【ヒグラシ】

8月12日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



晴れた夏の毎日が続き、少しは雨の日が欲しいと思うこの頃。
自然生態園を歩いていると、聞きなれた鳴き声とは別に
消えていくような鳴き声を耳にしました。

その鳴き声はヒグラシです。
















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【ヒグラシ】日暮・蜩
 日本全土に生息が確認されているセミ科の仲間。
 山地の雑木林を好むが、平野部でも見られる。
 体調は5cm程度までになる。
 成虫の羽根は透明で、身体は茶褐色になり、
 背面には緑と黒の紋が見られる。
 オスの腹部は袋状をし、メスの産卵管はあまり長くない。
 鳴き声はカナカナと聞こえる。

 名前の由来はその生態から。
 明るさに非常に敏感で、早朝や夕暮れなど、日の光が薄い頃に無く他、
 日中でも空が曇ると鳴きはじめる。

 セミ科
 学名:Tannna japonesis
 別名:カナカナ
 活期:夏



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ヒグラシは俳句などで秋の季語として使われるため、
私個人も晩夏のイメージが強かったのですが、
発生は6月ごろから始まり、随分早い時期から鳴いているのだとか。
なるほど、その頃はまだ五月蝿いタイプのセミが多く鳴いているため、
ヒグラシの鳴き声は掻き消されるわけですね(`・ω・´)

本当に哀愁を感じる鳴き方で
晩夏が似合う昆虫(というより、晩夏をイメージさせる昆虫)ですね(*´▽`*)
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別名にあるカナカナはその鳴き声から来ていると言われますが、
実は私はヒグラシの鳴き声がカナカナに聞こえません・・・。
ジィキキキキキキ」と聞こえるんです( ̄△ ̄;)ゞ
もっと正確に言うと、「キ」は「ケ」と「キ」の半音のような・・・

なので、この子の別名のカナカナと言う名前がどうしても納得いかないのですが、
ある日、山が凄く静かなとき、遠くから聞こえてきたヒグラシの鳴き声が
カナカナカナカナ」と聞こえた事がありました・・・。

何故そう聞こえたのか解かりません・・・( ̄△ ̄;)ゞ
妙に不思議な感覚だったのを覚えています・・・。
by mikenekohanten | 2007-08-12 23:56 | 昆虫・生き物他