【オカトラノオ】

6月18日 くもり


にゃんぱち はゆです♪



花穂の形状を虎の尻尾に見立てて、トラノオと呼ぶ植物があります♪
自然生態園でもオカトラノオヌマトラノオと2種を観察する事が出来るのですが、
今回は、オカトラノオの紹介です(*´▽`*)
















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【オカトラノオ】丘虎乃尾
 日本全国に分布が確認されているサクラソウ科の多年草。
 日当たりの良い草地を好む。
 夏には白い花を穂状に咲かせ、秋には綺麗な紅葉を見せる。

 似た種にヌマトラノオ、ノジトラノオと言うものがあるが、
 ヌマトラノオは湿地を好み、葉が細く、花穂は直立するのに対し、
 本種は草地を好み、葉は幅広く、花穂は垂れる点で識別できる。
 ノジトラノオは茎や葉の裏が毛深く毛がやや褐色付き葉が細いのに対し、
 本種は茎に白色の毛を疎らに付け、葉は太い点で識別できる。
 
 名前の由来はその花の形状から。
 穂の形に付ける花をトラの尻尾に見立ててトラノオと呼ばれ、
 仲間に湿地帯に咲く種があるため、区別するために
 乾燥地に咲くこの種をオカトラノオと呼ぶようになった。

 サクラソウ科
 学名:Lysimachia clethroides
 花期:夏



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花は根元から咲いて行き、徐々に花を咲かせます♪
そして満開になると凄く綺麗なんですよね(*´▽`*)

山野でこのような花を沢山の花をつけていると良く目に付きますね。
優雅な印象を与えてくれます(*´▽`*)

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(これは去年の写真)

一般的に日当たりの良い草地に生えると言われますが、
自然生態園ではやや藪かかったところに多く見られます。
やはり、日当たりが良すぎる場所では他の外来種の方が勢力が強く、
それを避けるため、やや藪の方に追いやられるようですね(`・ω・´)
また、少々の日陰には強いようですし、
完全な乾燥地よりはやや湿り気の高い場所の方が花を沢山付ける傾向にあり、
そう言った面から住み分けを行なっているようですね。