【ニホンカナヘビ】

4月29日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





この自然生態園へ行こうのブログでも何度か取り上げた事のあるカナヘビさん。
いつもは逃げていく彼らを追っかけるようにして撮影させていただいているんですが、

今回はなんとも・・・目があっちゃったんです( ̄△ ̄;)ゞ

















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 【ニホンカナヘビ】日本蛇舅母、日本金蛇、日本愛蛇
  日本全土で生息が確認されているカナヘビ科のトカゲの仲間。
  日本固有種である。  
  全体的に褐色であり、目から伸びる白色と褐色スジがある。
  食性はコオロギなどの昆虫である。
  春から夏にかけて繁殖期を向かえ、
  ♂は♀の首に噛み付き、抑えた状態で交尾する。

  ストレスを与えると尻尾を自切し、尻尾はしばらくの間その場で動き回る。
  天敵がそれに気を取られている隙に逃げる為で、
  切れた尻尾はしばらくすると再生する。

  日本で良く見られるトカゲの仲間としてニホントカゲがあるが、
  本種はニホントカゲに比べ、
  ツヤの無い体、長い尻尾、大きな目、大きな耳が特徴である。

  名前の由来には諸説があり、
  目が大きく"可愛い蛇"からカナヘビと呼ばれた説や
  "金色(銅色)をした蛇"からカナヘビと呼ばれた説もある。
  また、漢字で蛇舅母と書くことがあるが、
  蛇の舅(姑)の母と書き、蛇の似て居て非なる遠い親戚と言う意味を持つ。
  標準和名では頭に"ニホン"をつけるが、
  通常、略され"カナヘビ"で呼ばれる事が多い。

  カナヘビ科
  学名:Takydromus tachydromoides
  活期:春~秋



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しばらく、じぃ~っとこちらを見ていたのですが、
すぐにあきらめてどっかいっちゃいました( ̄△ ̄;)ゞ

蛇に睨まれたカエルって訳では無いんですが、
あの目、愛らしいと言われながらも、ちょっと動けなかったです。

さて、実はこの写真、
以前の自然生態園へ行こうのブログの5月のTOPを飾っていたりもしました♪
物凄い存在感がありましたから、
5月の頃に当ブログを見ていただいた方はピーンと来ましたよね(ФωФ)

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さて、自然生態園をもう少し歩いてると、ちょっとばっかり奇怪な光景に出会いました。

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カナヘビが絡まるように転がり、私が近づいても逃げようとしないのです。
最初、この光景を見て、「おっ!! これはコンバットかっ!?」と思ったのですが・・・

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コンバットって言うのは、ヘビ類のオスが繁殖期に行う行為で、
正式にはコンバットダンスと言います。
互いに絡み合うようにもつれ、噛み付き合う光景を言います。
オオトカゲなどでも行なわれる話を聞いた事があったのですが、
随分と様子が違います。

全く動こうとしませんし、カナヘビでのコンバットは聞いた事がなかったのです。
そこで、絡み合うカナヘビを後で調べたところ・・・

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これが、カナヘビの交尾であることが解かったのです(;゜△゜)

なるほど、
確かにカナヘビの繁殖期は春です。

オスはメスの腹部に噛み付き、暴れないように、逃げないように動きを封じて、
交尾をこの体制で行なうというのです・・・

これは凄まじい光景に出会ってしまったのですが、
全く動かないカナヘビを見て、
交尾中に天敵に見つかったら一巻の終わりだなぁ・・・なんて思ったりも( ̄△ ̄;)ゞ
by mikenekohanten | 2007-04-29 22:15 | 昆虫・生き物他