【ネキトンボ】
9月14日 はれ
にゃんぱち はゆです♪
はゆさんがよく行くお池で見つけたのはネキトンボ
決して珍しい子では無いらしいけど、
いくつかの県では県別レッドデータブックに記載されるらしい。
さて、このネキトンボですが、
実は私は3年ほど前からこの池に足を運んでいましたが、
3年前まで、この池にネキトンボは殆どいませんでした。
過去に何度か飛来を確認はしていたのですが、
本当に、たまたま居た・・・と言う感じだったのです・・・
・・・ところが・・・
先日、この池の様子を見に遊びに行って見ると、
あちこちで、このネキトンボが飛来しています・・・。
目識出来るだけでも10匹ほど?
「えっ!? えっ!?」と不安になる私。
ずいぶんと前からそこでは、ショウジョウトンボはたくさん確認していたのですが、
ネキトンボがこんなに飛んでいるのは初めてで・・・
最初はショウジョウトンボかとも思い、
一応、写真に撮影してその場で拡大・・・
明らかにネキトンボ・・・のはずだけど・・・やっぱり不安・・・。
そこで、お友達のしじゅうからさんにメールでお送りして、
このネキトンボの同定をお願いしたら、
おそらくネキトンボで間違いないとのお返事を受けました。
別のブログの情報では分散性の高い個体との記載も。
一箇所に大量に発生するのではなく、
広範囲で少しずつ発生するのだとか。
また、別の図鑑の記載には
一定の箇所にとどまる事を余りせず、
発生したり、消えたり、別の池で見つかったりと転々とするとも有りました。
真意のほどは分かりませんが、
少なくとも この池では3年以上の間を経て、
たくさんの固体が返ってきたということになりますね(`・ω・´)
これも子孫を効率よく残すための知恵なのでしょうね。
これまで私が発生を確認出来なかった理由のひとつかもしれません。
とてつもなく嬉しかったのが、
こうやって番になって、産卵をしていたのを確認できた事。
10匹ほどが飛んでいるのを確認したのだけど、
うち2組のカップルが産卵をしていた・・・。
卵はタヌキモなどに産み付けるらしいけど、
この池にはイヌタヌキモが数多くあります。
数が多くなりすぎるのは、
彼らの生態的に見ても良くないかもしれないのだけど、
こうやって生態の多様性が見られるのは嬉しくなるばかりです(*´ω`*)
(・ω・).oO(しっかし、飛んでいる固体を撮影するのは難しい・・・)
ちなみにネキトンボには似た子がいっぱい居ます。
特に、この池ではショウジョウトンボが数多く居る事から、
今回、ネキトンボが大量に発生しているのを見て、
「ショウジョウトンボとネキトンボの同定点を勘違いしてたかっ!?」と不安になったほど・・・。
改めて、ネキトンボの同定点をここに。
↑ネキトンボ
↑ショウジョウトンボ
さて・・・
見分けられますか? (*´▽`*)
ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
にゃんぱち はゆです♪
はゆさんがよく行くお池で見つけたのはネキトンボ
決して珍しい子では無いらしいけど、
いくつかの県では県別レッドデータブックに記載されるらしい。
さて、このネキトンボですが、
実は私は3年ほど前からこの池に足を運んでいましたが、
3年前まで、この池にネキトンボは殆どいませんでした。
過去に何度か飛来を確認はしていたのですが、
本当に、たまたま居た・・・と言う感じだったのです・・・
・・・ところが・・・
先日、この池の様子を見に遊びに行って見ると、
あちこちで、このネキトンボが飛来しています・・・。
目識出来るだけでも10匹ほど?
「えっ!? えっ!?」と不安になる私。
ずいぶんと前からそこでは、ショウジョウトンボはたくさん確認していたのですが、
ネキトンボがこんなに飛んでいるのは初めてで・・・
最初はショウジョウトンボかとも思い、
一応、写真に撮影してその場で拡大・・・
明らかにネキトンボ・・・のはずだけど・・・やっぱり不安・・・。
そこで、お友達のしじゅうからさんにメールでお送りして、
このネキトンボの同定をお願いしたら、
おそらくネキトンボで間違いないとのお返事を受けました。
【ネキトンボ】根黄蜻蛉
本州から九州にまで分布が確認されているトンボ科の仲間。
平野部や低山地で、周囲に森林のある日当たりの良い池沼などを好む。
アカトンボの仲間の内では、比較的早い時期から成熟し赤くなる固体。
6月から11月上旬まで活動が確認され、活発になるのは秋ごろ。
オスは成熟すると全身が濃い朱色になり、
メスは成熟すると胸部がやや黄色をし、腹部は赤くなる。。
メスはイヌタヌキモなどの沈水性の水生植物が
茂る池などで打水産卵する。
同定点。
本種のオスは成熟すると全身が赤く染まる。
胸部には太い黒条が目立つ。
羽根の付け根に赤色から黄色に色が付き、
羽根の前縁は無職となる。
腹部は筒状をする。
脚部は黒色。
名前の由来は羽根の色から。
羽根の基部のみに赤色~黄色の色が付くことから、
根黄蜻蛉と呼ばれる。
トンボ科
学名:Sympetrum speciosum speciosum
活期:夏~秋
別のブログの情報では分散性の高い個体との記載も。
一箇所に大量に発生するのではなく、
広範囲で少しずつ発生するのだとか。
また、別の図鑑の記載には
一定の箇所にとどまる事を余りせず、
発生したり、消えたり、別の池で見つかったりと転々とするとも有りました。
真意のほどは分かりませんが、
少なくとも この池では3年以上の間を経て、
たくさんの固体が返ってきたということになりますね(`・ω・´)
これも子孫を効率よく残すための知恵なのでしょうね。
これまで私が発生を確認出来なかった理由のひとつかもしれません。
とてつもなく嬉しかったのが、
こうやって番になって、産卵をしていたのを確認できた事。
10匹ほどが飛んでいるのを確認したのだけど、
うち2組のカップルが産卵をしていた・・・。
卵はタヌキモなどに産み付けるらしいけど、
この池にはイヌタヌキモが数多くあります。
数が多くなりすぎるのは、
彼らの生態的に見ても良くないかもしれないのだけど、
こうやって生態の多様性が見られるのは嬉しくなるばかりです(*´ω`*)
(・ω・).oO(しっかし、飛んでいる固体を撮影するのは難しい・・・)
ちなみにネキトンボには似た子がいっぱい居ます。
特に、この池ではショウジョウトンボが数多く居る事から、
今回、ネキトンボが大量に発生しているのを見て、
「ショウジョウトンボとネキトンボの同定点を勘違いしてたかっ!?」と不安になったほど・・・。
改めて、ネキトンボの同定点をここに。
↑ネキトンボ
↑ショウジョウトンボ
ショウジョウトンボ
・胸部、腹部に目だった黒条は無い
・腹部は扁平
・羽根は基部に色づく
オオキトンボ
・胸部、腹部に目だった黒状は無い
・腹部は細く円筒
・羽根は全体的に薄く黄色づく(特に羽根前縁が濃い)
キトンボ
・胸部に目だった黒条は無い
・腹部は細く円筒
・羽根の前縁が黄色く色づく(羽根には不透明部がある)
ネキトンボ
・胸部に黒条が見られる
・腹部は細く円筒
・羽根は基部が色づく
さて・・・
見分けられますか? (*´▽`*)
ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten
| 2008-09-14 00:22