【シュレーゲルアオガエル】

9月6日 晴れ 時々 雨


にゃんぱちはゆです。





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って事で、9月6日に出会った子・第2弾!
今回紹介する子は生態園では、もうお馴染み
シュレーゲルアオガエルさん(*´ω`*)





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【シュレーゲルアオガエル】Schlegel's Green Tree Frog
 本州から九州にまで分布が確認されている"アオ"ガエル科のカエル。
 低山地の谷間にある浅い水域がある林を好む。
 日本固有種である。
 腹部は白く、背部は暗色から明色までの緑色の変化が見られる他、
 稀に、背部に黄色い紋が見られる固体もある。
 足のヒレは小さく、指先に吸盤が見られる。
 また、オスは成熟すると首の下が黒くなる。
 食性は肉食であり、自分より小さな昆虫類などを食する。

 春から梅雨に掛けて繁殖期に入り、
 オスは田んぼなどの水辺の畦に浅い穴を掘りその中で鳴いてメスを呼び
 近づいてきたメスを抱接*¹し、近くの水辺で泡状の卵塊を産卵させる。
 夏の頃には近隣の林に戻り、背の低い木の上で生活する。
 また、冬には浅い土の中で冬眠を行なう。

 似た種にはニホンアマガエルやモリアオガエルと呼ばれる種がある。
 ニホンアマガエルは目から鼻の先に掛けて黒い紋があるのに対し、
 本種にはそれが見られないため識別できる。
 例外はあるが、モリアオガエルは一般的に目の色が赤み掛かるのに対し、
 本種は目の色が金色掛かり、識別する事が出来る。
 また、本種はモリアオガエルに比べ水かきの発達が未熟と言われる。
 
 名前の由来はオランダのライデン王立自然史博物館第二代館長であった、
 ヘルマン・シュレーゲル氏の名前より。
 元々、日本固有種であるシュレーゲルアオガエルは
 日本の研究をしていたシーボルトにより"アマガエル"として持ち帰られ、
 その後の研究により「アマガエルの中に別の種が混じっている」事が解り、
 新種の発見として日本動物史の一部を執筆した
 ヘルマン・シュレーゲル氏の名前がつけられた。

 アオガエル科
 学名:Rhacophorus schlegelii
 活期:春~夏



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お昼寝をしていたようで、
近くに寄っても逃げる節を見せませんでした。

とは言うものの、
やはり、「なんやねん」と言った感じでめんどくさそうに影に隠れたりしてましたが・・・

カエルが苦手な方も多いかもしれませんが(私も昔は苦手でしたので)
こうやって見ると中々愛嬌があるものですヽ(≧▽≦)ノ





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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-09-06 08:48