】紫雲英
  日本全土に分布が確認されている中国原産、マメ科の越年草。
  やや日当たりの比較的良い周りに背の高い草の少ない草地などを好む。
  春の頃に淡い紫色の花を一列に輪生して咲かせる。  

  マメ科の植物には空中窒素の固定能力を持つ。
  これは根に根粒細菌を強制させているためで、
  また大豆などにも言えるようにタンパク質も豊富であり、
  こういった特性からその昔は緑肥として利用されていた。
  田んぼなどにゲンゲが一面に咲き誇るのは、
  そう言った利用目的で秋の頃に種を撒いていた為であり、
  近年そう言った田んぼが少なくなったのはゲンゲに変わる化学肥料が
  より多く利用されるようになってきたためと言われる。

  名前の由来は諸説があるのだが、
  一般的に言われているのは花の形状から。
  花が連なって咲く姿から蓮を想像するため、
  "蓮華"と呼ばれるようになったといわれる説がある。
  また、漢名としてある翹揺を音読みでゲンゲと読んだという説も残る。
  漢字では紫雲英と書くが、ゲンゲ畑の姿を紫色の雲に見立てて
  "紫の雲の花(英)"と言う漢字が当てられている。

  マメ科
  学名:Astragalus sinicus
  別名:蓮華草(れんげそう)
  花期:春  



【ゲンゲ】_a0059328_21281635.jpg

















標準和名では一般的にゲンゲと呼ばれています(`・ω・´)
これは漢名である"翹揺"の音読みからだと言われますが、
別名の蓮華草とも音が似ていますね。

どちらが先に言われ始めたことか解かりませんが、
翹揺 → (音読みで)ゲンゲ → (訛って)レンゲ → レンゲソウと変化したと
そう考えた方が自然に感じますね。

【ゲンゲ】_a0059328_21345437.jpg


ゲンゲは花が一列に輪生するわけですが、
シロツメグサはそれが何重にも花が咲いていきます。
花の形も同じマメ科なので、良く似ています。

なるほど、シロツメグサの別名がハナゲンゲと言うのも良く解かりますね(*´▽`*)