【選択的草刈】
9月6日 晴れ 時々 雨
にゃんぱちはゆです♪
9月6日、良く晴れたこの日、
自然生態園で園内の草刈作業が行われましたヽ(≧▽≦)ノ
ここでは「選択的草刈が行われます。
「はて?選択的草刈って何?」って思われた方のために説明を。
普通の草刈の場合、
草地に草が生えた「雑草を草を刈る事」が目的ですよね?
つまり、極端な話、雑草を刈ることが出来るなら、丸坊主にしちゃっても良い。
草刈機でぶぃ~~~~~んってな感じで刈り飛ばしちゃえばokな訳です。
しかし、自然生態園のこの場所では、
希少種及び在来種の内、繁殖能力の低い固体を守ると言う場所。
そういったものの総称を仮に「保全種」とし、
保全種を保護する事を目的としています。
・・・では、実際にどうするのか?
まず、植生をチェックして保全種と駆除種を簡単に識別します。
この草地では駆除種として次の種類があげられます。
・セイタカアワダチソウ(外来種)
→ 根っこから引き抜きます。
・メリケンカルカヤ(外来種)
→ 根っこにカマか剪定バサミを根際の土中に差し込んで根っこを切ります。
・タカサゴユリ(外来種)
→ 根っこから引き抜きます。
・ヒメムカシヨモギ(外来種)
→ 根っこから引き抜きます。
・ススキ(繁茂種)
→ カマで刈ります。
・・・といった感じで狙った獲物のみを刈り取って行きます。
2枚目の写真では青いワイヤーが地面に埋まっているのが見えますか?
あのワイヤーのある場所には保全種が。
それは「芽生え」だったり、「固体」だったりするのですが、
保全種を守りながら、駆除種を刈るのが本当に大変なんです。
例えば、駆除するセイタカアワダチソウの葉と
保全するノコンギクの葉は慣れるまで見間違いそうになります・・・(・ω・;)ヾ
選択的な草刈を行うわけですから、
普通に草刈をする事と比べたら非常に効率が悪いです。
一日掛かりで、これだけ・・・。
やっぱり、この効率の悪さを見ると、
「そんなまどろっこしい作業はやってられない」なんて人もいます。
でも、最初にも少し書きましたが、
飽く迄、「草を刈る事」が目的ではなく、「保全種を守る(増やす)事」が目的ですから。
また、「昔の里山はそんな風にしなくてもちゃんと種は残っていた」
なんて事を言う人もいます。
もちろん、そうかもしれませんが、
ここで行っている「選択的草刈」は
保全種を効率よく守る(増やす)事に適していたりします。
このバランスが非常に難しかったりもするのですが・・・
次回は、この作業中に見られた子たちをのんびり紹介していきましょうか♪
そうそう・・・
8月~9月の記事を見ていて気づいた人いますでしょうか?
実はすべて携帯電話のカメラでした。
と言うのも、Nikonのデジカメが故障していたのです。
修理にだしてようやく返ってきたので
今回の記事からNikonのカメラで撮影出来ているのですが・・・
修理代がたかいんじゃぁ――― (ノ ゜△゜)ノ ==== ┻━━┻
にゃんぱちはゆです♪
9月6日、良く晴れたこの日、
自然生態園で園内の草刈作業が行われましたヽ(≧▽≦)ノ
ここでは「選択的草刈が行われます。
「はて?選択的草刈って何?」って思われた方のために説明を。
普通の草刈の場合、
草地に草が生えた「雑草を草を刈る事」が目的ですよね?
つまり、極端な話、雑草を刈ることが出来るなら、丸坊主にしちゃっても良い。
草刈機でぶぃ~~~~~んってな感じで刈り飛ばしちゃえばokな訳です。
しかし、自然生態園のこの場所では、
希少種及び在来種の内、繁殖能力の低い固体を守ると言う場所。
そういったものの総称を仮に「保全種」とし、
保全種を保護する事を目的としています。
・・・では、実際にどうするのか?
まず、植生をチェックして保全種と駆除種を簡単に識別します。
この草地では駆除種として次の種類があげられます。
・セイタカアワダチソウ(外来種)
→ 根っこから引き抜きます。
・メリケンカルカヤ(外来種)
→ 根っこにカマか剪定バサミを根際の土中に差し込んで根っこを切ります。
・タカサゴユリ(外来種)
→ 根っこから引き抜きます。
・ヒメムカシヨモギ(外来種)
→ 根っこから引き抜きます。
・ススキ(繁茂種)
→ カマで刈ります。
・・・といった感じで狙った獲物のみを刈り取って行きます。
2枚目の写真では青いワイヤーが地面に埋まっているのが見えますか?
あのワイヤーのある場所には保全種が。
それは「芽生え」だったり、「固体」だったりするのですが、
保全種を守りながら、駆除種を刈るのが本当に大変なんです。
例えば、駆除するセイタカアワダチソウの葉と
保全するノコンギクの葉は慣れるまで見間違いそうになります・・・(・ω・;)ヾ
選択的な草刈を行うわけですから、
普通に草刈をする事と比べたら非常に効率が悪いです。
一日掛かりで、これだけ・・・。
やっぱり、この効率の悪さを見ると、
「そんなまどろっこしい作業はやってられない」なんて人もいます。
でも、最初にも少し書きましたが、
飽く迄、「草を刈る事」が目的ではなく、「保全種を守る(増やす)事」が目的ですから。
また、「昔の里山はそんな風にしなくてもちゃんと種は残っていた」
なんて事を言う人もいます。
もちろん、そうかもしれませんが、
ここで行っている「選択的草刈」は
保全種を効率よく守る(増やす)事に適していたりします。
このバランスが非常に難しかったりもするのですが・・・
次回は、この作業中に見られた子たちをのんびり紹介していきましょうか♪
そうそう・・・
8月~9月の記事を見ていて気づいた人いますでしょうか?
実はすべて携帯電話のカメラでした。
と言うのも、Nikonのデジカメが故障していたのです。
修理にだしてようやく返ってきたので
今回の記事からNikonのカメラで撮影出来ているのですが・・・
修理代がたかいんじゃぁ――― (ノ ゜△゜)ノ ==== ┻━━┻
by mikenekohanten
| 2008-09-06 20:17