【コアオハナムグリ】

6月18日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





・・・ってことで!

先日は昆虫を観察しやすいクリの木があるという事を記事にしたので、
今回は、そのクリの木で観察できた昆虫の紹介です(≧▽≦)

ちなみに、前回の記事はこちらね♪

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【クリ】
















【コアオハナムグリ】_a0059328_4481431.jpg



【コアオハナムグリ】小青花潜
 日本全土に分布が確認されているコガネムシ科の仲間。
 平野部から低山地の草地や林を好む。
 体長は1.5cm程度にまでなる。
 やや光沢のある緑色の背に白い斑点が目立つ。
 また、体がやや毛深い。

 成虫の食性は花粉。
 成虫で土の中で越冬する。
 幼虫は朽木の中などを好み、腐食した樹木などを食する。

 コアオハナムグリの仲間には似た種が多い。
 オキナワコアオハナムグリは
 一般的にひっくり返すと腹部が赤い光沢であるのに対し、
 本種はひっくり返すと腹部が黒色の光沢である場合が多い点で識別できる。
 ハナムグリは背面にある白い紋様のうち、中央部の紋様が欠けるのに対し、
 本種は背面の中央部に白い紋様の確認が出来る点で識別できる。
 アオハナムグリは本種より大型になり、やや細身で毛が少なく、
 本種はアオハナムグリより小型で、毛が多い点で識別できる。

 名前の由来は、その行動から。
 花粉を好み、花に潜り込んで花粉を食している姿から、ハナムグリと言われ、
 本種はその仲間のうち、青み(緑)が強くやや小型であるため
 コアオハナムグリと呼ばれる。

 コガネムシ科
 学名:Oxycetonia jucunda
 活期夏~秋



【コアオハナムグリ】_a0059328_5233941.jpg

















花潜り・・・

樹液を舐めるというのはき居たことありますが、蜜も食べているのかな?
でも、"花粉を食べる"っていうのが面白いですね♪

ムクゲなどの大型の花にもぐりこんでいる姿を見ると、
名前の由来に納得してしまいます(≧▽≦)

一生懸命花粉を食べていて、こちらには気づきもしない感じで・・・





個人的には、クリの木の花でよく見る気がしますが、
クリの木は恐らく潜りやすい形状をしているからなのでしょうね♪
by mikenekohanten | 2007-06-18 04:45 | 昆虫・生き物他