【キイトトンボ】

7月25日 はれ


にゃんぱち はゆです♪





自然生態園では随分と早い時期から見られるキイトトンボ
梅雨が終わった頃ぐらいからチラチラと飛び始めるのですが、
それが夏の半ばになると、
ペアでタンデムを組んで飛んでいる姿を目にするようになります♪

















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【キイトトンボ】黄糸蜻蛉
 本州から九州にまで分布が確認されているイトトンボの仲間。
 植物が生い茂った湿地を好む。
 その昔は水田昆虫とされていたが、農薬や環境の変化から
 ヨシやガマが生え、植物も生い茂った休耕田などに多く見られる。
 幼虫はヨシやガマを用いて羽化する。

 ♂は腹部から尻尾にかけて黄色で尻尾の先に黒い紋がある。
 ♀は腹部から尻尾にかけて薄黄色か、緑色を帯びている点で識別できる。

 名前の由来は、その形状から。
 飛ぶ棒が訛ってトンボといわれるようになった説があり、
 本種はその仲間でも黄色をし通常のトンボよりも細い為、
 糸に例えてキイトトンボと呼ぶ。

 イトトンボ科
 学名:Ceriagrion melanurum
 別名:蚊トンボ
 活期:春~秋



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胴体は他のイトトンボに比べて太く、羽根が短い印象を受けます。
最初は「人馴れしているのか近寄っても逃げないなぁ」と漠然と思っていたのですが、
どうにも飛ぶのが下手で、余程危険を感じない限り逃げないと言う気もします(`・ω・´)

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まぁ、同定に困らない子ですね(*´▽`*)
by mikenekohanten | 2007-07-25 23:23 | 昆虫・生き物他