【オオミズアオ】

5月12日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



以前、オナガミズアオを見つけて凄く興奮した事があります。
稀に街中でも見られるそうですが、凄く羽根の美しい、神秘的な蛾の仲間。

実は当初オオミズアオと同定していたのですが、
偶然通りかかったタヌキヤママユさんからオナガミズアオだと教えていただいた子です。
正直、成虫の見分け、あまりつきません・・・
幼虫の頃の食性が若干違うという特徴はありますが、
それも、見た目には解からないですよね・・・

「翌年も見たいな」なんて思っていたのですが、
なんと、オオミズアオに出会う事が出来たのですっ!!!

タヌキヤママユさんから教えていただいた同定点を元に、
オオミズアオとオナガミズアオの違いを見比べてみてください(`・ω・´)

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【オナガミズアオ】(訂正)
















【オオミズアオ】_a0059328_20531438.jpg



 
 【オオミズアオ】大水青
  大型で色鮮やかな羽根のヤママユガの仲間。
  成虫は羽を広げると10cmほどの大きさになる。
  成虫の羽には丸い紋が見られる。
  これは眼状紋と呼ばれ、敵を威嚇するための紋様である。
  成虫は梅雨の時期と夏の2回発生し、サナギで冬を越す。
  幼虫の時はバラ科やブナ科の樹木の葉を食す。

  オスとメスの違いとして触角があり、
  オスの触角は幅広く櫛状になっているため
  見分けるのは容易である。
  (写真はオス)

  似た種にオナガミズアオと言う種があり、見分けるのは困難。
  情報提供者:タヌキヤママユさん
   ①触角がオオは茶色、オナガは黄緑色である。
   ②後翅の眼状紋がオオよりオナガのほうが外側に向かい、大きい。
   ③オオよりオナガのほうが翅が全体的に鋭角的である。
   ④横筋がオオだと波状、オナガは直線。など。

  名前の由来はその透き通った大きな水色の羽から。
  大きな水色の羽根を持つ事から、オオミズアオと呼ばれる。

  ヤママユガ科・ヤママユガ亜科
  学名:Actias artemis aliena
  別名:アルテミス(月の女神)
  活期:春、夏



【オオミズアオ】_a0059328_20562686.jpg

















触覚は茶色に近い?
後羽根の眼状紋は見えません。
羽根は全体的に鋭角な感じがしますが、
横筋は間違いなく波状になっていますね(`・ω・´)

さて、皆さんは見分けがつきましたかにゃ(ФωФ)
by mikenekohanten | 2007-05-12 20:11 | 昆虫・生き物他