【クチナシグサ】

5月8日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





自然生態園を歩いていると足元に少し見慣れぬ花を発見。
葉っぱ、花、凄く特徴的な形状をしているので、
カメラで撮影して後から辞書で調べてみる事に(`・ω・´)

ペラペラと辞書をめくって、
それがクチナシグサだと解かって「あっ」と気づいたのです。
















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 【クチナシグサ】梔子草
  本州から九州にまで分布が確認されているゴマノハグサ科の越年草。
  低山地の乾いた土地を好む。
  半寄生植物としてしられており、イネ科に寄生し自身でも光合成を行なう。
  茎は地際で分岐し、地面を這うように伸び、下部で白い毛をつける。
  葉は細く広針形になる。
  花は初夏の頃に葉腋につける。

  名前の由来はガクの形から。
  花のガクの形状が、クチナシの実に似ていることから
  クチナシに似た草という意味でクチナシグサと呼ばれる。

  ゴマノハグサ科
  学名:Monochasma sheareri
  別名:篝火草(カガリビソウ)
  花期:夏



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花だけ見ると、確かにゴマノハグサ科。

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でも、その特徴的なゴマノハグサの花の形を隠してしまうほどの萼・・・
確かに、このぷっくりとした萼も特徴ですよね。
クチナシの実に見えるとするわけもわかります(`・ω・´)

この花を見たときに何だか感じた違和感。
そして名前に「クチナシ」と付いていて初めて、
「あっ、クチナシに似てる」と気づいたのです(≧▽≦)





しかし、半寄生植物というのも珍しいですね(`・ω・´)
確かにこの細い葉で地面を匍匐するように広がるとなると、
上手く光合成できるのか? と思ってしまいます。

光合成をする力を持っているということは、元々は寄生ではなかったのでしょうが、
進化の過程で「背の高くなる植物のライバルには勝てない」と判断して
寄生することを覚えたのでしょうか・・・

中々不思議ですね(≧▽≦)