【ユウスゲ】

7月7日 くもり


にゃんぱち はゆです♪



まんのう公園は特別な場合を除いて、夕方5時(夏の頃は夕方6時)に閉園します。
また、自然生態園においては、まんのう公園が夜間開園中であっても、
夕方5時(夏の頃は夕方6時)に閉園します。

この"閉園時間"と言う区切りの為に、一般のお客様が出会いにくい植物があります。
それが今回紹介するユウスゲと呼ばれる植物です。

















【ユウスゲ】_a0059328_639499.jpg



 【ユウスゲ】夕菅
  本州から九州の草原などで自生している多年草。
  比較的日当たりの良い場所を好む傾向にある。
  夕方、日が暮れ始める頃にツボミが開き始め、
  朝までには、しぼんでしまうのが特徴である。

  似た種にニッコウキスゲやエゾキスゲなどがあるが、
  ニッコウキスゲは日中に花を咲かせ、
  エゾキスゲは夕方花を咲かせ、翌日の夕方まで花を見る事ができ、
  花の咲かせ方から種別を識別できる。

  名前の由来は
  葉の形がスゲの葉に似ていて、花が夕方ごろに開き始めるため、
  夕方に咲く菅と言う意味でユウスゲと呼ばれる。
  注)ユウスゲはユリ科

  ユリ科
  学名:Hemerocallis thunbergii
  別名:黄菅(キスゲ)
  花期:夏



【ユウスゲ】_a0059328_641833.jpg

















自然生態園では、凡そ閉園から1時間前ぐらいに咲き始めます。
4時過ぎから5時ごろでしょうか。
自然生態園には外灯が無いため、真っ暗になりやすく、閉園1時間前。
その時間にもなれば多くのお客様は戻ってきてしまっているんですね。
その為、このユウスゲに気づかれるお客様が非常に少なかったりします。

名前の由来は葉がスゲに似ているのにも関わらず、
夜になると立派なユリ科の花を咲かせると言う所から。
昼間、近くを歩いても、
スゲの草と勘違いして花に気づかないかもしれません・・・( ̄△ ̄;)ゞ

7月始めにはキレイに開花を始めますので、
自然生態園にお越しの際には是非観察して欲しいお花でもあります(≧▽≦)