【ミゾソバ】

9月13日 はれ


にゃんぱち はゆです♪



前回、アキノウナギツカミを紹介しました。
 →自然生態園へ行こう の ブログ : 【アキノウナギツカミ】

このアキノウナギツカミに非常に似た花を付ける植物が
今回紹介します、ミゾソバだったりします♪
(と言っても、湿地に見られるタデ科は非常に似た種が多いんですけどね( ̄△ ̄;)ゞ)
















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【ミゾソバ】溝蕎麦
 日本全土に分布が確認されているタデ科の一年草。
 やや栄養価が高く、薄暗い湿地を好み、群生する。
 葉は幅広で特徴的なクビレを持ち、黒い紋が左右に見られる事がある。
 茎は疎らに枝分かれし、毛が見られる。
 花は薄紅色をし、枝先に小さな花を10個ほど密生して付ける。

 タデ科には似た種が多く、
 ママコノシリヌグイ、ヤノネグサ、アキノウナギツカミ、
 オオミゾソバ、ヤマミゾソバ、ナガバノウナギツカミなどがあるが、
 本種は葉が丸みを帯び先が止まり、葉柄の付け根で耳状に突起が見られ、
 その耳状の突起は小さく、クビレが見られ、葉柄に翼は無い。
 
 名前の由来はその特徴から。
 ソバと同じ科目であるタデ科にあり、ソバに似た花や葉の付け方をし、
 湿地を好み、溝などに群生することから"溝の蕎麦"からミゾソバと呼ばれる。

 タデ科
 学名:Polygonum thunbergii
 別名:牛額(うしびたい)
 花期:秋



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別名ウシビタイ(牛額)ウシノヒタイ(牛の額)と言うそう。
はゆさんは名前を覚えるとき、その植物の特徴から名前を覚えてしまうため、
ミゾソバを見たとき、先にウシビタイの名前がでちゃったり。

その別名の由来がこの葉っぱ。
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柔らかく太い丸みを帯び、クビレがあり牛の耳のように伸びる。
3枚目の写真を180度くるりと回転すると、牛の顔を正面から見たような形に。
お友達の中には「ちょっと見えない」や
クリオネに見える」と言う人も居るのだけど、
私はこの名前で覚えてしまってか、
牛の顔を正面から見たようにしか見えません( ̄△ ̄;)ゞ

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花の色は概ね薄紅色。
中には白色の固体もあるそうだけど・・・。

こうやって花だけ見ていると、アキノウナギツカミ
全然見分けが付きませんね( ̄△ ̄;)ゞ

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そして、湿地一杯に広がります♪
溝に広がる蕎麦の花でミゾソバというのも解かりますね。
自然生態園では数箇所、ミゾソバの群生地が確認できますが、
一番のお勧めは東の谷の奥・・・

一面に群生し、近寄ると、小さな花が点々と・・・(*´▽`*)





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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です