【ニホンマムシ】

H20.10.18 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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この銭紋、ピンと来たら110番。



・・・したら、しじゅうからさんがきます♪





って事で、もうお分かりと思いますが、マムシさんですね♪
この日は凄くお天気がいい日。
人通りの多い山路でしたが、道のど真ん中で日向ぼっこをしていました(・ω・;)ヾ

















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【ニホンマムシ】日本蝮
 日本全土に生息が確認されている毒を持つクサリヘビの仲間。
 低山地などを好むが、稀に平野部の人里などにも現れる。
 背中には円形の紋様がある。
 また、全身が黒い黒化型や全身が赤い赤化型などもある。
 体は一般的な蛇に比べ、太く短い。
 また、頭が緩やかな三角形をしているのも特徴。
 食性はねずみやカエルなど。
 主に夜行性であるが、出産時と冬眠の時期には昼間に見られることもある。

 一般的に毒を持つ蛇の代表であるが、死亡例は少ない。
 毒は決して弱いものでは無いのだが、
 一回噛まれた時に注入される毒の量が少ない事が言われる。

 ヘビには珍しく受胎性であり、腹の中で卵を孵し子供を生み落す。
 俗に「口から赤ん坊を出す」や「腹を裂いて出てくる」と言う迷信があるが、
 実際には排出口があり、そこから産み落とす。

 名前の由来には諸説があるが、有名なものはその古名から。
 ヘビの語源が"食む"や"噛む"と言う意味のある ハミ と呼ばれ、
 更に古い昔はネズミ程度の小さな生き物も虫の仲間と考えられ、
 ヘビなどは長い体をした虫という意味で 長虫 と呼ばれていた。
 その古い言葉が混ざり ハミムシ とされ、転じてマムシと呼ばれるようになった。
 漢字で蝮と書くのは上記にもあるように、長虫の仲間だが、
 寸胴で腹が大きいと言う意味でムシヘンにハラを書き 蝮 と表した。

 クサリヘビ科
 学名:Gloydius blomhoffi
 活期:春~秋



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マムシが何故毒を持っているのか。
一年以上前の記事で、記載した事があります。
 →にゃんぱち 地球生態園 : 【ニホンマムシ】

マムシの被害のケースの内、
「子供を身篭っていたマムシを誤って踏んでしまった」が多いと言われますが、
この点もまた、マムシが毒を持つ説の裏づけになりそうです。

・・・まぁ、ひとつの考え方な訳ですが。

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マムシは基本的に移動速度が遅く、そのため夜行性。
食料は主にカエルやネズミ。
食料となる彼らが多く生息している環境でなければ、
生態系ピラミッドは成立しませんから、
マムシが居る環境は実は生態系の高い環境と言えますね。

















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です
by mikenekohanten | 2008-10-18 21:26 | 昆虫・生き物他