【ウバタマコメツキ】

6月18日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





・・・ってことで!

先日は昆虫を観察しやすいクリの木があるという事を記事にしたので、
今回は、そのクリの木で観察できた昆虫の紹介です(≧▽≦)

ちなみに、前回の記事はこちらね♪

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【クリ】
















えっ?
どっかで見た記事?

前回の記事の使いまわしデスヽ(*゜▽゜)ノ

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【コアオハナムグリ】




・・・ってことで、ウバタマコメツキの紹介です(≧▽≦)
















【ウバタマコメツキ】_a0059328_21442495.jpg



【ウバタマコメツキ】姥玉米搗
 日本全土に分布が確認されている大型のコメツキムシ。
 松などが生える管理された雑木林を好む。
 成虫は3cm程度にまで成長し、コメツキムシの仲間では大型になる。
 卵は朽ちた松などに産み落とされ、
 幼虫は朽木の中の他の昆虫の幼虫を食する。
 秋の頃に成虫と成り、そのまま冬を越して翌年に姿を表す。
 また、幼虫から成虫になるまでに数年かかると言われる。

 似た種にフタモンウバタマコメツキや
 オオフタモンウバタマコメツキなどがあるが、
 本種には明確な紋様が見られない点で識別する事が出来る。

 名前の由来は、その行動から。
 この虫の仲間を指で摘むと頭部をパチンと振るのだが、
 その姿を米を搗いている人が首を振る姿に見立て、コメツキムシとされ
 本種はその仲間のうち、老婆のように皺があるように見える
 ウバタマムシによく似た色合をするため、ウバタマコメツキと呼ばれる。

 コメツキムシ科
 学名:Paracalais berus
 活期:夏



【ウバタマコメツキ】_a0059328_22172920.jpg

















以前、サビキコリという昆虫を紹介しましたが、そのサビキコリの仲間です♪

 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【サビキコリ】

名前の由来はウバタマムシに色合が似ているから・・・らしいですが、
このウバタマムシの名前の由来は老婆の皺に見えるから・・・だそうで、
あまりパッとしない由来ですよね( ̄△ ̄;)ゞ






そんなウバタマコメツキですが、どうしても解からないことがあります。
実はウバタマコメツキの成虫の食性がハッキリしないのです。

イロイロな図鑑で調べたところ、
幼虫の食性は肉食で他の昆虫の幼虫を捕食する事が解かっているのに、
成虫の食性が良く解かりません・・・

今回発見したのは、他の昆虫が沢山集まるクリの花の上・・・
果たして、クリの花の蜜を吸っているのか、花粉を食べているのか、
それとも、集まってきた昆虫を狙っているのか・・・
by mikenekohanten | 2007-06-18 21:32 | 昆虫・生き物他